ひいいの麻雀研究  ひいいの麻雀研究

 週刊あらまあー

 あらまあーさんが刊行してる「週刊あらまあー」です。
 全バックナンバーを揃えています。
 週刊あらまあーの著作権、文責はあらまあーさんにあります。あらまあーさんの了解を得て、ここにバックナンバーを掲載しています。
 

    第13号:保存対局譜から試合を再現してみよう(2)

       週刊あらまあー{Weekly Aramaa}     第13(11月第4週)号 

    今回のメインテーマ
        『保存対局譜から試合を再現してみよう(2)』
            (東風荘・J・共通ユーザー編)


    ジャイアンツが強過ぎて日本シリーズはアッという間に終わっちゃったし、

    牌王位戦ではナバ以来の連覇王、バフ王が誕生するし、

    新庄選手はSFジャイアンツからリストラされそうだし、

    秋になったと思ったらすぐもう冬でスゴーク寒くてイヤんなるし、

    松井はメジャーに行っちゃうし、(あーーーあ〜〜)

    ( ̄ε ̄)♪〜(口笛です、ちゅうう、ではありませんw)を吹いても、どこかもの悲
    しい季節だし、

    ハンゲの花札ではどんどん『持ち金』が減ってくし、

    あいちゃんの大会では、雫ちゃんとツノちゃんにボコボコにされて飛ばされるし、
    (向台風さんよ申し訳ないっ! 台風さんにオヤがまわる前に飛んでしまった。くう
    うぅう)

    ウイークリィーあらまあーもどんどんネタがなくなっていくし、

    だるまさんは相変わらずどこのロビにもいるし(爆!)、

    ( ̄(エ) ̄)ゞ クマッタモンデスナー・・・・・・・・

    そんな、うすら寂しい季節のきょうこの頃、

    あなたは、いかにお過ごしですか?
    (って、そんなこと知るかいっ^^;------と答えた人、70点づつ差し上げます)

    懲りもせず、またまた週刊あらまあーがアナタのもとにやって参りました。

    煮るなり焼くなり削除するなり、お好きにしてくださいなー。

    あ〜〜〜〜あ、なんか、空しいのう!

    (*≧m≦*)ププッ・・・(≧∇≦)ノブハハハ!!

    (▼▼メ);ゴラァー、そこのアンチャン、笑いすぎじゃいっ!w


    とまあ、そんなこんなで、今回も、よろしくお頼み申します。
    (そんなこんなってどんなんじゃい、とツッコんだ人、5点だけしか上げませんw)


    |||||||||_・)


    _______________________________

    {目次}

    いつものようにどうということのないあらまあーからのご挨拶


    最新トップ率ランキング・ベスト20

    メインテーマ:保存対局譜から試合を再現してみよう{PART1:ひいいさん編}

    閑話休題・・・無駄話でもしながら、お便り紹介
     

    (新企画)Jゲームプレイヤー・寄稿・・・・・RENさんの章

    あらまあーの瞬間湯沸し記・・・週刊あらまあーでは、いくつか、避けてきたテーマ
    があります。
     

    (新企画)Jゲームプレイヤー・寄稿(PART2)・・・覆面プレイヤーの章

    大会報告・・・牌王位戦決勝の対局がリアル映像で見れるぞー!いなださんに感謝

    メインテーマ:保存対局譜から試合を再現してみよう{PART2:メリッサさん編}

    月間データランキング・スペシャル・・・・9月と10月の上位者の比較

    メインテーマ:保存対局譜から試合を再現してみよう{PART3:バフさん編}

    (新企画)Jゲームプレイヤー・寄稿(PART3)不思議ギャル・キララの天然日記だ
    にょ〜〜


    編集後記・・・・・アイママさんと東風超上級で対戦、やられたーー!
      きしぼんONステージがあったらしい!   


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     おはよう、こんにちわー、こんばんわー。
    すっかり寒くなりましたねー。

    燻(いぶ)るような残暑がいつまでも残っている初秋だと思っていたらアッという間
    に冬の気温になり、これじゃあ風邪もひくわな〜〜。

     さて、西武が弱すぎたのか巨人が強すぎたのか日本選手権はジャイアンツの4連勝
    という形であっけなく終了し、銀座のパレード(11月4日)には40万人の人が集
    まり、G党にとってはこの上なく楽しいシーズンになりました。(≧m≦)ぐふ
    ふぅぅ〜〜

     10月後半から11月にかけては日本シリーズ開幕に時を合わせたかのように各大
    学では学際が始まり、学際クイーンのタレントやグラビアアイドルにとっては稼ぎど
    きの季節となりました。

     あらまあー地元の浅草では、酉の市(とりのいち)が始まりました。今年は1日、
    13日、25日の3回、『三の酉まである年は火事が多い』とは昔から言われている
    ことですが、この不景気な時期、火事はカンベンしてもらいたいですね〜〜。当たっ
    ていないことを祈るばかりです。

     ところで、第九期牌王位戦で、バフさん(buff)が連覇を達成しました。2期連続
    牌王位はあのナバさん以来のことです。バフちゃんと言えば前号でも紹介した通り、
    広島在住の26歳、雀歴は3年くらいだそうですから、今がいちばん麻雀が面白くて
    しょうがない時期ではないでしょうか? ぜひナバさんの記録を破って連覇を続けて
    ほしいものです。

     ネタがないネタがないとボヤいているわりには今回からの新企画や新連載がてんこ
    盛り状態の(爆!)あらまあー13です。衣替えの季節にはちょっと遅いですが、新
    装開店の気持ちでいってみたいと思っています。
     それでは今回もよろしくっすー。


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    {最新トップ率ランキング・ベスト20}
    11月17日早朝現在

    1.たれちゃん 33.63
    2.benz    32.04
    3.としかお  32.02
    4.出目徳  31.91
    5.たいくり  31.90
    6.持杉ドラ夫31.44
    7.LOTO6  31.35
    8.うたた姫  30.71
    9.ひいい   30.53
    10.狂虎  30.18

    11.アサノ  30.08
    12.あらまあー29.76
    13.ThunderV29.69
    14.しゅしゅあ 29.68
    15.naba   29.48
    16.s.yamane29.13
    17.イヴ   29.10
    18.mon444 28.98
    19.じじうさぎ 28.87
    20.飯田橋 28.63

    3回に1回のトップじゃ、率が下がっちゃう-----
    とボヤいていたタレちゃん、堂々の1位オメデトウ!さすがです。

    4位出目徳さんと5位たいくりさんは僅差の争い、0・01差の勝負です。

    率が29.5〜8%あたりをウロウロしている(爆!)あらまあーは12位。

    ThunderVさんの躍進が目立ちます。(13位)

    実力的にはトップクラスとあらまあーが認める若手実戦派ナバさんも15位で29だ
    いキープ。

    新鋭ではS・ヤマネさん(16位)に注目。この人、なかなかしっかりした麻雀を打ち
    ます。
    さらに、じじうさぎさんもランクイン間もない時点でなかなかの高勝率です。

    モンさん(mon444)お見事ですねー、29だいが目前!
    群ちゃんうーさんと共にわがジャイアンツ党の飯田橋のアニキぃ〜〜も(爆!)、し
    ぶとく20位に食らいついています。
     


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    メインテーマ
    『保存対局譜から試合を再現してみよう(2)』
    {Part1:ひいい編}

     今回はあらまあー以外の東風・J共通プレイヤーの対局譜をご紹介します。
     今回ご紹介するのは、ひいいさん、メリッサさん、そして連続牌王位となったバフ
    さん、の3名です。
    なお、各選手の東風荘での使用ネームおよびR(レーティング)数は伏せさせていた
    だき、Jでの使用ネームで(ひいい、メリッサ、バフ、と表記)ご紹介しています。
     トップバッターはひいいさんです。
    ______________________

    一試合目:ひいいさん


    東風戦ランキング(No.401)卓・開始日時2002年3月12日9時50分
     各自持ち点:27000点

    対局者:
    音楽馬鹿、yaru-man、ひいい、風鈴下傘 (以上起家順。各自のR数・省略)
    {以下、音楽馬鹿は「音楽」、yaru-manは「ヤルマン」、風鈴下傘は「風鈴」と表
    記}



    東1局、西家からスタートのひいい氏の配牌が、
      三三八 (1)(3)(3)(6) 1348 西白    (ドラ 
    3)

    という、まあまあの手です。この手が変化して、やがて以下の手牌となり、ここに8
    ピンをツモ、
        三三三四四四(3)(3)(6)(6)(7) 34    {ツモ牌}⇒
    (8)

    6ピン切りで、2・5ソウのテンパイ。モチロンひいいさん即リーチと出ました。
        三三三四四四(3)(3)(6)(7)(8) 34   (ドラ 3)

    この時オヤの音楽の手が、
        四五六七七九九 567 789

    と、メンゼンの役なしテンパイ。北家の風鈴も、
        五五(3)(5)(5)336677東東

    とドラ3ソウをトイツにしてチートイツのヤミテン。
    ひいいさんのリーチの捨て牌に6ピンがあるので、そのスジの3ピン待ち。

    オヤの音楽、次巡に六マンをツモって、そっと四マン打ち。
    ピンフ・イーペイコウ含みの五・八マン待ち。八マンがリーチの現物なので、ヤミテ
    ンのまま構えます。
        五六六七七九九 567 789

    北家の風鈴、ドラドラ・チートイツ3ピンタンキ待ちに、リーチの当たり牌の2ソウ
    をツカみ、3ピン打ち。
    2ソウ・タンキに替えます。
        五五(5)(5) 2 336677 東東

    ところがところが、風鈴、次巡、この手に八マンをツカんでしまいます。
    こうなっては、どうにもしょうがないところ。2ソウを切ればリーチに当たり、八マ
    ンを捨てればオヤのヤミテンに放銃です。
    当然、リーチの現物の八マン打ち。オヤの音楽がロン!

    音楽、オヤのピンフのみ1500プラス・リーチ棒で、2500点の収入。レンチャ
    ンに成功です。

    東1局1本場は四家(スーチャ)リーチで流局。
    その2本場、南家のヤルマンがメンゼン・ツモのみで和了し、一歩抜け出します。
    300−500の2本場で500−700、計1700のアガリですが、リーチ棒4
    本が大きい!
    ヤルマン、5700の収入で、みずからオヤを引き寄せました。

    東2局、南家のひいいさん、こんな配牌から、
         七 (1)(1)(2)(3)(6)(9)(9)668 南西

    四マン、八マン、5ソウ、三マン、九マン、五マンといった有効牌をツモってきて、
    16巡目にテンパイし、リーチ!
         三四五 七八九 (1)(2)(3)(9)(9) 56 (ドラ 四:
    裏ドラ 東)

    このリーチに、流局直前、テンパイしていた北家の音楽が7ソウで放銃!
    ひいいさん3900点のアガリです。


    そして、ひいいさん、オヤになって東3局を迎えます。
    この局が、この試合の勝負の分かれ目となった1局でした。

    さて、ここまでの各自の持ち点ですが、ヤルマン31700、ひいい28400、風
    鈴24000、音楽23900、とヤルマンが一歩リード、ひいいさんは3300差
    の2位に着けています。

      二三五六八 12234 東白白 發
    というオヤの配牌から、ひいいさんの第1打が、發。この局がスタートしました。

    トップ目のヤルマン(北家)も、
      一二四五六七(3)(4) 5679 發

    と、まずまずの配牌です。この手に5ピン、3ソウ、三マンと立て続けに引いてなん
    と3巡目にテンパイ。
      二三四五六七(3)(4)(5)3 567   (ドラ 6)

    とりあえずの3ソウ・タンキ待ち、もちろんヤミテンでかまえます。門前タンヤオ・
    ドラ1ですから、出アガリ2600点の手。そして次巡、ドラの6ソウをツモッって
    きて、7ソウ打ち、
      二三四五六七 (3)(4)(5)35 66
    カン4ソウの待ちに変わります。このままでも5200、五マンか八マンを持ってき
    て二マンと替わると、3・4・5の三色にもなります。

    ところがところが、6巡目、西家の音楽が、
      四五六九九(1)(2)(3)(4)(5)(6)78

    6・9ソウ待ちのピンフ・リーチ。

    この時点でオヤのひいいさんは、
      一二三 五六 122344 白白

    と、イーシャンテン。3ソウ引きならイーペイコウ、白が出れば即ポン・テンという
    態勢です。
    8巡目、七マンを引いたひいい氏、リーチの現物の2ソウを切って、追っかけリーチ

      一二三五六七 123 44 白白
    白と4ソウのシャンポンです。

    南家の風鈴も自風の南をアンコにしてドラ6ソウをトイツにし、イーシャンテン。
      七八(2)(7)(8)(9)2366南南南
    簡単にはオリないぞ、とばかりに必死のネバりを見せます。

    にわかに場は緊迫度を増しましたが、決着はあっけなくつきました。
    ひいい氏追っかけリーチの2巡後の10巡目、ヤルマンが白をツカみ、ツモ切り放銃

    ひいい氏がトップ目からのジカ取り3900プラスリーチ棒で、一気にトップに立ち
    ました。
      一二三五六 122344白白 (表ドラ6:裏ドラ(8))
    和了牌・白、出アガリ(放銃者ヤルマン)

    東3局の完全牌譜を以下に記載します。

    ___________________________

    東3局完全牌譜(表ドラ6:裏ドラ(8))

    (配牌)
    東家・ひいい:二三五六八12234東白白發{オヤ・配牌14枚}
    南家・風鈴:八 (1)(2)(7)(8)(9) 36 南西北發中
    西家・音楽:一五六九九 (1)(2)(4)(5)(6)(6)18
    北家:ヤルマン:一二 四五六七 (3)(4) 5679 發

    {1巡目}ひいい:配牌⇒發 風鈴:四⇒西 音楽:四⇒1 ヤルマン:(5)⇒發
    {2巡目}ひいい:(4)⇒八 風鈴:2⇒北 音楽:西⇒一 ヤルマン:3⇒9
    {3巡目}ひいい:(8)⇒ツモ切り 風鈴:東⇒發 音楽:7⇒西 ヤルマン:三
    ⇒一

    {途中図・3巡目まで}
    ひいい:二三 五六 (4) 12234 東 白白
    風鈴:四八(1)(2)(7)(8)(9)236 東南中
    音楽:四五六九九(1)(2)(4)(5)(6)(6)78
    ヤルマン:二三四五六七(3)(4)(5) 3 567
    (状況概説)
    オヤのひいいさんも白が出れば早そうな手。現在僅差の2着だけにレンチャンして食
    らいつきたいところ。
    西家の音楽も好配牌に好ツモで、すでにイーシャンテン。
    ところが上には上がいて、トップ目の北家ヤルマンは、この時すでに3ソウ・タンキ
    でテンパイ。ドラが6ソウなので、タンヤオドラ1、ヤミで出アガリ2600という
    手である。 

