ひいいの麻雀研究

 週刊あらまあー

 あらまあーさんが刊行してる「週刊あらまあー」です。
 全バックナンバーを揃えています。
 週刊あらまあーの著作権、文責はあらまあーさんにあります。あらまあーさんの了解を得て、ここにバックナンバーを掲載しています。
 

    第22号:麻雀における推理につい て(1)


    週刊あらまあー  第・弐拾弐号  {12月第五週号}

    今号のメインテーマ:
    麻雀における推理について(1)


    目次

    つうか、まずは、最初の挨拶

    年末特別企画:波乱万丈!ふくねこストーリー(爆!)

    閑話休題年末スペシャル@:
    あらまあーの年末あれこれ見聞記

    あらまあーのリアル打ち奮闘記・夏の陣(後編=最終回)

    メインテーマ:麻雀における推理について(1)

    大会報告:
    第2回リアル打ち麻雀大会:結果
    牌王位戦

    閑話休題年末スペシャルA:
    続・暦(こよみ)にまつわるエトセトラ

    最新トップ率ランキング

    編集後記

    ----------------------------------------------------------------------------

    つうか、まずは、最初の挨拶

    12月も終盤に入ると、やはり冬らしく寒くなってきましたねぇ。
    25日に今年ぶんの仕事が終わったあらまあーは、
    いよいよ本格的に22号に着手したのですが、
    思うようにはかどらず、(;▼▼A アセアセ・・・
    また忘年会関係のこともあって、年内配信も危うくなってきました。
    しかし、そこはそれ、持ち前の根性で(?あるんかそんなもんw)
    なんとかここに完成の日の目を見ることができました。

    今年2003年は、
    夏のジロコンで多くのユーザーの方々とリアルで対面でき、
    また、夏・冬2度にわたって
    リアル打ちをおこなうことができました。
    なまメグミ444、なまかずねママ、なま雀麗、なまツカサ、
    なまひとみちゃん((。-_-。)ポッ)、なまボス(爆!)、なま雀帝氏、
    なますいす、なま拓郎氏、なまいなだ(え? なだいなだ?・。・)など、
    新たに多くのユーザーの方々と
    実際に会うことが出来た年でもありました。

    群ちゃんひとみちゃんとのカラオケ、
    ひとみちゃんとの銀ぶら((。-_-。)ポッ)、
    すいす♪さんとの出会い、
    忙しい中リアル打ちに参加してくれたのきしぼんさん、いなだ君、
    ボスとうたかたさんの珍道中(爆!)、
    浅草回転すし屋でのゴールデンボスの貫禄、(核爆!!)
    むっつりスケベの関西アニいのうたかた氏、(ぷぷぷっ!)
    雀帝雀麗夫妻、トヨヤス君、ひとみちゃんとの牧場でのバーベキュー、
    昼夜問わず、頑張って走りぬいたトヨタのヤス君(爆!)など、
    夏冬を通して、色々な思い出、エピソードのあった年でした。

    皆様方、ふつつかなおっさんではりますが、
    来年以降も、あらまあーを、よろしくぅ!
    m(_ _)m ペコリッ!

    てなわけで、今回も『週刊あらまあー』、元気にスタートでーーっす!
    ( ̄o ̄)ほほぉーー

    ----------------------------------------------------------------------------

    年末特別企画:
    抱腹絶倒!こりゃスゲーーや(爆!)
    世にもケッサクな
    ふくねこ様の半生ストーリー


    {プロローグ}

    12月の『週刊』のHPのインタビュー・ゲストは
    ポチコロさんと、彼女--ふくねこさんでありました。

    メッセで例によって10個の質問が終わった後、
    ふくねこさんから、
    「あたしの私生活についての質問はいいのか?」
    と逆に質問された。
    「聞かせてくれるの?」
    と問い返すや、
    待ってましたとばかりに「いいよ」と即返で、
    かなりモノスゴイ彼女の半生記を聞かせてもらった。
    だが、あんまりの内容にかえってあらまあーのほうがタジタジ。
    「これは週刊に公表したら、いくらなんでもマズイやろ?」
    と聞くと、
    「かまわないよ、私は」
    と、なんと太っ腹アネゴの豪快な返答。
    そこで今回の特別企画と相成った次第でござんす^^。
    以下はふくねこアネゴが語った彼女自身の半生の記録である。
    これがまた、すげーのなんのって・・・(爆!)

    注:以下は、ふくねこさんの了解をもとに、
    彼女の独白私小説風に、一人称形式で、
    彼女の半生ストーリーを叙述したものです。


    {第1章:現在のダンナとの出会い・・・(。-_-。)ポッ}

    初めまして。ふくねこと申します。
    以前は麻雀ロビのメイン担当(爆!)をやってました。
    古株の方なら私の姿を見かけたことがあるでしょう。
    そうです、1秒に20文字〜30文字を打つという
    伝説のスーパーチャットの主こそが、
    私ふくねこなのです。(大嘘 爆!)
    私のことをよく喋るおっさんだと思ってた方も多いでしょうが、
    私、こう見えてもれっきとしたオンナなのです。(。-_-。)ポッ

    現在の夫である米屋(=コメ)とは、
    ここGoo(Infoseekゲームの旧称)
    で知り合いました。
    しかも、あいつ、最初はケンカをふっかけてきたんですよー。
    んで、売られた喧嘩はかならず買う
    という自己の掟(おきて)に基づいて、
    某チャットルームで数時間、コメと話をしましたっけ。。。。
    んでもって、ケンカがいったん収まって、
    今度はPCの話になって、
    それについて音声チャットで説明を受けたんです。
    思えば、それがきっかけでしたね。・・・・・・・・・・
    次の日から音声チャットで10時間以上はいっしょにいましたっけ。
    最高20時間くらい、いっしょにいたことがありました。(爆!)

    私は当時ナゴヤに住んでいたのですが、
    コメがたびたび名古屋まで会いに来るようになり、
    つき合うようになったのです。
    しかも・・・・当時、私は既婚者! 
    つまり・・・・不倫だったのです。
    (*ノノ) キャーー!!(*ノノ) キャーー!!(*ノノ) キャーー!!
    ・。・
    しかし、実のところ、そのときの夫との夫婦仲は
    コメと知り合う前にとっくに実質的には終わっていたのです。。。。