    {4巡目}ひいい:9⇒ツモ切り 風鈴:南⇒東 音楽:2⇒ツモ切り ヤルマン:
    6⇒7
    {5巡目}ひいい:4⇒東 風鈴:七⇒中 音楽:中⇒ツモ切り ヤルマン:8⇒ツ
    モ切り
    {6巡目}ひいい:一⇒(4) 風鈴:南⇒四 音楽:(3)⇒(6){リーチで
    すー!} ヤルマン:(3)⇒ツモ切り

    {途中図・6巡目}
    ひいい:一二三 五六 122344 白白
    風鈴:七八(1)(2)(7)(8)(9)236南南南
    音楽:四五六九九(1)(2)(3)(4)(5)(6)78{リーチ!}
    ヤルマン:二三四五六七(3)(4)(5)35 66
    (状況概説)
    6巡目、絶好のペン3ピンを引き込んだ音楽が即リー! 6・9ソウ待ちピンフリー
    チである。
    北家のヤルマンもドラ6ソウが重なり、打ち7ソウで、カン4ソウのテンパイ。マン
    ズの五か八を引き込めば二マン打ちで、3・4・5の三色も見えてきたところ。
    南家の風鈴も自風の南を立て続けに引きアンコ。
    オヤのひいい氏も白が出ればポンテン、カン3ソウを引き込めば出来合いイーペイコ
    ウと選択肢のあるイーシャンテン。
    6巡目にして、俄然、場は緊迫してきた。

    {7巡目}ひいい:東⇒ツモ切り 風鈴:北⇒ツモ切り 音楽:四⇒ツモ切り ヤル
    マン:(1)⇒ツモ切り
    {8巡目}ひいい:七⇒2{リーチですー!} 風鈴:6⇒(1) 音楽:七⇒ツモ
    切り ヤルマン:7⇒ツモ切り

    {途中図・8巡目}
    ひいい:一二三五六七 123 44 白白{追っかけリーチ!}
    風鈴:七八 (2)(7)(8)(9) 23 66 南南南
    音楽:四五六九九(1)(2)(3)(4)(5)(6)78{先行リーチ!}
    ヤルマン:二三四五六七 (3)(4)(5) 35 66
    (状況概説)
    七マンを引き込んだひいいさん、打ち2ソウで追いかけリーチ! 白と4ソウのシャ
    ンポン待ちである。
    南家風鈴もブラブラしていたドラ6ソウが重なり、イーシャンテン。
    この時点で音楽の6・9ソウ待ちは、高めドラの6ソウはジュンカラ。あと9ソウが
    2枚、山の中。
    また、ヤルマンのアガリ牌4ソウは、ひいい氏のアガリ牌でもある。そしてその4ソ
    ウは、自風をアンコにしドラをトイツに持つ風鈴の欲しい牌でもある、といった状
    況。
    誰がアガるのかはまったく予測できない状況となった。

    {9巡目}ひいい:(9)⇒ツモ切り 風鈴:(5)⇒(2) 音楽:(7)⇒ツモ
    切り ヤルマン:西⇒ツモ切り
    {10巡目}ひいい:發⇒ツモ切り 風鈴:(7)⇒ツモ切り 音楽:3⇒ツモ切り 
    ヤルマン:白⇒ツモ切り{放銃}

    [ 最終図(各自の最終牌姿および捨て牌) ]
    (注;(S)は『捨て牌』、捨て牌の中の{R}は『その牌でリーチをかけたこと』
    を意味する。)

    ひいい:一二三五六七12344白白{リーチ}(10巡目・ロン和了)
    (S)發・八・(8)・9・東・(4)・東・2{R}・(9)・發 {白・ロン}

    風鈴:七八(5)(7)(8)(9)2366南南南
    (S)西・北・發・東・中・四・北・(1)・(2)・(7)

    音楽:四五六九九(1)(2)(3)(4)(5)(6)78{リーチ}
    (S)1・一・西・2・中・(6){R}・四・七・(7)・3

    ヤルマン:二三四五六七(3)(4)(5)3566(10巡目・放銃)
    (S)發・9・一・7・8・(3)・(1)・7・西・白(フリコミ)

    (状況概説)
    決着は意外とすんなりついた。10巡目に引いてきた白をヤルマンがツモ切り放銃。
    皮肉にもいちばん最初にテンパイしたヤルマンのフリコミとなった。
    トップのヤルマンからの和了により、ひいい氏がトップに浮上。


    {得点状況(東3局0本場終了)}

    (東3局の点数移動)
    ひいい+4900(リーチ白3900プラスリーチ棒)
    ヤルマン−3900(放銃)
    音楽−1000(リーチ棒)

    (東3局0本場終了時までの各自のトータル持ち点)
    ひいい:33300(1位)
    風鈴:24000(3位)
    音楽:22900(4位)
    ヤルマン:27800(2位)
    ______________________________

    さて、東3局1本場、トップに立ったひいいさんに好配牌。
       四四四(1)(4)(4)(4)(9)2366西中  (ドラ 6)

    第1打が西。この後、三マンツモ1ピン打ち、6マンツモ9ピン打ち、發ツモ切り、
    9ソウツモ切り、北ツモ切り、七マンツモ中打ちで、8巡目に以下のように変化しま
    す。
       三四四四 六七 (4)(4)(4) 2366

    北家ヤルマンも、
       五五八(5)(8)(8)(9)(9)8東白白中

    この配牌から3巡目にオヤのひいいさんの捨てた9ピンから仕掛け、マンズを切り出
    していきます。多少強引でしたが、この9ピン・ポンが結果的には好ツモを呼び、
    2、3、3とピンズを引き込み、やがて8ピンもポン! そして8巡目には上家の音
    楽が捨てた4ピンをカンチャンでチーして、
    (2)(3)白白 {チー}(3)(4)(5){ポン}(8)(8)(8){ポ
    ン}(9)(9)(9)

    なんと無理矢理のホンイツがテンパイしてしまいます。
    ヤルマンがカン4ピンをチーした直後の9巡目、オヤのひいい氏に1ソウが入ってテ
    ンパイ!
     三四四四六七(4)(4)(4)2366 {ツモ}⇒1

    もちろん打ち三マンで即リーチ! トップの足固めとなる決定打となるか? 注目の
    リーチです。
     四四四六七(4)(4)(4)12366 {打三マンでリーチ!}(ドラ6:裏
    ドラ四)

    まだリーチをかけたこの時点ではウラドラが3枚とはひいいさんにはわかっていませ
    んが、リーチ・ドラ5、オヤッパネの手です。待ちは五八マン。
    ところがこのリーチの直後、無情にもヤルマンが1ピンをツモあがり!
    (2)(3)白白 {チー}(3)(4)(5) {ポン}(8){ポン}(9) 
    {ツモ}(1)

    リーチをかけた側からすれば、アチャー、という感じです。
    しかしそれでも、アガリ自体はバカホンの500−1000(計2000)プラス1
    本場ですが、トップのひいいさんからリーチ棒をジカ取りしたため、ふたたびトップ
    のゆくえはオーラスまで予断を許さないという状況になりました。
    観戦の無責任な感想を言わせてもらえば、手に汗握るスリリングなレース展開、とて
    も面白くなってきたのです。

    この混沌としたトップ争い、僅差のトップを拾えるのはいったい誰でしょうか?
    ここまでの各自の持ち点は、
    トップがひいい氏の31200、2位ヤルマン31100、
    3位風鈴23400、4位音楽22300、
    という、まさに僅差の勝負! トップと2位の差はわずか100点です。

    そして迎えたオーラス(最終局)、注目の配牌です。
    一一六(1)(4)(7)(9)48 南北北白(トップ・北家ひいい氏の配牌)

    二三四 七 (3)(8) 11249 西發(2位・西家ヤルマンの配牌)

    追いかけるヤルマンにドラの1ソウがトイツ。しかし逃げるひいいさんには自風の北
    が2枚です。
    また、ラスオヤの風鈴の配牌も、
    一一三(1)(3)(6)(6)125東白白中{オヤの配牌・14枚}

    と、白が出れば早そうです。
    2巡目に北が出て、ひいいさんが当然ポン、その捨て牌の白を、オヤの風鈴がポン、
    場は俄かに動いてきました。
    2位のヤルマンも5巡目に3ソウをチーして参戦宣言! 2・3・4の食い三色狙い
    です。
    5巡目まででこの3者の手は、

    (トップ・ひいい):一一五六(4)45 {ポン}北北北 {チー}(7)(8)
    (9)
    (2位・ヤルマン):二三四(2)(3)(7)11西發 {チー}234
    (ラス親・風鈴):一二三(5)(6)(6)(7)125 {ポン}白白白

    ひいいさん、風鈴がイーシャンテン、ヤルマンがリャンシャンテンです。
    オヤの風鈴、次巡、七マンをツモってきて、6ピン打ち。
    一二三 七 (5)(6)(7) 125 {ポン}白白白

    この七マンを1巡だけ手に留めたことが、なんと大裏目に出ます。
    直後、ひいいさんが6ソウをツモッってきて4ピン打ち。テンパイします。
    一一五六456 {ポン}北北北 {チー}(7)(8)(9)   (ドラ 1)

    7巡目、7ピンをツモってきた風鈴、七マン切りでひいい氏に放銃。
    前巡に七マンをツモ切りしておけば・・・・といったところです。
    緊迫した雰囲気の中、ひいいさんが激しいつばぜり合いを征してアガリを拾い、トッ
    プを奪取しました。

    以下にこの最終局の完全牌譜を記載します。

    __________________________

    東4局完全牌譜(表ドラ1:裏ドラ九)

    (配牌)
    東家・風鈴:一一三 (1)(3)(6)(6)125東白白 中
    南家・音楽:三六八八 (4)(5)(5)(9) 358 南北
    西家・ヤルマン:二三四 七 (3)(8) 11249 西 發
    北家・ひいい:一一六 (1)(4)(7)(9) 48 南北北白

    {1巡目}風鈴:配牌⇒(1) 音楽:(2)⇒(9) ヤルマン:(3)⇒9 ひ
    いい:5⇒南
    {2巡目}風鈴:二⇒一 音楽:(6)⇒北{ポン・ひいい} ひいい:北(ポン)
    ⇒白{ポン・風鈴}
    {3巡目}風鈴:白(ポン)⇒中 音楽:6⇒南 
    ヤルマン:(2)⇒(8){チー・ひいい} ひいい:(8)(チー・カン8ピン)
    ⇒(1)

    {途中図・3巡目まで}
    風鈴:一二三 (3)(6)(6) 125 東 {ポン}白白白
    音楽:三 六八八 (2)(4)(5)(5)(6) 3568
    ヤルマン:二三四七 (2)(3)(3) 1124 西發
    ひいい:一一六(4)458 {ポン}北北北 {チー}(7)(8)(9)
    (状況概説)
    逃げ切りトップを計りたいひいい氏に自風の北がトイツ。逆転まくりを目論(もく
    ろ)むヤルマンにはドラ2枚。
    2巡目、熾烈(しれつ)な仕掛け合いがスタート。
    南家・音楽の捨てた北をひいい氏がポン、その捨て牌の白を、今度はオヤの風鈴がポ
    ン。
    ラス親・風鈴、北家・ひいい氏、ともにリャンシャンテン。どちらも「1歩も退か
    ず」の態勢である。

    {4巡目}風鈴:(7)⇒東 音楽:二⇒8 ヤルマン:(7)⇒七 ひいい:五⇒

    {5巡目}風鈴:(5)⇒(3) 音楽:五⇒3{チー・ヤルマン}
    ヤルマン:3{チー・カン3ソウ}⇒(3) ひいい:九⇒ツモ切り

    {途中図・5巡目まで}
    風鈴:一二三 (5)(6)(6)(7) 125 {ポン}白白白
    音楽:二三五六八八 (2)(4)(5)(5)(6) 56
    ヤルマン:二三四 (2)(3)(7)11 西發{チー}234
    ひいい:一一五六(4)45 {ポン}北北北 {チー}(7)(8)(9)
    (状況概説)
    ついに、逆転トップを狙うヤルマンが、食い仕掛けレースに参戦。音楽の捨てた3ソ
    ウをカンチャンでチーし、2・3・4の食い三色の1本買いに出た。1ピンを引く前
    に4ピンをチーするか自身でツモってきたいところ。ひいい氏にその4ピンが浮いて
    いるが、ヤルマンの手はまだリャンシャンテン。
    アガリ逃げトップのひいいさん、連荘して大マクリを狙うラス親の風鈴、ともにイー
    シャンテン。
    巡目はいよいよ勝負どころにかかってくる。選牌ミス、打ちミスの許されない局面で
    ある。

    {6巡目}風鈴:七⇒(6) 音楽:(5)⇒(2) ヤルマン:4⇒(7) ひい
    い:6⇒(4)
    {7巡目}風鈴:(7)⇒七{放銃}

    [ 最終図 ]

    風鈴:一二三 (5)(6)(7)(7) 125 {ポン}白(7巡目・放銃)
    (S) (1)・一・中・東・(3)・(6)・七(フリコミ)

    音楽:二三五六八八 (4)(5)(5)(5)(6) 56
    (S) (9)・北・南・8・3・(2)

    ヤルマン:二三四(2)(3)11 4 西發 {チー}234
    (S) 9・(8)・七・(3)・(7)

    ひいい:一一五六456 {ポン}北北北 {チー}(7)(8)(9)(7巡目・
    ロン和了)
    (S) 南・白・(1)・8・九・(4) {ロン・七}

    (状況概説)
    ひいい氏が6ソウをツモってテンパイした直後、七マンでオヤの風鈴がひいい氏に放
    銃。
    ゲームセットとなった。
    風鈴はまだイーシャンテンだが、3巡前にひいい氏の上家が切った七マンにひいい氏
    が反応しなかったところから、七マンはひいい氏にとって不要牌ではないか、と考え
    たのでは?
    (モチロン3巡目前の話だから、それ以後に7マン受けになっている場合もあるが、
    ぎりぎりに手を搾(しぼ)っていきたいオーラスのこの局面では、そう推測するのも
    やむを得ないところであろう)
    もちろんそれならばツモ切りすればタッチの差でセーフだったのだが、風鈴がひいい
    氏をイーシャンテンと見た場合、中ぶくれの6ピンを先打した心境はわからないでも
    ないが・・・・・・。
    ところが皮肉にも、ツモ牌と捨て牌の{4巡目}を参照すればわかるように、ヤルマ
    ンが七マンを捨てた直後、ひいい氏の六マンに五マンがくっついて五六のタアツ(メ
    ンツのタマゴ)になっている。この状況は少なくともひいい氏にとっては有利な材料
    となったと言えよう。

    ともかくも、きわどいスリリングな勝負をひいい氏がモノにして、トップをもぎ取っ
    た。
    ハネ満や倍満がぽんぽん飛び交う『荒れ場』もいいが、こうした『小場』の僅差の勝
    負というのも見ごたえがある。
    ゲーム回し(試合運び)巧者には持ってこいのテキストとなった。

    _______________________________

    試合結果
    1位ひいい:+21
    2位ヤルマン:+5
    3位風鈴:−11
    4位音楽:−15
     
     {試合終了時刻10時9分(試合時間19分)}

     以下、メリッサ編、バフ編も、飛び飛びに紹介します。

    ______________________________________


    閑話休題

     {今回は無駄話しながらお便り紹介していきまーーっす}

    まずは前号のあらまあーのエッセイ『友人の死』に関しては意外と反響があり、ロビ
    の観戦やメインでもいろいろな人から感想ご意見をいただきました。
     決して「K」なる人物はあらまあーのこしらえた架空の人物ではなく、かつて友人
    として実在した人物であることを、蛇足とは思いますが、ここにつけ加えておきま
    す。
     そこでまずは和ケンさんのお便りから。

    ------------------------------------------

    語り尽くせない思いと、「死」を受け入れないあらまあが
    自問自答を繰り返しながら、咀嚼し、現実に戻った時に
    感じた、その「安堵感」って、なんだろう?
    僕も、その「時」がくれば、わかるのかな・・・・
    果たして僕も・・・・・
    残念ながら、きっと僕には、一生わからないだろうな(笑)。

    あらまあ、いつも配信、ありがとう。
    いつか、飯でも奢ってね!! ・・・? なんぜやねん(≧。≦;)。

                                       BY 和 研
    _______________________

     和研さん、深く読んでくれてありがとう。
    このあいだ観戦で会った時も、「このあいだのあらまあー12はよかったよー」と
    言ってくれましたねー。
    あんたはホンマ、いい人やーー。w

     「安堵感」を感じたことによってあらまあーがひきずってきた問いかけ
    ----神はなぜ自分ではなくKを選んだのか? という問いかけ------
    が解消されたわけではなく、それは、変化したというか、さらなる疑問へと発展した
    んです。
    『それでは、神はなぜKを私より先に天に召したのか?』という疑問に。・・・
    で、今後は安堵感の代償として、この疑問をひきずって生きていかなくてはならない
    わけです。

     ではその安堵感っていったいなんだったんだろう?
     というのが和研さんの質問なんですが、
    それは決して
    「ライバルと思っていた男の死を知り、自分がまだ生きているということから来る安
    堵感」
    なんていう俗っぽい安モノでは断じてなく、
    やはり言葉で表現するとどれもウソになってしまう感覚的なモノ、
    としか、ウーーーン^^;、言いようがありません。
    ホッとしたのではなく、すーーっと少しずつ癒(いや)されていくような、そんな感
    覚でした。
    モチロン、思いっきりカラダ全体の力が抜けたことも事実でした。
    悲しみがまったくなかったわけではありません。
    でも、「旧友の死を悼む」というようなごく一般的な普通の感覚よりも、
    その「言葉では説明し切れない安堵感」のほうが優先していたんです。
    安心感でも、安泰感でも、爽快感でもない、無感覚の中で傷が閉じていく安堵感、み
    たいなモノ、
    もっと近い感覚でたとえれば、
    無意識の中での脱力感と自分でも不思議なくらい動揺していない自分自身の発見、
    とでも言いましょうか?
    でも、この表現さえ100%的確ではないかも知れません。
    正直、不思議な感覚でした。

    そう言えば和研さんもつい最近、胆石の手術で入院したんですよねー。
    病院で夜一人ベッドに横たわってると、
    不思議と人間の『運命』とか『生と死』について考えちゃうってこと、ありません
    かー?
    あらまあーにはそんな経験があります。
    病院の『病室』って所はそういうムードがあるんだよなーー。^^

    最後にひとことだけ。
    お便りの最後の「なんぜやねん」は、フツウ「なんでやねん」では?
    メールで噛まないように。。w
    ぼける時はちゃんとぼけましょう。(*≧m≦*)ププッ
    お便り、ありがとうでした。

    次は満福クンのお便りです。

    _____________________

    _▼。)ソォ〜・・・

    見ましたよ、見ましたよ、見させてもらいました♪ (。▼Д▼。)ノ

    あらまあ〜さんがこんなにぼかぁ〜のことをかってくれてたなんてぼかぁ〜嬉しいの
    と驚きです♪(笑)

    だからといってホモじゃないからね(笑)Ψ(`∀´)Ψウケケケケ

    これからもあらまあ〜さんの期待にこたえていきたいとおもいまする。また、ゆっく
    り麻雀のことについてお話しましょう。

    大検の勉強は頑張ってますよ!残りの3教科絶対受かりま〜〜す。

    んでは夜分遅くにすみませんでした。失礼しま〜〜す (。▼Д▼。)ノ

    ______________________

    満ちゃんお便りありがとう。

    君が送ってくれた札幌の篠芙さんとのツーショット写真は『母と息子』みたいで、笑
    えました。

    麻雀はいいからとにかく、大検、がんばれよーーーw

    さてさて、なつかしい人からのお便り、2通です。

    ______________________

    ったく・・・毎回がんばってるよねぇ。
    書くほうも疲れるとは思うけど、読むのも疲れる(爆)
    今回は、最近マージャンに行ってないせいか、懐かしい思いで読んでた。
    まだ全部には目を通してないけど、
    ある程度は読み終わった。ってか、読むのに慣れた(爆)
    マコは最近JgameだとJAVAの関係上すぐに固まって落ちてしまって・・・
    みんなに迷惑をかけることを知りました・・・
    1ヶ月に1回程度行ってもやっぱり固まってしまうので、
    また足が遠のいてしまって・・・。あんまり行かなくなってからすでに異常落ちだけ
    で50はポイント失ってます(泣)
    それが原因?か、どうかは定かではないが、
    東風荘と、YAHOOゲーム、ハンゲームで遊んでます。

    また、暇だったら一緒にあそぼ〜ね♪
                               マコ
    _______________________

    マコーー元気にやってるかーー?
    このあいだ『ボコちゃん』で見かけたときはびっくりしたよーー
    いろいろあったみたいだど、がんばれよー! ^^

    人間、元気が一番です。(≧m≦)ぐふふぅぅ〜〜

    ______________________

    ='-')ノ こんばんは♪ ナオです。
    お忙しいところ 早々に ご送付くださり ありがとうございます。

    人づてに聞くまで存じ上げなかったのが残念ですが 

    このように B.Nまでいただき お手数かけました。O(-人-)O 謝謝♪・・

    楽しく拝読させていただきました。

    次号も期待しておりますので よろしくお願いいたします。

    _______________________

    ナオさんホントにお久しぶりです。ついこのあいだひいいさんのホムペの帰りに、リ
    ンクのあるナオさんのHPに立ち寄ってみました。なんか海辺のカフェテラスみたいな
    心地いい空間という感じのHPですねー。これまた懐かしいナッチョさんのカキコを見
    つけたりして。。たまには、麻雀も打ちにきてください。

    ______________________


    あらまあーさんご無沙汰してます^^ノ
    こちら(広州)で日本マージャンを昨日やったので紹介します。
    実はオヤジはこちらでの仲間とマージャンをする約束だったのですが、急に上海出張
    となったんで急遽ピンチヒッターとして年配のおじさんたちと日本のマージャンを打
    ちました。
    半荘10回やって結局0だったのですが、実はレートを生産時に聞いて1000点10元=
    140だったんです。

    ΘεΘ;がーん!


    実際にこんな高いなんて知らず、学生の自分にはやった事の無いレートでした。
    勝った方は6,200元=86800円なんで......(ノ_。)ノパタァッ・・知ってれば怖くて
    ちゃん
    と打てなかったと思うとぞっとします。 
    実はその時に持っていた金額は750元でした 

    塀|||||・ム・)ブブ

    それと日本競馬なんですが、最近オヤジのPAT口座を使ってやってるのですが、菊花

    の当日東京競馬11R(静岡テレビ賞)で13920円て馬連をGET^^ノ
    こちらではNET投表なので配当が解らず間違って1000円買ってたんで、残高は18万円
    ・・
    もう競馬止めちゃうかも(>_<)ノ だって減らしたくないしね。
    しかしNET予想の目を買っただけなのに(¬¬;)ムム・・信じられん
    菊花賞はだめでしたけどね。

    結局自慢話になりましたゴメンナサイ
    また週刊あらまあーが出るのを待っていますので、宜しくお願いします。^^ノ

    だいぶ中国人になってきたtanimasuより

    ______________________

    ういーー、たにますうぅー久しぶりぃーー。

    中国での留学生活、ご苦労さーーん。それにしてもラッキーな奴だなー、

    あらまあーにも当たる競馬の目、教えてー?

    ああ、それから、拉致されないように気をつけろよー!(爆!)

    PS:谷益二郎のネームは、どうなったんかいな。え?評判悪いから削除?

    (*≧m≦*)ププッ

    _____________________


    12号どうもありがとうございました。

    あらまあさんのお友達がお亡くなりになった話、

    悲しくて切ない話ですが、

    ただでこれほどの文章を読ませて頂けるなんて、申し訳ないようです。

    説明しきれない感情だから、決まり文句は使えない。

    身近な人を失ったときの複雑な気持ちは、経験の少なさとあいまって、

    なかなか人に伝えられないものです。

    歳をとっていくと、悲しい経験を重ねて、

    初々しい喪失感も無くなっていってしまうのかもしれません。

    ゲームの再現、すごいことが出来るのですねえ、

    よくこんなに面倒な作業をしてくださったものです。勉強させていただきます。

    めりっささん、えみりんさんがんばれ。

    北朝鮮のお付きの赤十字の二人とお手伝いの男性、

    がっしり、でっぷりしていて、拉致された人々との生活の差が見えすぎて

    悲しいミーコでした。

    ______________________

    ミーコさーーん、いつもお便りありがとう。

    でもねー、σ(・_・ )のこと、誉めすぎですって〜〜。ちょっと恥ずかしい。

    あらまあーの書いたモノなんてそんなにたいしたモノじゃありません。

    ミーコさんの物怖じしない前向きな姿勢、すがすがしいほどに元気ではっきりしてい
    て活発で、それでいて心優しい性格が、文面からいつも伝わってきます。

    またお時間ありましたらメールください。ありがとう。娘さんにもよろしくー。

    さてお次は、初登場のプレイヤーです。

    _____________________

    週刊あらまあーを読みたくて、ひいいさんのHPからアドレスをクリックしたのです
    がぁ・・・
    PCが古いせいか、固まって動かないので直接アドレスをノートに書き込んでメール
    しました♪
    このアドレスは、あらまあーさんのアドレスなんですよね?

    間違ってないか心配です。
    良かったら読ませて下さい♪            彩

    ______________________

    アヤ(ayabu)さーーん、普段はあまり対局する機会がありませんけれど、わざわざ
    メールありがとう。

    週刊あらまあーなんてモノはたいしたシロモノではありませんが、よかったら時間つ
    ぶしに見てやってください。ふざけたオッサンのヒマつぶしですので。。。(*≧m
    ≦*)ププッ



    さて、群龍兄ィーーです。

    群ちゃんは原監督の胴上げ写真つきで以下のメールを送ってくれました。

    ありがとうよー群ちゃん。

    胴上げ写真、あらまあーはシカと保存したぜーーい。

    同じくG党のうー兄ィーや飯田橋先生と祝杯をあげたい気分だぜーーい!

    _____________________


    ういぃぃぃっす!やったねぇあらさん〜
    この群龍、感無量でやんす。

    飯田橋・うーさんの2人もさぞ酒が進んでるでしょうなぁ・・・

    新たなる球界の盟主の伝説の始まりにカンパーーーーーイ!

    取り急ぎなもんでやんして今日の処はこれにて御免なすって・・

    _____________________


    おうおう、群ちゃんよー、あんがとさんだぜーーい。
    それにしても、ねーねー、日本シリーズ、見たァ?
    (≧m≦)ぐふふぅぅ〜〜
    力が違いすぎるってのは、あのことだねーー。
    もう嬉しくって嬉しくって、・・・・。。
    松井の穴は中村ノリより、ペタがいいと思うんだが、キミどう思う?
    (≧m≦)ぐふふぅぅ〜〜(≧m≦)ぐふふぅぅ〜〜
    ついでに、うー兄ィのぶんまで、・・・
    うしゃしゃしゃしゃしゃしゃーーー(爆!)


     次は、シャギーさんの登場です。


    ______________________________


    あらまっさん♪おはよ〜(*´ー`)ノ

    新聞読んだっぺな・・・( ̄ー ̄v)
    久々に来たっぺが、相変らず濃い〜ね・・・(m ̄")ウススス
    しかも我掲載中・・・煤i ̄□ ̄メ !?
    恥かしいっぺやぁも〜ヾ(。-_-。)ポッ
    もっと載せて・・・(?)

    最近遊んでないっぺ〜(ノ_-。)ぅぅ
    どこうろちょろしてるっぺか〜?(;¬_¬)
    また会ったら勝負よろしくっぺ・・・(*ノノ)

    んだばレベルアップしたメールを堪能してちょ♪
    (色彩が変わっただけっぺが・・・w)
    うしししし♪んだばまたね〜ε=ε=ε=┏(・ω)┛

    _____________________


    しゃっぎーーー、お便りありがとうだっぺなーw
    関西人なのに、だっぺー、ちゅうのはシャギーのスタイルなんだっぺなー。
    うんだば、またよろしくだっぺなー。
    (≧m≦)ぐふふぅぅ〜〜


    今回のトリは、
    美人だと噂の高いミーニャンにお願いしましょう。

    ______________________


    あらまあーさんへ

    新聞ちゃんと届いてますので安心して下さいね〜(*^〜^*)

    すっごい楽しませて貰ってます。ありがとうございます。

    で・・・いっつも私と一緒のえぐさんとは・・気のせいです(きっぱり)

    きゃはは(≧∇≦)ノ彡 バンバン! だって・・えぐさんのむふ。は・・・

    彼女(謎)ですもの^^今度じっくり観戦あれ^^です。

    お二人に了承頂いてでの発言ですのでご安心を。

    ではまたメールしますね。次号も楽しみに待ってます。

    追伸・・ちなみに私は江戸川区在住(* ̄m ̄)プッ 

      FROM mienyan (^o^)v
    ______________________

    えええええええええええ?
    ミーニャンて江戸川区なんだー。ほーー。
    そういえばあのエリカって子も東京(中野坂上)らしい。。
    きしぼんさん、RENさん、雫ちゃん、どの情報を合わせても、
    ミーニャンはとてもカワイイ子だと受け賜わっております。
    はーーい男性軍、いっせいに・・φ(。。) メモメモ(爆!)
    これからも、よろしくね〜〜〜。 
    (≧m≦)ぐふふぅぅ〜〜

    (PS):じゃあエグの彼女って、・・・バービー?
    ・・・・・・ウーーーーム^^;


    というわけで、「お便り紹介」でしたーー。

    いつもみなさん、お便り39〜〜〜〜っす^^
    お礼の気持ちをこめて、あらまあーから、( ̄ε ̄)♪ちゅっ
    ・・・・・・・・・・・・・・・・
    オーイッ! そこのキミ、いま、(;´Д`)おぇぇぇ〜〜 って言った?
      ・。・

    ----------------------------------------------------------------------------


         新企画:Jゲームプレイヤーズ・エッセイ(第1回)
                  RENさんの章


     Jのプレイヤーの方々に「あらまあー」への寄稿をお願いしてみよう、と思い立ち
    ました。

     普段は麻雀を通してでしか互いを知らない者同士ですが、
    『そのプレイヤーの人となり』をその人の書いた文章から知ってみたい、
    と考え、
    まずは栄えある第1回は、
    RENさんにお願いしました。

     RENさんは世代的にあらまあーに近い人であるということ、
    Jゲーム随一の人格者であり紳士(?)である
    (まあ、そういうことにしといてください。w)ということ、
    そして音楽というジャンルを通して旧友と若き日の夢を追いかけている・・・・
    言わば、あらまあーと同じ
    『永遠の青年』であるということ(爆!)、

    これらの理由から、
    あらまあーの独断で、彼にお願いしてみました。

     寄稿を快諾してくれたRENさんに心から感謝します。

    _____________________

    おじさんバンド奮闘記

    はじめに

     JGameの大先輩あらまあーさんと妙な取引をした。

    内容は明かせないが、私が投稿することで交渉が成立した。

     何を書こうか迷ったが、
    JGameの皆さんに何かとお世話になったバンド活動について触れることにする。
    取り敢えずは旧友との再会までを記してみる。


     何分、小心で気まぐれな性格ゆえ、罵声におののき、
    または気分が乗らずに第1回にして未完のまま最終回となることが十分にあり得るこ
    とを
    あらかじめご容赦いただきたい。(REN)

    第1回 再会

     正月の楽しみに年賀状がある。
    この時ばかりの音信がほとんどかもしれない。

    「彼は元気でやっているようだな。ほー、子供が大学生になったのか」。

    そんな他愛もないことを思いながら葉書に目を通す。


     中には問いかけの添え書きがあったりもする。
    それに答えるには、運良く覚えていても1年先のことになる。
    忘れてしまえばそれきりだ。
    何ともいい加減で気の長い話である。

    私の賀状は、小・中学校時代の同級生から多く届く。
    何度かクラス会の幹事役が回ってきたのが理由のようだ。
    「今年は皆で会いたいですね」、
    「そろそろクラス会をやりたいですね」、
    同級生からの決まり文句である。

    残念なことに顔を思い出せない人も何人かいる。
    どこかで旧友と繋がりを保っていたい人が多いのかもしれない。
    ひと頃多く見られた子供の写真が、近頃ではすっかり姿を消した。
    「さては子供が親のいいなりにならない歳頃に成長したな」、
    勝手に解釈しながら賀状をめくる。

     そんな時だった。
    高校時代の同級生ジョーからの妙な1通で手が止まった。
    一昨年の話である。

     その賀状には、極端に小さな文字でメールアドレスが書いてあった。
    その小ささというと半端ではない。とても読み取れないのだ。
    まるでわざとわからないようにしているとしか思えない。
    だとすると、なぜわざわざ載せたのか。

    不可解に思った私は、虫眼鏡を使って見た。

    やはり判読できない。
    気になって仕方がない。
    そこで前年の賀状を探してみた。
    同じ大きさだ。
    こうなると気が納まらなくなった。


    さらに一昨年の賀状を探し出した。
    気のせいか幾らか大きく見えるように感じた。
    どうにか虫眼鏡で読み取り、早速メールを送ることにした。


    「久しぶり、元気?今度会いたいね」。
    「元気だよ。いいね、是非会おう」。
    お決まりのやりとりである。


     後で聞いたら、小さなメールアドレスは、
    単にPC操作がわからず大きくできなかっただけのことらしい。
    何とも人騒がせな賀状である。

     ここでジョーを紹介する。
    彼は私の高校時代の同級生である。
    クラスは一緒になったことはないが、ジョーも私も音楽を選択していて、
    彼は1年5組、私は隣の1年6組だった。

     ある日の放課後、5組から歯切れのいいアコギ(アコースティックギター)の音色
    が聞えた。
    足を運ぶと、長髪でいかにも女性にもてそうなジョーがギターを弾いていた。
    ガロの「地球はメリーゴーランド」を軽快に奏でている。


    ジャカジャカ、ジャカジャカ、ジャカジャカ・・・・・。


    1拍目に大きくアクセントを付けたダウン・アップ繰り返しのカッティングは、
    私がそれまで知らない弾き方だった。
    やたら上手に耳に響いた。
    ジョーは人見知りをするようだ。
    私が隣に立っても一向に目をあわせようとしない。次の瞬間、
    「こんなことだってできるんだぞ」
    と言わんばかりに、グランドファンクの「ハートブレーカー」を弾き出した。
    リードギターの奏法だが、右手はダウンだけのピッキングで見事に弾きこなしてい
    た。

    「ひょっとしてこいつは天才かもしれない」。


    衝撃的だった。後にジョーとバンドを組んで、
    私がリードギターをするようになってからわかったことだが、
    ジョーはダウンからアップにピックをはじき返すことが出来なかったのだ。
    あまり上手くなかったことも後に知ることとなる。


    後にジョーはドラムを担当することになる。
    私の時代の高校生バンドでは、誰がドラムを担当するかが大きな問題となっていた。
    ドラムは高価な楽器であり、置き場所と叩ける場所がなかなか無いからだ。
    当時からアルバイトに頑張っていたジョーは、私たちから見ると一番の金持ちに思え
    た。
    ギターも、私の方が若干上達していた。そこで白羽の矢がジョーに当たったのであ
    る。
    こうしてドラマー・ジョーが誕生した。

     ジョーからの返信の後、高校時代にバンドを組んでいたナリジの賀状から
    メールアドレスを見つけてメールを送ってみた。

    「ジョーとメールで今度会おうと話している。ナリジもどう?」。
    「いいね。メールで日時を打ち合わせよう。REN場所決めて」。

    お決まりのやりとりが現実的になってきた。

    私たち3人の再会は、25年ぶりのことになる。

     ナリジは、私の小・中学校時代の同級生である。
    私の住んでいた市は新宿から30分くらい電車に乗った所にあった。
    ナリジは小学校の低学年の時、都心から転向してきたのだ。
    体は大きい方で、ムッチリしていて色が黒く、
    歌がうまく勉強も良くできた。中学時代は生徒会長を務めたほどである。


     中学2年の時のことである。私は、ナリジ、ハコの3人グループでよく遊んでい
    た。
    余談だが、JGameで遊んでもらっている麻雀を覚えたのもこの時期だ。
    この3人で一緒に覚えた。


     ある時、ギターで遊ぶことになった。
    私は小学校の時に自己流でギターを覚え、
    簡単なコードとベンチャーズの有名な曲の触り程度は弾くことができた。

     ハコも私と大差はない。
    ナリジはまったくギターに触ったことがなかった。
    「折角3人いるから何か合わせようよ」。
    私の提案でビートルズの「ゲットバック」をすることになった。
    私がリード、ハコがサイド、ナリジはベースを担当した。


     ゲットバックは基本的にAとDのコードを繰り返す8ビートの曲だ。
    ベースは、左手を押さえることなく、
    5弦と4弦の開放弦を八分音符で刻めば何とかなるのである。
    それでも初めてギターに触ったナリジには難しいらしく、
    時々はじく弦を間違えながら四分音符で一生懸命弾いていた。
    私には何気なかったこのことが、ナリジの人生を大きく動かしたようだ。

     後にナリジは有名レコード会社に勤め、誰もが知っている人気グループや人気歌手
    の数々の曲をプロデュースしヒットメーカーとして大変な活躍をすることになるが、
    20年くらい前のハコの結婚式のスピーチで、また先日ある人を紹介した時の会話の中
    で、
    ナリジはこのときのことを熱く語っていた。


    「ぼくの音楽の原点は、中学時代のゲットバックだった。
    初めて音がそろった時の響きと喜びが忘れられなくて音楽の道に進むようになっ
    た」。

     話を本題に戻す。
    メールのやりとりでジョーとナリジと私の3人は、
    代々木の季節料理の店で会うことになった。


    場所を代々木にしたのは、店探しを任された私の家に近く、ナリジの会社にも近い、
    という安易な理由である。
    私がハマっていたパチスロの店が代々木にあったことも大きく影響しているが、
    ここで触れると紙幅が足りないので省略する。
    ナリジは、ショーゾーに声をかけ、ジョー、ナリジ、ショーゾー、私の4人で会うこ
    とになった。


     ショーゾーは、ハコの高校時代の同級生で、
    今は某大手旅行会社の管理職である。
    高校時代は長髪を靡かせたサッカー少年だったが、
    25年ぶりの姿はすっかり太ってしまって、誰だかわからないという変貌ぶりだった。
    ビートルズが好きでビートルズのことなら何でも知っている。
    高校時代は「ヒア・カムズ・ザ・サン」のアコギがやたらと上手かった記憶がある。

     懐かしい友との再会と酒に酔いながら、会話ははずんだ。
    ジョーは、今ではすっかり音楽から離れてクリーニング店を経営していた。


    ジョーが言った。
    「2年くらいクラブで演奏した時があった。毎日知らない曲ばかりだ。楽譜もなく
    て、
    次は3連、次は16ビート、次は8ビート、それしか言ってくれない。
    この辺がサビか、この辺でオカズか、まったく勘だけでやっていた。
    あの時の2年間で随分鍛えられたよ」。


    ナリジはレコード会社を辞めて、IT関係の会社を起こしていた。
    「レコード会社にいた時は、飲んでいてもBGMがかかると聞き流せなかった。
    誰が歌っているのか、誰の曲か、いいアレンジだ、ここはこうしたらいいのに、
    とそんなことばかり考えて聴いていた。今は本当に音楽を楽しめるようになった
    よ」。


     私は高校時代のバンドを解散してからまったく音楽とは無縁の生活を送っていた。
    もちろんギターなど高校以来触ってもいないし、持っていない。
    音楽を耳にするのはせいぜいパチンコ屋でのBGMくらいのものだった。

     同じ趣味の時間を共有した友人との再会はいいものである。
    長いブランクも今の仕事や立場の違いも何の障害にはならない。
    名前の呼び方、話の内容、話しっぷりまで、まるで高校時代に戻ったようだ。


    そんな時である。

    「またバンドをやらないか!」。


    ナリジから突然思いもかけない言葉が出たのである。


    (「再会」終わり。もしかすると続くかもしれし、これで終わるかもしれない)

    ________________________________

    RENさん、どうもありがとう。
    想像していた通り、
    味わい深い
    RENさんらしい
    文章表現でした。^^;

    未完のエッセイとするも良し、
    続きを書いていただけるなら、もちろん大歓迎です。

    今後はRENさんの時間的余裕とご気分とにお任せします。w


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    あらまあーの瞬間湯沸し記

    ♪〜〜
     週刊あらまあーでは意図的に避けてきたテーマがいくつかあります。
     そのひとつは、本格的な「手筋論」や「戦術論」というシロモノです。
    ちらちらっと観戦記などで打ち筋について触れることはあっても、本格的にテーマ
    として「これがあらまあー式手筋論」あるいは「戦術」だ、と述べたことはありませ
    ん。

     手筋論とは、この局面この手牌で何を切るのが正解か? というやつです。
     モチロン「雀力検定問題」のように、ある局面では正解手が一手に限定される場合
    もありますが、麻雀専門誌や戦術書などに載っていない実戦の局面、どの牌を切って
    も別にどうこうとは言えないような序盤での選牌、これに関しては、『上級者の中で
    も意見が分かれる』ということが多々あると思います。

     つまり、正解が一手とは決められない状況もあり得る、ということです。

     手筋論や戦術論ついてほとんど(本格的に)触れなかったのは、あらまあーごとき
    未熟な雀士が『あらまあー式戦法はこうだ』などとブチかますのは1億5千万年くら
    い早いのではないかと思っていることと、もうひとつ、あらまあー個人の麻雀という
    競技に対する考え方に由来するものです。
     
     麻雀には、攻守バランス型、攻めの切れ味カミソリ型、鉄壁防御型、どんじゃらブ
    ンブン型(爆!)、いろいろなタイプのプレイヤーがいます。各プレイヤーにそれぞ
    れの個性があり、考え方の違う人たちがぶつかるからこそ麻雀は面白い、と、あらま
    あーは考えています。

     したがって、限定した手筋論はできれば避けたい、また、麻雀の基本的な事柄につ
    いてもこのあらまあー誌上ではできるだけ論じることはせず、もう少し別の観点から
    麻雀を語りたい、というのが本音でした。
    バイオリズム論も麻雀史観も、すべて、そうした思いからでした。

     つまり、
     将棋の指し方にそれぞれ『棋風』という個人個人の「作風」いわば『個性』がある
    ように、麻雀にもそれぞれのプレイヤーの『雀風』あるいは『牌風』というものがあ
    るはずだ。
     という考え方からなんですが・・・・・・・。

     しかし、・・・・しかしですよ〜〜、
     上記の『あらまあーの考え方』は、あることを前提としています。

    その前提とは・・・・・・・
    『麻雀の基本的な部分----点数と役と基本ルール、流局規定などのルール細目、基本
    的な読みスジ、オーラスで2着以下の時いくらの手を出アガリすれば(あるいはツモ
    あがりすれば)逆転トップが取れるかという速算、などなど-------をマスターして
    いること』
     この前提なくしては、雀士としての『雀風』も何もあったもんじゃないでしょう。

     ところが、「週刊あらまあー」の配信申し込みを受けるにあたって、

    『私は点数や役があまりよくわかりませんが、麻雀というゲームは大好きです』
    であるとか、
    『私はひいいさんのHPに行ったり麻雀の本を買って勉強していますが、いまだに上達
    せず自分でもイヤになるくらいのヘボなんですが、・・・・・』
    あるいは、
    『どうしても点数のことがいまいちわかりません。頭が悪いからだと思うんですが・
    ・・』
    また、
    『私は初心者なので基本的なことがまるでわかりません。なぜ試合開始の前にサイコ
    ロを振るのですか?』

     などというある意味涙ぐましい(爆!)メールを頂戴するにあたって、
    やはり、一度は、
    初級者向けの「基本論」を、やらないとイカンのかなー? とも思い始めました。

     そうしないと、
     麻雀のホントの意味での「面白さ」がわかる前にマージャンが大嫌いになってしま
    うビギナー・プレイヤーが続出するかも知れませんし、ねー。ウーーーム^^;

    (えーーっと、誤解しないでくださいよー。
    決してそういうビギナーには「あらまあー」を読む資格がないとか読んでほしくない
    とか、そういう意味で書いてるんじゃないんです。むしろ、その逆なんです。
     そういう人たちのために役に立つ「週刊あらまあー」でありたいとは思っているん
    ですが・・・。)

    (*^^)/。・:*:・°★,。・:*:・°☆

     ひいいさんのHP「ひいいの麻雀研究」の誕生によって、Jでも真剣に麻雀という競
    技に取り組みたいという新鋭雀士が増えてきたのは、喜ばしいことだと思います。
     
    そこで、従来の「週刊あらまあー」とは別に、
    『初級者向け増刊・裏あらまあー』(略して、ウラマアー 爆!)の作成を考えてい
    ます。

     すなわち、
    (1)開局の時になぜサイコロを振るのか?サイコロの出た目は何を意味しているの
    か?
    (2)役にはどんなモノがあり、点数の仕組みはどうなっているのか?
    (3)試合が終了すると得点ボードに各自の点数が発表されるが、なぜトップの人だ
    け2万点も大きい数字になるのか?
    (4)Jゲームでの最終得点は、27500などの『持ち点』で表記されるが、東風
    荘やハンゲに行ってみたら、最後には+3とか、−11という表記だった。これはど
    ういう意味なのか?

     などというビギナー向けの基本的な事柄から、局面の開始・進行・終了などの基本
    的ルール、さらには、途中流局(三家和や四家リーチ、四槓流れなど)を始めとする
    細目規定、得点表記法など、基礎的な説明を、できるだけ噛みくだいてこの「ウラマ
    アー」の中で説明したい、と思っているんです。
     また、Jゲームの麻雀だけで通用するJ麻雀独自のルール(同巡フリテンの規定や
    シャンポン・ツモの時の符計算、カンの成立時点の問題など、全国的標準ルールとは
    異なるルール)についても説明したいと思っています。
      
     モチロン希望者のみ配信という形を取り、従来の「週刊あらまあー」とは別のモノ
    になりますが、
    あらまあーのことですから、完成はいつになるかはわかりません。(*≧m≦*)ププッ
     予定としては、今年の暮れか正月明けには出来上がらせたいと思っています。

    つまり、
    『本屋さんで高いお金を払って麻雀の本を買い基本的な事柄を勉強したが、イマイチ
    わからない』
    とか、
    『ひいいさんのHPで学んだ事柄を、もう一度きちんとおさらいして、身につけたい』
    という
    ビギナーの方々やもう一度基礎をしっかりおさらいしたいというプレイヤーには是非
    お奨めの内容のモノにしたい、と思っています。

     果たしてそれだけのモノができるかどうか・・・。(;^_^A アセアセ・・・

    ☆★☆★〜〜〜〜

     さて、話は続きますが、もうひとつ、意図的に避けてきたテーマがあります。

     それは『確アガリ』に関する問題です。

    このテーマについても極力、本誌上では避けてきました。
    なぜ避けてきたかと言うと、これについては賛成派・反対派、言い出したらキリがな
    いからです。

     『確アガリに関する問題』、そこから派生した『アガリに対するクレームの問
    題』、
    あるいは『真剣に麻雀そのものに没頭したい派』と『楽しくチャットしながらゲーム
    したい派』の対立、
     これらは、どちらかの言い分が100%正しくてどちらかがすべて間違っている、
    ゼロか百か、ということではないと思うのですが。。いかがでしょうか?
     
     しかし、いつまでも避けているわけにはいかないので、この『確アガリ』に関する
    問題も、いつかは取り上げなくてはならないでしょう。

     そこで以前から企画していて実現の日の目を見ずにいる「覆面メッセ座談会(討論
    会でもいいです)」を年末あたりにやりたいなー、と思っています。
     かなりの大物の登場が実現しそうです。
     テーマはもちろん、ずばり、「確アガリ」についてです。
     今回はとりあえず、予告まで。。


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      Jゲームプレイヤーズ・エッセイ{覆面プレイヤーの章}


    以下のエッセイは、いったんは寄稿を了承していただいたものの、ご本人のたっての
    希望により、
    JでのHNを伏せることにしました。
    それゆえ、『覆面プレイヤーの章』としました。
     ネームを明かさない理由は、
    『このエッセイの登場人物(寄稿者の知人たち)が
    かなり現代の日本において社会的地位の高いところにいる方々であり、
    寄稿者はそれらの方々の了解を得ていない』
     という点からです。

     なにとぞ、ご了承ください。

    ________________________________


    20年前の思い出


     M総務課長と食事に行った。
    帰りのレジで財布を忘れたことに気づき、
    M課長が立て替えてくれた。
    これがこの思い出の始まりだった。


     食事を終えて事務所に戻るとK会長の秘書から電話が入った。

    K会長は、小さな親切運動で有名な元東大学長で、
    勲1等旭日章、文化勲章の受章、文化功労者に選ばれるなど数々の栄誉に輝く大先生
    である。
    ソニーのI名誉会長とご懇意で、事務所、秘書、ハイヤーはソニーがお世話されてい
    た。

    当時会長は、政府の審議会会長をはじめ、
    政府委員、会社・団体等の役員等を100件近く務めており、
    事務所の秘書が日程調整に当たっていた。

     秘書からの電話は、
    「会長が奥さまと仙台に向かいますが、その前にそちらに寄ります」
    とのことだった。

     私の事務所では総務課長が会長用務を担当していた。
    職員採用間もない私にとって会長は雲の上の存在である。

     しばらくすると会長が奥さまと到着し、
    副会長、専務理事とご懇談の後、上野駅に向かう時間となった。
    私は、役員・職員と一緒に会長を車までお見送りし、M課長が車に同乗した。

     その時である。
     助手席に乗り込んだ課長が突然悲鳴をあげた。
    座席に腰をおいた瞬間、ひねってぎっくり腰になってしまったのである。

     「だめだ。〇〇さん、私の代わりに会長をお送りして」。
     あまりにも突然の出来事だった。
     この日の私は財布が無いのである。

     M課長はあまりの腰の痛さに昼食代を立て替えたことなどすっかり忘れてしまった
    ようだ。
     会長、副会長がおられる前で
    「私はお金を持っていません」
    とも言えぬまま、助手席に乗り込み、上野に向かって車は出発した。

     K会長と身近にお話ししたのはこの時が初めてだった。
    私は余計なことを言わず聞かれたことだけを答える対応に努めた。
    何よりも上野駅に着いてからのことを考えるだけで精一杯だったのである。

     駅に着いたら先生の荷物を持ってホームまでお送りしなければならない。
     ホームに入るには入場券が必要だ。
    財布を忘れた私には1銭も無い。さて、どうする。
    駅員に事情を話してホームまで入れていただくしかないか。
    お送りした後でどうやって事務所に戻る。車はソニーの車だ。
    戻るまで待っててくれ、とはとても頼めない。
    迎えを呼ぼうにも電話をかけるお金も無い。
    事情を話して交番で借りるか。貸してくれなかったらどうする。
    交番から事務所に連絡してもらうか。それもできなかったらどうする。
    霞ヶ関まで歩けばいいのか。よし、まずはホームに入ることに集中しよう。

     間もなくして車は上野駅に到着した。
    「なるようになれ」
    私は車から降りて、会長のドアを開け、荷物を持とうとした。

    その時である。
    「ありがとう。あなたはここで結構です」。
    会長がおっしゃったのである。思いもかけないお言葉だった。

    「いえ、お荷物もございます。ホームまでお送りさせていただきます。
    ここで会長をお送りしては何のために来たのかわかりません。私が課長に怒られま
    す」

    すると会長は運転手に歩み寄られ、
    「この方をさっきの事務所まで送って下さい」
    と言われた。
    これ以上会長のご好意に背けないと思った私は、運転手さんと改札で会長ご夫妻を
    お送りした。

    会長は振り向かれることなく、駅構内に進まれ、やがて姿が見えなくなった。

     事務所に戻ると、私が会長の車に乗った後でM課長が私にお金が無いことに気づい
    たらしく、
    会う職員から次々と
    「ホームに入れたの?どうやって帰れたの?」
    と声をかけられた。

     この後、K会長とは何度となく出張でご一緒させていただいた。

     K会長、専務理事、副会長、ソニー名誉会長、奥様、とご他界された。
     20年の歳月を感じずにいられない。

    私は、あの日から弁当を持参している。

    その後財布を忘れたことは一度も無い。

    ________________________________


    ありがとうございました。いい話です。
    それにしてもJプレイヤーにこんな著名人と知り合いの方がいるとは・・・・・・・
    このエッセイの著者は官庁関連の会社に勤務の方だそうで、・・・・・・
    正直、驚いています。^^;;


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    大会報告(第九期牌王位戦・決勝{5試合制})
     今回からはリアル映像で5試合すべて観ることができます。


     11月3日、第九期牌王位戦の決勝(5試合制)がおこなわれました。
     まずは各試合の内容と結果から。


    決勝出場選手;buff(以下バフと表記)、ミーコ、英ひで、幻想

     (第1戦)起家バフ、ミーコ、英ひで、幻想
    東1:和了・英ひで(東アンコ・白ポン・ドラ1)ツモ
    東2:和了・バフ(リーチ・ドラ2)放銃・幻想
    東3:流局・全員テンパイ
    3−1:和了・バフ(リーチ・ドラ3)放銃・幻想
    東4:荒局・英ひで一人テンパイ
    注:荒局=こうきょく。一般的には、ノーテン親流れのルール(Jゲームルール)で
    ノーテンで親が流れてしまうこと、という意味に使われる。
    特に、単なる『流局によるオヤ流れ』と区別して、『オーラスで親がノーテンで流
    れ、ゲームが終了してしまうこと』の意にも使われることがある。
     バフ55900 英ひで33200 ミーコ22700 幻想 8200 

     (第2戦)起家バフ、英ひで、ミーコ、幻想
    東1:和了・バフ(ピンフ・ドラ2)放銃・ミーコ
    1−1:和了・バフ(發ポン)ツモ
    1−2:九種倒牌・ミーコ
    東2:和了・バフ(リーチ1発チートイツ)放銃・幻想
    東3:和了・英ひで(リーチ・メンホン・中・ドラ2・ハイテイ)放銃・幻想
    東4:和了・バフ(食いタン)放銃・英ひで
     バフ61200 英ひで39200 ミーコ18400 幻想 1200

     (第3戦)起家幻想、バフ、英ひで、ミーコ
    東1:和了・ミーコ(東ポン)ツモ
    東2:和了・ミーコ(ピンフ・ドラ1)放銃・バフ
    東3:流局・ミーコ、幻想テンパイ
    東4:和了・バフ(リーチピンフ・ツモ・ドラ3)
     バフ53200 ミーコ24600 幻想22000 英ひで20200

     (第4戦)起家幻想、バフ、英ひで、ミーコ
    東1:和了・ミーコ(發ポン東トイトイ)放銃・幻想
    東2:和了・バフ(リーチ・ツモ・ドラ1)
    2−1:流局・英ひで一人テンパイ
    3:流局・3人テンパイ(ノーテン、バフ)
    3−1:和了・幻想(リーチのみ)放銃・ミーコ
    4:バフ(發ポン・ドラ3)放銃・英ひで
     バフ55700 ミーコ29100 英ひで18300 幻想16900

     (第5戦)起家バフ、ミーコ、英ひで、幻想
    東1:流局・3人テンパイ(ノーテン、バフ)
    東2:流局・幻想一人テンパイ
    東3:和了・ミーコ(リーチピンフ・ドラ1)放銃・英ひで
    東4:和了・バフ(チャンタ三色ドラ1)放銃・英ひで
     幻想49000 ミーコ28900 バフ24900 英ひで17200

    最終結果:
    優勝・バフ 250900

    準優勝・英ひで 128100
    3位・ミーコ    123700
    4位・幻想     97300
    _____________________

      5試合すべてを観戦したあらまあーの感想を言わせてもらいますと、
    -----終始、流れはバフ王にあった!----
    この一語に尽きるかも知れません。

     それでは
    バフ王はツキだけで優勝し王位を防衛したのか?
    というと決してそうではなく、
    (---この表現でいいのだろうかイマイチわからないのですが、---)
    バフさんはかなり真摯な姿勢で試合に挑み
    決して勝負そのものをナメることなく、丁寧に麻雀を打った、
    というのが、あらまあーの率直な感想であります。

     今回の決勝シリーズは若きバフ王に挑戦するミーコ元女王、
    そして英ひでさん、幻想さんというフレッシュな組み合わせのメンバーでした。
    それなりに新鮮な若々しい打撃戦を予想してはいたのですが、
    結果は5試合中4回がバフ王のトップというように、ワンサイドになってしまいまし
    た。
     決勝出場選手、お疲れ様でした。
     バフ王の連覇を許してしまった3人の次期シード選手には次回の健闘を期待しま
    す。
     
     それにしても、26歳の打ち盛り、バフちゃんは強い! 
     あらためて、おめでとう! ナバ君以来の王位防衛です。

    ________________________


           ビッグ・ニュースがあります!!

     
    今回から牌王位戦決勝シリーズの再現対局が『リアル映像』で見れます。
     
    http://loose&beat.d-files.com/d.html     ←こちらからどうぞ。^^


     REN・コンのページ(LOOSE&BEAT)の一画に、いなださんがアップしてくれたもので
    す。
     5試合すべての試合再現が可能ですが、
     観覧期間は、「次期牌王位戦・決勝開始日」までとします。

    この場を借りまして、

    試合再現のアイデアをあらまあーに提案してくださり、

    牌王位戦決勝の収録ならびにアップを無償でおこなって戴いた

    「いなだ」さんに、心より御礼を申し上げておきます。

     この『いなだシステム』の導入により、あらまあーがJゲームでの自分自身の対局
    を見ることも可能になりました。いなださんは東京在住の30だいの好青年、PC関係
    のお仕事をなさっています。
     いなださん、どうもありがとう!


    ----------------------------------------------------------------------------


    『保存対局譜から試合を再現してみよう』
    {PART2:メリッサ編}

    二試合目:Melissaさん


    東風戦ランキング(No.421)卓・開始日時2002年10月8日10時27分

    対局者:popiru、ビロ吉21、メリッサ、ウナムシ{以上、起家順}
    (以下、popiruはポピル、ビロ吉21はビロ吉と表記)

    東1局は、白と東をポンしていた北家ウナムシにオヤのポピルがフリこんで、260
    0点。
     ビロ吉がリーチをかけていて、計3600点がウナムシの収入。

    東2局、南家のメリッサさんが白をポンしてドラ1の手をツモあがり。
     メリッサさん、500−1000(計2000点)の収入です。

    東3局、ここで強烈なメリッサ・パワーが炸裂します。
       八 (1)(2)(7)14588 南南白白發

    これがオヤのメリッサさんの配牌。第1打が八マン!
    メリッサさんらしい思い切りのいい麻雀でホンイツに向かいます。

    ところが、南家のトップ目、ウナムシの配牌が、
       四五六(2)(2)(2)(8)5 東東西西西

    と、最初からイーシャンテン。楽勝と言いたくなるような配牌です。

    メリッサさん3巡目に白をポン、ピンズを切り出していきます。
    4巡目に南がアンコになり、6巡目に2ソウを引っ張り、7巡目に上家ビロ吉の捨て
    た6ソウをチー、
    12 88 南南南 {チー}456 {ポン}白白白 (ドラ:四)

    と、ペン3ソウ。早くもオヤの7700点のテンパイです。
    ここで西家のポピルが、とんでもない食い仕掛けを始めます。

      二二五六六 (5)(5)(5)(7)(7) 789
    7巡目のこの手から、なんとトイトイを始めるわけなんですが、(爆!)
    まずは8巡目、7ピンをポンして五マン切り、次巡、5ピンが出ると、なんと、カン!
    そしてソウズの789のメンツをこわしていきます。10巡目には六マンもポンして、
    二二7中 {ポン}六六六{ポン}(7)(7)(7){カン}(5)(5)(5)(5)

    と、3フーロして手牌は4枚。しかもまだテンパイしていません。
    しかも5ピンのカンで、オヤのメリッサさんにアンコの南を、カンドラとして乗せて
    しまったのです。

    1288南南南 {チー}456{ポン}白白白(ドラ・四:槓ドラ・南)
    メリッサさんの手は7700から、いちやく18000へ。オヤッパネです。

    このポピルの麻雀は、「無謀」というより、「デタラメ」でしょう。繰り返します
    が、
     二二五六六 (5)(5)(5)(7)(7) 789
    という手牌からトイトイを狙って7ピンをポン、ソウズの789のメンツをこわして
    いきます。
    さらに5ピンをカンして、メリッサさんにカンドラを3枚モロ乗せし、さらに六マン
    をポン。
    3フーロした時点で、まだノーテン。
    二二 7 中 {カン}(5)X4 {ポン}六 {ポン}(7){10巡目まで}

    これを『無謀を通り越してデタラメ』だと言ったら、言いすぎでしょうか?
    イーシャンテンで、しかもポン・カンで3度もツモ番を抜かされてイライラしていた
    のか、ウナムシが3ソウをツモ切りして、ドカーーン! インパチのフリコミです。

     これがもしJゲームでの対局で、フリコミにまわったウナムシが思わずポピルに
    「あんまりひどいポン・カンするなよ!」
     とチャットしたら、きっとそれも不愉快チャットになるんでしょうねー?
     でも、18000をフリコまされた側のウナムシ氏の屈辱感、不快感は、いったい
    どうなるんでしょうか?
     このポピルさんは麻雀の基礎から学びなおすべきでしょう。

    (誤解を招かないようにつけ加えておきますが、ポンポンしたからポピルがいけな
    い、というのではありません。
    麻雀はメンゼンでリーチが一番エライ、などというのは、明らかな間違いですから。
    ただ、この場合、このポピルの無理な手作りの発想と無謀な5ピンのミンカン、これ
    を指摘しているわけです。
    このポピルの行為がこの試合の勝者と敗者を決定づけてしまったことも事実ですか
    ら。)

    ただ、しかし、しかしです、
    フリこんだウナムシ氏も謙虚に、自らの序盤での選牌ミスを認めるべきでしょう。

      四五六(2)(2)(2)(8)5 東東西西西
    という配牌イーシャンテンの手から、ツモってきた北をアンパイとして残し、8ピ
    ン、5ソウと切り出してしまうのです。
     四五六七(2)(2)(2)東東西西西北{3巡目まで}

    現在トップ目であることを考えれば、ここまで手を固める必要があったのでしょうか

    確かに東をポンすれば四七マンのノベタン、マンズが伸びれば3面チャンという理想
    はわかりますが、理想どおりに牌が来ないのが麻雀、この序盤は北を残さずに手を広
    げるべきだったのではないでしょうか?

    ちなみに手を広げる発想で勘よく打っていけば4巡目、5ソウに3ソウがくっつい
    て、
     四五六(2)(2)(2)35 東東西西西 (ドラ:四)
    という仮テンになり、問題の13巡目に3ソウを引いてきても、打ち5ソウ(オヤの
    メリッサさんの現物)で、
     四五六(2)(2)(2)33 東東西西西
    となり、ヤミテンでも東が出ればロン、ツモれば満貫(3アンコウ)の手に変化した
    はず。アガれたかどうかは別にして、最低限3ソウでのインパチのフリコミだけは避
    けられたかも。

    ↑これを「結果論じゃないか」と言う人がいます。
    モチロン結果を照合させているのですから、結果論と言えば結果論でしょう。
    しかし、結果論だからすべて論じる価値がないのであれば、ほとんどの観戦記や戦術
    論・手筋論が成立しないでしょう。『結果論』というのは「反省し向上しようとしな
    い人の便利用語」ではない、と思うのですが。。

     さて、話題をメリッサさんの手筋に転じましょう。
    メリッサさんのこの局の判断として見事だったのは、何をおいても迷わずホンイツに
    向かったこと、これが功を奏しました。さすが1発逆転の大物手をつくる豪快なメ
    リッサさんらしい構想、手を小ぢんまりとまとめようとしなかった点は評価に値する
    でしょう。現在小差の2着でラス前(東3)のオヤともなれば、とりあえずはレン
    チャンを、と考えたくなるものですが、一気にキメようと手を進めたメリッサさんの
    英断が、ここでは結果オーライでした。

     さて、ここも前述のリピートになりますが、

      八 (1)(2)(7)14588 南南白白發 (ドラ:四)

    の配牌から第1打八マン、2巡目に白をポンするとためらうことなくピンズを切り出
    していきます。
    この白の一鳴き自体も好結果で、南がアンコになり1ソウに2がくっついて、6巡目
    には、
      12 45 88 南南南發 {ポン}白白白 
    と変化。7巡目に6ソウをチーして、
     12 88 南南南 {チー}456 {ポン}白白白
    ペン3ソウのテンパイになります。

    さらに、ほほーと感心させられたのは、11巡目4ソウをツモってきて打1ソウのカ
    ン3ソウとはせず、ツモ切りしたこと。
    この選牌の良し悪しには異論のある方もいらっしゃるでしょうが、ともかくメリッサ
    さんはツモ切り。直後の次巡5ソウをツモってきて、これもツモ切り。
    捨て牌には、4ソウ、5ソウと並びました。しかも4・5.6のソウズのメンツはす
    でにチーしてあります。すなわち、『ツモ牌が加勢して捨て牌に迷彩が敷かれた状
    態』が生まれました。モチロン切り出しが、八マン、1ピン、2ピン・・・という捨
    て牌ですから、ホンイツの可能性はじゅうぶんあるのですが、3ソウはション牌では
    なくすでに以前に自分が切っていることから、フナムシのツモ切り放銃となりまし
    た。

    1288南南南 {チー}456 {ポン}白白白(ドラ四:槓ドラ南)
    {和了者メリッサ・和了牌3ソウ・18000点・放銃者ウナムシ・13巡目}

    このアガリで、メリッサさんは言うまでもなくダントツになりました。
    ______________________
       
    東3局完全牌譜(表ドラ四・槓ドラ南 : 裏ドラ(7)北)

    (配牌)
    東家・メリッサ:八 (1)(2)(7)14588 南南白白發
    南家・ウナムシ:四五六(2)(2)(2)(8)5東東西西西
    西家・ポピル:一二六九(4)(5)(5)(5)(7)(9)178
    北家・ビロ吉:二三六九 (1)(3)(3) 1256 白發

    {1巡目}メリッサ:配牌⇒八 ウナムシ:北⇒5 ポピル:4⇒1
     ビロ吉:一⇒九
    {2巡目}メリッサ:(6)⇒(1) ウナムシ:七⇒(8) ポピル:六⇒4 
     ビロ吉:3⇒白{ポン・メリッサ}
    {3巡目}メリッサ:白(ポン)⇒(2) ウナムシ:(4)⇒ツモ切り
     ポピル:(7)⇒九 ビロ吉:一⇒發
    {途中図・・・3巡目まで}
    東家・メリッサ:(6)(7)14588 南南發 {ポン}白白白
    南家・ウナムシ:四五六七(2)(2)(2) 東東西西西北
    西家・ポピル:一二六六(4)(5)(5)(5)(7)(7)(9)78
    北家・ビロ吉:一一二三 六 (1)(3)(3) 123 56 
    (状況概説)
    白をポンしたメリッサさん、ここからピンズの6・7のタアツを切り出して一路ソウ
    ズのホンイツに向かうのだが、結果的にこれが大正解。
    ウナムシは配牌イーシャンテン、しかも現在トップ目という状況でありながら、5ソ
    ウ、8ピンといった中張牌(=チュンチャンパイ、2〜8までのメンツを構成しやす
    い牌のこと)を切り、北をアンパイとして持ち、上図の手に構えた。東をポンすれば
    4・7マンのノベタン、マンズが伸びれば3面チャンもあり得るという手だが、ここ
    まで3巡目で手を固める必要があったのか? 疑問である。
    ポピルは3巡目のこの手からなんと、トイトイを狙うという信じられない発想で手を
    進めるのだが、はっきり言ってこのプレイヤーは初心者クラスであろう。この人の無
    理ポン無理カンが状況を一変させてしまうことになる。
    結果から言えばこのポピルのおかげで得をしたのがメリッサさん、大損をしたのがウ
    ナムシ、ということになる。
    配牌イーシャンテンのウナムシがメリッサさんに18000点をフリこむことになろ
    うとは、この時は誰にも予測できない。いや、予測できるはずがない。

    {4巡目}メリッサ:南⇒(7) ウナムシ:3⇒ツモ切り ポピル:五⇒(9)
     ビロ吉:6⇒一
    {5巡目}メリッサ:(8)⇒ツモ切り ウナムシ:9⇒ツモ切り
     ポピル:二⇒一 ビロ吉:(7)⇒(1)
    {6巡目}メリッサ:2⇒(6) ウナムシ:發⇒ツモ切り ポピル:八⇒(4)
     ビロ吉:八⇒6(チー)
    {7巡目}メリッサ:456{チー}⇒發 ウナムシ:1⇒ツモ切り 
     ポピル:9⇒八 ビロ吉:四⇒(7){ポン・ポピル}
    {途中図・・・7巡目まで}
    メリッサ:12 88 南南南 {チー}456 {ポン}白白白
    ウナムシ:四五六七 (2)(2)(2) 東東西西西 北
    ポピル:二二五六六 (5)(5)(5)(7)(7) 789
    ビロ吉:一二三 四六八 (3)(3) 123 56
    (状況概説)
    メリッサさん、早くもペン3ソウで7700のテンパイ。
    ポピルが上図の手から7ピンをポンして五マン打ち、ソウズの789のメンツをこわ
    していってトイトイを狙うのだが、これはもう無謀という表現を通り越した、ひどい
    麻雀であろう。

    {8巡目}ポピル:(7)(ポン)⇒五 ビロ吉:四⇒八
    {9巡目}メリッサ:(5)⇒ツモ切り{カン・ポピル}
     ポピル:(5)(カン)→[リンシャン牌]中⇒9 ビロ吉:一⇒六{ポン・ポピ
    ル}
    {10巡目}ポピル:六(ポン)⇒8 ビロ吉:9⇒ツモ切り
    {途中図・・・10巡目まで}
    メリッサ:12 88 南南南  {チー}456 {ポン}白白白
    ウナムシ:四五六七 (2)(2)(2) 東東 西西西 北
    ポピル:二二7中 {カン}(5)X4{ポン}六六六{ポン}(7)(7)(7)
    ビロ吉:一一二三 四四 (3)(3) 123 56
    (状況概説)
    ここまでのポピルの動きは目を覆いたくなる。7ピン・ポンのあと5ピンが出るとカ
    ン。
    カンドラは南。
    メリッサさんの手の内にあるアンコの南がそっくり乗って、一躍オヤッパネになる。
    で、当のポピルはと言うと、3フーロし手牌4枚になって、まだテンパイしていない
    のである。
    この局のポピルの動きが、この試合の勝者と敗者を決定づけてしまった。

    {11巡目}メリッサ:4⇒ツモ切り ウナムシ:(6)⇒ツモ切り ポピル:發⇒7
     ビロ吉:6⇒ツモ切り
    {12巡目}メリッサ:5⇒ツモ切り ウナムシ:(4)⇒ツモ切り ポピル:8⇒發
     ビロ吉:五⇒一
    {13巡目}メリッサ:北⇒ツモ切り ウナムシ:3⇒ツモ切り{放銃、ロン・メリッ
    サ}

    [ 最終図 ]

    メリッサ:12 88 南南南 {チー}456 {ポン}白白白(13巡目・ロン
    和了)
    (S)八・(1)・(2)・(7)・(8)・(6)・發・(5){カン・ポピル}・
    4・5・北 (3・ロン)

    ウナムシ:四五六七 (2)(2)(2) 東東西西西北(13巡目・放銃)
    (S)5・(8)・(4)・3・9・發・1・(6)・(4)・3{放銃}

    ポピル:二二8中 {カン}(5) {ポン}六 {ポン}(7)
    (S)1・4・九・(9)・一・(4)・八・五・9・8・7・發

    ビロ吉:一二三四五 (3)(3) 123 56
    (S)九・白{ポン・メリッサ}・發・一・(1)・6{チー・メリッサ}・(7)
    {ポン・ポピル}・
    八・六{ポン・ポピル}・9・6・一

    (状況概説)
    さすが打撃力のあるメリッサさん、お見事!
    ウナムシは序盤で手を固めたことが大裏目に出た。
    ポピルのはた迷惑な麻雀に関してはもう述べないこととして(爆!)、
    ここは思い切りよくソウズの一色に一目散に進んだメリッサさんの英断を率直に誉め
    るべきであろう。
    _______________________


    3局1本場は怒ったウナムシが(爆!)メンホン七対子を憎きポピルから討ち取り、
    8300点の収入。

    そして迎えたオーラスは、ピロ吉がポンして仕掛け、トイトイのみの手をポピルから
    和了、2着を確保しました。
    終わってみれば、文字どおり大物手をキメたメリッサパワー全開といった感じの爽快
    な試合でした。

    試合結果
    1位:メリッサ  +36
    2位:ピロ吉   +1
    3位:ウナムシ −13
    4位:ポピル  −24


    {試合終了時刻10時42分(試合時間15分)}


    ----------------------------------------------------------------------------
     
       データ・ランキング・スペシャル(9・10月、データ比較)


    まずは、前号で紹介しきれなかった9月度のポイント上昇数値ベスト30から。。

    {ポイント増加数値ベスト30(9月分)}

    順位・PN・(9月1日⇒10月1日)・増加数値の順(ランカー対象)

    1.満福 (1556.25 ⇒1930.25) 374
    2.ニッシー (2439.25⇒ 2760) 320.75
    3.ohagi (1763.25⇒ 2042.25) 279
    4.和研 (2809.75⇒ 3067) 257.25
    5.まさすぅ (1453.5⇒ 1695.25) 241.75
    6.フルチャン (2464.75⇒ 2696.25) 231.5
    7.篠芙 (2107.25⇒ 2325.5) 218.25
    8.katsu0522 (1504.75⇒ 1717.5 )212.75
    9.としかお (2060.75 ⇒2262.5) 201.75
    10.北の狼 (1786.75⇒ 1981.25) 194.5

    11.雀鬼一号( 2743⇒ 2932.5) 189.5
    12.飯田橋 (2017.25 ⇒2206.75 )189.5
    13.J-BOY (4116⇒ 4303.5) 187.5
    14.狂虎( 1666⇒ 1846.75) 180.75
    15.まつぽぽ( 2656.5⇒ 2833.75 )177.25
    16.ayabu (2541.25⇒ 2718.5) 177.25
    17.moo_pi (2218.75⇒ 2392.5 )173.75
    18.拓郎 (2761.25⇒ 2923.75 )162.5
    19.たいくり( 1581.5⇒ 1742.75 )161.25
    20.naoshi (1915.5⇒ 2071.75 )156.25

    21.kingjyunn (2118 ⇒2264.75) 146.75
    22.和だもん (2050.5 ⇒2197.25) 146.75
    23.ミーコ (1505.5⇒ 1649.5) 144
    24.aimama (3829.25 ⇒3972.25 )143
    25.esakagu (1890 ⇒2029.75) 139.75
    26.ichiro-kir (2276.75⇒ 2416) 139.25
    27.愛子だよ( 1738⇒ 1876.25 )138.25
    28.うたた姫 (1739⇒ 1869.25) 130.25
    29.ノンノ (1928 ⇒2058) 130
    30.或未完 (2511⇒ 2635.25) 124.25

    さて、この顔ぶれを確認しながら、前号のおさらいとして、9月のトップ率上昇数値
    ベスト30のメンバーをもう1度ここにご紹介しますと・・・

    {トップ率上昇数値ベスト30(9月分)}

    1.満福 (25.62⇒ 26.66 )1.04
    2.ThunderV( 28.59⇒ 29.37) 0.78
    3.mon444 (28.27⇒ 28.91) 0.64
    4.たれちゃん (32.39⇒ 33 )0.61
    5.とらのこ( 26.71⇒ 27.21) 0.5
    6.フルチャン (26.37⇒ 26.85) 0.48
    7.手裏剣 (26.98⇒ 27.4 )0.42
    8.LOTO( 30.87 ⇒31.28) 0.41
    9.まさすぅ( 24.69 ⇒25.1) 0.41
    10.esakagu( 27.34⇒ 27.71) 0.37

    11.北の狼 (24.67 ⇒25.01) 0.34
    12.ニッシー (23.64 ⇒23.96) 0.32
    13.takataka( 24.56⇒ 24.82) 0.26
    14.和研( 25.3⇒ 25.54) 0.24
    15.としかお (31.51⇒ 31.73) 0.22
    16.naba (29.38 ⇒29.59 )0.21
    17..moo_pi (27.13 ⇒27.31) 0.18
    18..ohagi88( 24.58⇒ 24.76) 0.18
    19.RC (25.04⇒ 25.21) 0.17
    20.出目徳( 31.43 ⇒31.59 )0.16

    21.yoshi601( 24.18 ⇒24.34) 0.16
    22.ノンノ( 22.13⇒ 22.29) 0.16
    23.yo_ssya( 25.03 ⇒25.17) 0.14
    24.イヴ (29⇒ 29.13 )0.13
    25.雀鬼1号 (28.34⇒ 28.47) 0.13
    26.向台風( 27.83⇒ 27.96) 0.13
    27.浪花の寿(25.35⇒ 25.47) 0.12
    28.飯田橋( 29.1⇒ 29.21) 0.11
    29.雀帝 (24.62⇒ 24.73) 0.11
    30.ayabu( 22.33⇒ 22.42) 0.09
    _____________________

    この9月分のポイントとトップ率のベスト30、両方に名前を出しているプレイヤー
    をピックアップしてみましょう。

     満福(PO・T率ともに1位)、フルチャン、まさすぅ、esakagu、北の狼、ニッ
    シー、和研、としかお、moo_pi、ohagi、ノンノ、雀鬼一号、飯田橋、ayabu

    以上、絶好調だった満福クンを筆頭に14名が、ポイント、トップ率、両方のベスト
    30にランクインしています。
    いまここに、これらのプレイヤーを、『9月に調子の良かったプレイヤー』と呼びま
    す。

    さて、それでは、次に10月分のデータランキングを見ていきましょう。
    _______________________



    {10月度・データランキングトップ30}

    ポイント増加数値(10月1日⇒11月1日)
    (ランカー対象)

    1.s.yamane (1584.5 ⇒1965.75) 381.25
    2.ohagi (2042.25⇒ 2327) 284.75
    3.ニッシー (2760⇒ 3030.75) 270.75
    4.燕 (1766.5⇒ 2005.75) 239.25
    5.まさすぅ (1695.25 ⇒1919.25) 224
    6.フルチャン (2696.25⇒ 2898.5 )202.25
    7.ayabu76 (2718.5 ⇒2898 )179.5
    8.雀鬼一号( 2932.5⇒ 3106) 173.5
    9.飯田橋 (2206.75 ⇒2378 )171.25
    10.ropponngi (2146.75⇒ 2312.75)166


    11.kingjyunn (2264.75 ⇒2426.5)161.75
    12.満願堂(1776.75⇒ 1935.75)159
    13.篠芙 (2325.5 ⇒2482.25)156.75
    14.naoshi (2071.75⇒ 2225.25 )153.5
    15.J-BOY (4303.5⇒ 4456.75 )153.25
    16.北の狼 (1981.25⇒ 2133 )151.75
    17.けむりや (2105.5⇒ 2255.25 )149.75
    18.うー (2676 ⇒2822.25 )146.25
    19.moo_pi(2392.5⇒ 2536.75 )144.25
    20.手裏剣( 2160⇒ 2298.75)138.75


    21.或未完(2635.25⇒ 2772.5 )137.25
    22.うたた姫 (1869.25⇒ 2000.5 )131.25
    23.yossya- (2153.5⇒ 2277.75)124.25
    24.たれちゃん (1542⇒ 1662.75)120.75
    25.満福 (1930.25⇒ 2048.5) 118.25
    26.としかお( 2262.5⇒ 2379.5) 117
    27.REN (2716.75⇒ 2833) 116.25
    28.ichiro-kir (2416⇒ 2526.75)110.75
    29.ミーコ (1649.5⇒1757.75)108.25
    30.拓郎 (2923.75 ⇒3028.5 )104.75


    トップ率上昇数値(10月1日⇒11月1日)

    1.北の狼( 25.01⇒ 25.82) 0.81
    2.naoshi (25.21⇒ 25.72) 0.51
    3.たれちゃん( 33 ⇒33.47) 0.47
    4.満願堂 (26.82⇒ 27.27) 0.45
    5.moo_pi(27.31⇒ 27.67) 0.36
    6.あらまあー(29.42⇒ 29.75 )0.33
    7.kishibojin (27.71⇒ 28.03) 0.32
    8.或未完 (23.02⇒ 23.34) 0.32
    9.MRYM (25.57⇒ 25.87) 0.3
    10.ニッシー(23.96⇒ 24.24 )0.28

    11.出目徳(31.59⇒ 31.86)0.27
    12.REN (26.57 ⇒26.84) 0.27
    13.手裏剣 (27.4⇒ 27.66) 0.26
    14.はまを(26.86⇒ 27.12) 0.26
    15.takataka(24.82⇒ 25.03) 0.21
    16.ThunderV(29.37⇒ 29.56) 0.19
    17.ayabu76(22.42 ⇒22.59) 0.17
    18.としかお (31.73⇒ 31.89) 0.16
    19.まつぽぽ (26.89⇒ 27.04)0.15
    20.まさすぅ (25.1⇒ 25.25)0.15

    21.Melissa (20.68⇒ 20.81)0.13
    22.LOTO6 (31.28⇒ 31.4 )0.12
    23.雀鬼一号(28.47⇒28.59)0.12
    24.向台風(27.96⇒28.08) 0.12
    25.うたた姫 (30.73⇒30.82)0.09
    26.aimama(28.21⇒28.3)0.09
    27.タンタン (27.77⇒27.86)0.09
    28.うー(25.87⇒25.96)0.09
    29.えみりん (21.14 ⇒21.23)0.09
    30.たいくり (31.74 ⇒31.82)0.08
    ________________________________


    {参照データ・40位まで}

    31.yoshi601 (24.34⇒ 24.42) 0.08
    32.あいな (26.56⇒ 26.62) 0.06
    33.愛子だよ(21.47⇒ 21.53) 0.06
    34.赤たぬき (24.25 ⇒24.31) 0.06
    35.けむりや(25.78 ⇒25.83) 0.05
    36.mon444(28.91⇒ 28.95) 0.04
    37.kunio7738 (23.51⇒ 23.55) 0.04
    38.kingjyunn (27.74⇒ 27.77) 0.03
    39.英二(26.41⇒26.44) 0.03
    40.sarumata(23.6⇒ 23.63) 0.03
    _____________________________

    10月のベスト30にどちらもランクインしている方々は・・・・
    北の狼、ニッシークン、naoshi、まさすぅ、ayabu、雀鬼一号、満願堂、うー、
    moo_pi、手裏剣、或未完、
    うたた姫、たれちゃん、としかお、REN、
    この15名です。このプレイヤーをいま『10月に調子の良かったプレイヤー』と呼
    びましょう。

    検証:

    そこで、9月と10月の『調子の良かったプレイヤー』の顔ぶれを比較してみます。

    (9月)満福(PO・T率ともに1位)、フルチャン、まさすぅ、esakagu、北の狼、
    ニッシークン、和研、としかお、
    moo_pi、ohagi、ノンノ、雀鬼一号、飯田橋、ayabu

    (10月)
    北の狼、ニッシークン、naoshi、まさすぅ、ayabu、雀鬼一号、満願堂、うー、
    moo_pi、手裏剣、或未完、
    うたた姫、たれちゃん、としかお、REN

    2か月続けて好調だったのは、
    まさすぅ、北の狼、ニッシークン、としかお、moo_pi、雀鬼一号、ayabu
    この7名ということになります。
    ちなみに、9月絶好調だった満福クン(ポイント増加、率上昇、ともに1位)は10
    月、ポイントで25位にランクインしているものの、トップ率は(26.66⇒2
    6.27)−0.39と大きくマイナスし、なんと94位でした。
    またポイント増加6位・率上昇6位と9月は安定していたフルチャンも、10月はポ
    イントで6位に入ったものの、トップ率は77位と(26.85⇒26.75 −
    0.1)伸びませんでした。

    やはり、2か月続けて好調をキープするのは難しいようです。

    2か月連続で好調の7名の中では紅一点のアヤブさんの健闘が光ります。
    9月のトップ率が+0.09で30位、10月は+0.17で17位と、安定した成
    績で大健闘です。ポイントもどんどん伸びてきて3000POが目前ですね。今後も活
    躍が期待される女流プレイヤーです。

    さらに、もう1点。
    一気に短期間でポイントを上げてなおかつトップ率を維持するというのは、むずかし
    いことですね。
    半年以上Jにいるプレイヤーならば誰もがそのことを痛感していると思いますが、・
    ・・・・・
    たとえば10月ポイント増加トップのS・ヤマネさん、この方を例に挙げてみます
    と、
    10月1日早朝現在の時点でこのプレイヤーのトップ率は29.77。新鋭選手とし
    ては素晴らしい成績でした。
    そのヤマネさん、一気にポイントを上げて10月度ポイント上昇数値トップ(ラン
    カー対象)に立ったのですが、
    なんと11月1日時点でのT率が、29.02。−0.75は10月の最下位という
    成績でした。

    上記の例でもわかる通り、ポイントを上げながら率も上げていくことは、至難の業と
    言えます。
    先日バフ連覇王と対局していた時、バフちゃんがぼそっとつぶやいた一言、
    「トップ取り麻雀をやっていると、自分の打ち方が荒れてくるような気がする
    な〜〜」
    まさに言い得て妙だと思いました。
    しかし、だからこそ、その至難の業に挑戦してみる価値があるとも言えるでしょう。
    精神的なバランスが悪い時は麻雀も勝てないという時が多々あります。

    10月好成績のプレイヤーのみなさん、あるいは、そうでなかった不調のプレイヤー
    のみなさん、また来月以降もがんばりましょう。

    ----------------------------------------------------------------------------

       『保存対局譜から試合を再現してみよう』
          {PART3:バフ(buff)さん編}

     さて今回のメインテーマの最後の対局譜には、バフ王に登場していただきましょ
    う。
     牌王位戦連覇を成し遂げた26歳の打ち打ち盛り、さてさてどのような手筋を披露
    するのか?


    三試合目:バフ(buff)さん


    東風戦上級ランキング(No.514)卓・開始日時2002年10月19日5時55


    対局者:ぢゃんはれぢ、odachi、バフ、mukkudayo(以上、起家順)
    {以下、ぢゃんはれぢは「ジャン」、odachiは「オダ」、mukkudayoは「ムック」と
    表記}


    さて、いよいよバフ防衛王の登場です。100試合以上消化でレーティング1600
    以上という上ラン卓での対局、バフ王はどう闘牌するのか?注目されます。
    ちなみにこのメンバー、R1700だいが3人1600だいが一人という生き残り激
    戦区。
    バフさんは(本対局当時)1700だいです。

    東1局、北家ムックが食いホンイツ・ドラ1を南家オダから討ち取り、5200点。

    東2局はオヤになったオダがジャンから白ポンのみの1500点を和了。

    2局1本場、今度はジャンが自風の北をポンしてドラの發タンキ。これにバフが放
    銃、4200点。

    バフ王ピンチ!の状況で迎えた東3局、發をポンしてドラ1の手をアガり、なんとか
    オヤ権を死守。
    フリ込んだのはジャンで、2900点。

    そして東3局1本場、レンチャン親のバフさんにチャンスが訪れます。
      二六七九(4)(5)(6)(9)12599 東 (ドラ:東)
    こんな配牌が、15巡目には八マン・ツモ、9ソウ打ちで、
      三三三六七八 (4)(5)(6) 東東白白
    というテンパイ牌姿に変化。ドラ東と、白のシャンポン待ちです。
    直前の14巡目に北家のオダからリーチがかかっていました。オダの手は、

      三四五 (1)(2)(3)(9)(9) 45689{リーチ!}
    と、ペン7ソウ待ち。ちなみに9ソウ打ちでテンパイしたこの手、1巡回してリーチ
    なのですが、もし9ピンと9ソウのシャンポン受けで即リーチならば、バフさんの浮
    き牌9ソウが間に合っているところ。ところが片割れの9ピンはすでに場に2枚とも
    出ていて、これは、いた仕方ないでしょう。(これこそが結果論です。w)

    さらに16巡目、南家ムックもテンパイして即リーチ!
      五六七(4)(4)123 67788{追っかけリーチ!}
    6・9ソウ、6ソウでイーペイコウというピンフリーチです。

    一方、西家のジャンも自風をポンしてドラ東タンキのテンパイ。一歩も譲らぬ姿勢で
    す。

    しかし勝運はバフさんにありました。直後の17巡目、バフさん、白をツモ!
    三三三六七八(4)(5)(6)東東白白{ツモ・白} (ドラ:東)

    バフさん、親満プラス・リーチ棒2本で14300の収入、抜け出しました。

    _________________________


    東3局1本場・完全牌譜(表ドラ・東 : 裏ドラ五)

    (配牌)
    東家・バフ:二六七九(4)(5)(6)(9)125 99 東
    南家・ムック:五五七七八 (4)(6) 1 678 東北
    西家・ジャン:一八(4)(5)(7)(7)(8)2南西西北發
    北家・オダ:二五九(2)(2)(3)(8)(9)(9)9白發中

    {1巡目}バフ:配牌⇒(9) ムック:2⇒北 ジャン:六⇒一 オダ:9⇒二
    {2巡目}バフ:三⇒九 ムック:南⇒ツモ切り ジャン:二⇒南 オダ:6⇒白
    {3巡目}バフ:三⇒5 ムック:(4)⇒東 ジャン:8⇒二 オダ:4⇒發
    {4巡目}バフ:4⇒1 ムック:3⇒七 ジャン:6⇒發 オダ:(5)⇒中
    {5巡目}バフ:東⇒4 ムック:二⇒ツモ切り ジャン:2⇒北 オダ:四⇒九
    {6巡目}バフ:九⇒ツモ切り ムック:西⇒ツモ切り{ポン・ジャン}
    ジャン:西(ポン)⇒六 オダ:8⇒(2)
    {7巡目}バフ:1⇒ツモ切り ムック:六⇒五 ジャン:(6)⇒八 
    オダ:北⇒ツモ切り
    {8巡目}バフ:三⇒2{ポン・ジャン} ジャン:2{ポン}⇒6 オダ:1⇒ツ
    モ切り
    {9巡目}バフ:5⇒ツモ切り ムック:7⇒(6){チー・ジャン(6)(7)
    (8)}
    ジャン:(6){チー}⇒8 オダ:發⇒ツモ切り
    {10巡目}バフ:(8)⇒ツモ切り ムック:中⇒ツモ切り ジャン:東⇒(7)
    オダ:一⇒ツモ切り
    {11巡目}バフ:白⇒二 ムック:(9)⇒ツモ切り ジャン:一⇒ツモ切り
    オダ:(1)⇒(5)
    {12巡目}バフ:(7)⇒ツモ切り ムック:(2)⇒ツモ切り ジャン:八⇒ツモ
    切り
    オダ:5⇒(8)
    {13巡目}バフ:4⇒ツモ切り ムック:(1)⇒ツモ切り ジャン:(3)⇒ツモ
    切り
    オダ:三⇒9
    {14巡目}バフ:白⇒9 ムック:3⇒ツモ切り ジャン:(3)⇒ツモ切り
    オダ:(7)⇒ツモ切り{リーチ!}
    {15巡目}バフ:八⇒9 ムック:中⇒ツモ切り ジャン:(3)⇒ツモ切り
    オダ:南⇒ツモ切り
    {16巡目}バフ:四⇒ツモ切り ムック:8⇒八{リーチ!}ジャン:西⇒ツモ切り
    オダ:五⇒ツモ切り 
    {17巡目}バフ:白{ツモ和了}

    {最終図}
    バフ:三三三 六七八 (4)(5)(6) 東東白白 (ツモ・白)
    (S)→(9)・九・5・1・4・九・1・2・5・(8)・二・(7)・4・9・9
    ・四・白{ツモ和了}

    ムック:五六七 (4)(4) 123 67788{追っかけリーチ!}
    (S)北・南・東・七・二・西・五・(6)・中・(9)・(2)・(1)・3・中・
    八{R}

    ジャン:(4)(5)(6)東 {チー}(6)(7)(8){ポン}222{ポ
    ン}西西西
    (S)一・南・二・發・北・六・八・6・8・(7)・一・八・(3)・(3)・
    (3)・西

    オダ:三四五 (1)(2)(3)(9)(9) 456 89{先制リーチ!}
    (S)二・白・發・中・九・(2)・北・1・發・一・(5)・(8)・9・(7)・
    南・五


    {和了者:バフ、和了牌・白、ツモ和了・14300(親満+R棒2本)}
    _______________________


    東3局2本場はバフとジャンのリーチ合戦でしたが、けっきょくは流局。二人テンパ
    イ。

    東3局3本場も流局。オダのひとりテンパイで3000の収入。

    東3局4本場、ムックが東ポンのみの手をジャンからアガります。
    1000点の4本場=2200点プラス・リー棒2本で、合計4400とバカになら
    ない収入。

    東4局は流局。全員テンパイ。

    東4局1本場、オヤのムックがジャンとのリーチ合戦に勝ち、2000オールをツ
    モ。
    7300の収入で、ムック、トップのバフさんとの差は1300点と迫ります。

    ムックかバフさんか、アガりトップという緊迫した状況で迎えた東4局2本場、
    バフさんがひと足早くテンパイし、メンゼンのタンヤオ手をツモ!
    二三四八八(8)(8)234567 {ツモ:八=和了}(ドラ(9))

    バフさん、見事に逃げ切りでトップを守りました。

    牌王位戦でも絶好調のバフさん、若手スラッガーの真骨頂を見せた試合でした。


    試合結果:
    1位バフ +30
    2位ムック +8
    3位オダ −17
    4位ジャン−21

    [終了時刻・6時24分(試合時間29分)]


    ----------------------------------------------------------------------------

           Jゲームプレイヤーズ・エッセイ{PART3}
                キララさんの章


    今回から何人かのJプレイヤーにお願いしているプレイヤーズ・エッセイ、
    第1回目は、RENさんと共に、この方にお願いしました。
    それでは、摩訶不思議なキララ・ワールドを、お楽しみください。
    __________________


    不思議GALキララの天然日記だにょ〜〜〜〜


    摩訶不思議きらら体験日記


     私は幼い頃から不思議な出来事が日常生活の中で飛びかっていました。

     今でも、不思議な体験は記憶の中で一つ一つはっきり鮮明に覚えています。


     今回お話する体験は当時、私が小学一年生の頃に起きた出来事です。

     夏休み、私は風通しの良い姉の部屋でお昼寝していました。

    夢を見ました。

    夢の中、最初に青色の四角い折り紙のようなものが出てきたんです。
    そしてその正方形の角に、丸い物が(ぽんぽんぽんっと)白く輝いていました。
    輪郭はぼやけてるけど、ブルーの真四角のカドに丸い物が3個集まって、
    白く光って見えたんです。


    目が覚めた直後、私は時間が止まったような妙な感覚でした。
    (水中にもぐって水面に顔を上げたような感覚かなぁ)


     夢の中で見た色や形が頭の中でグルグル回っていて、
     不思議な気分でした。

     身体を起こした瞬間、青色がドドーンと目の中に入ってきたんです。
     こっ、この色は??
     あおだぁ〜〜〜〜〜おんなじじゃ〜〜〜〜ん
     え〜〜っ じゃあさっき見た夢は、一体なに??
     ぽんぽんぽんって白い物は、なに??

     ん??
     ってことは、夢にでてきた青色ってもしかして
     じゅ、じゅ、、、じゅうたんなの〜〜???

    私は恐る恐るカーペットの角を『ぺラ〜ンッ』てめくって見たの、
    そしたら、、、な・・・ななななんと!!
    そこには、おーかーねーがぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ
    あっ! ぽん100円
    えっ! ぽん100円  
    うそっ! ぽん100円
    ある、あるある〜〜〜っ
    300円が〜〜どうしてこんなところに〜〜〜っ


     見つけた瞬間は、本当にビックリして驚きました。
    発見した事に私は、とても嬉しくて・・うれしくて・・
    ぽんぽんぽんを握り締めて、駄菓子屋さんに直行しました。
    あとで叱られる事など考えなかったのよね^^;;


     夕方には、ぶさいくに泣きじゃくる姉にげんこつされて、
    母にも、ものすごく叱られました。
     (^m^*)ぷぷぷ・・・・・♪
    お菓子食べすぎて夕ご飯たべられないもの・・
    すぐバレチャウわねぇ

     姉の部屋には明るい青色のカーペットが引いてあったんです。
    姉は、
    『じゅうたんの下にお金を置くと願い事が叶う』
    というおまじないをしてたみたいで
    ただそれが、
    なぜ私の夢に飛び込んできたのか??
    どうしてなのか??
    まったくわかりませんでした。


     私が夢の中で見た風景・・・そこで、姉の秘密を発見してしまったんです。


    この出来事があった頃から、
    夢と現実が同調し、
    自然と色々な事に気がついてしまうとゆうか、知ってしまうような・・
    (つまりフツウに言う予知能力ってやつですか。。)
    そんな不思議な状況が、私の中で始まってしまいました。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    追伸

    最後の文章は。。余韻があるようにと・・思ったんだけど
    次号が無いなら書き直さなきゃいけないと思いますが???

    文字間が難しいし・・本当こんなんじゃあ・・小学生並かも
    文字言語知識に欠ける自分に、ちこっと頭に来て
    ・・情けないというか^^;;


    でも!でもね。。
    あらしゃん。。本当に、いい時間与えてもらいました。
    それは今現在、私自身にしか解らない能力との戦いの中
    体験記を作成中・・色んな思いの中で時間を過す事が出来たんです。
    今までに無い頭の回路を使って、違う意味でリフレッシュ出来ました。
    一つの気晴らしとして、楽しい時間を過させて戴きました。


    ものすごく良い時間をすごすことが出来ました。
    本当に有難う御座いました<m(__)m>

    心。浄化されたにょ〜〜〜〜〜っ
    (@⌒◇⌒@)/。・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜スッキリ♪
                 
                 ・(^◎^)バブゥきらら☆


    ___________________________

    こちらこそ、寄稿してくれてありがとう、キララさん。

    キラの不思議体験についてはあらまあーも何度か聞かせてもらったよねー。
    こういう話っていうのは信じない人はまったく信じないんだろうけど、
    σ(・_・ )は、信じるほうなんです。

    キララさんには、幼い頃からこういう不思議な体験が何度かあり、
    また未来をズバリと言い当ててしまう能力が周囲から注目されて、
    体験記を本にしませんか?
    と持ちかけられたこともある、とか。

    RENさんの『おじさんバンド奮闘記』とともに
    今後もキララさんの『天然日記』を連載にしてほしいというのが、
    あらまあーの本音なんですが、
    RENさん同様、
    キララさんの時間的余裕も考慮して、
    連載決定は、今後の話し合いによって決めることにします。

    ともかくも今回はありがとう。不思議なキララ・ワールド、堪能しました。

    _______________________

    (最後にぜひ読んでもらいたいあらまあーの追記)

     さて今回は、RENさんキララさんを始めとするJプレイヤーにエッセイ執筆をお願い
    しました。
    寄稿を快くOKしてくださった皆さん、お疲れ様、そしてありがとう。
     それにしてもJにはいろんな意味でスゴイ人たちがいるものだとつくづく感心して
    いる、というのがあらまあーの偽らざる実感です。

     以前にも何度か述べたことですが、週刊あらまあーはこの正月に創刊、この年末で
    まる1年になります。
    第1号はわずか7,8人の友人に送信しました。
    現在はあらまあーの直接配信だけでもとうに100人を越え、150人ほどになって
    います。
    われながら恐るべき増加数です。

     週刊あらまあーに存在価値があるとすれば、あるいは、今後も存続する価値がある
    とすれば、こうした素晴らしい人たちとネットを通じて出会えたこと、そして、ポイ
    ントやトップ率などの個人成績とはまったく別の次元で、こうした方々の『人とな
    り』・『個性』に触れることができたことでしょう。
     まさに、そこに週刊あらまあーの存在する意義があったのではないかと、心底から
    マジメにそう考えているきょうこの頃なんです。

     今後もこのJプレイヤーズ・エッセイは多くの色々な方々に寄稿をお願いするつも
    りでいます。
     これからも、よろしくお願いします。
     ひとこと、ご挨拶まで。


    ----------------------------------------------------------------------------

    編集後記:

    今回の収穫はなんと言っても、RENさんキララさんなどのJプレイヤーに寄稿をお願い
    してYESの回答を戴き、プレイヤーのエッセイ掲載が実現したことでしょう。

    RENさんは以前からあらまあーが彼の書いたモノを読んでみたいと思っていた人物だ
    けに、今回の寄稿は感慨ひとしおです。あらまあーにとって、RENさんのような人物
    と知り合えたということがここJでの『ひとつの財産』だと言っても決して大袈裟で
    はないでしょう。

     キララさんは、その存在の不思議さというか、独特の世界がある方のようにあらま
    あーの目には映っていたので、今回のエッセイは今までの週刊あらまあーにはなかっ
    た『新しい彩(いろど)り』を添えてくれたような気がします。
     RENさんキララさんありがとう。今後もよろしく。

     ところで、10月25日金曜日、東京新宿の某レストランで、あのきしぼん
    (kishibojin)のギター・コンサートがありました。

     出席者は、すっかり幹事のプロとなったいなださん(爆!)を筆頭に、キングさ
    ん、飯田橋さん、ミーコさん、メグミ(mequmi444)さん、ミーニャン(mienyan)さん、
    アクアマリンさん、そしてRENさんとRENコンのバンドメンバーの方々、といった面々
    だったそうです。
     曲はボサノバとオリジナルが半々くらいだったそうです。(REN談)
    きしぼんの風貌からしてボサノバは考えられん。
    ・・・佐渡おけさなら、わかるが。。(-。-)ぼそっ(爆!)

     RENさんいわく、出席したメグミさん、ミーニャン、アクアさん、この3人とも、
    誰が勝るとも劣らぬ美人であった、とか。
     また、きしぼんいわく、とくにミーニャンが、小ぶりで清楚で可愛らしかった、と
    か。
     はーい、男性諸君、いっせいに、、φ(。。) メモメモ(爆!)

     ところで、話題はまたまたコロっと変わりますが、先日、東風荘の超上ラン卓で、
    アイママさんと対戦する機会がありました。いやーー、相変わらず強い!^^
     アイママさんらしい鋭い攻めの切れ味を見せた試合で、リーチをかわしてホンイツ
    ・トイトイのハネマンをアガり、あとはスイスイと逃げ切りトップ! おかげで、あ
    らまあーはラスを頂戴しました。(爆!)
     東風の対局室で、Jの知り合いに会うと、なぜかホッとする今日この頃のあらま
    あーです。
     あのバフちゃんももうすぐ超ラン入り、また色々な人と試合する機会があると思い
    ます。

     それでは、皆さん、これからいっそう寒くなるけれど、身体には気をつけて。。
     (*⌒∇⌒*)ノ::・’゜☆。.::・’゜★マタネー♪

    ----------------------------------------------------------------------------

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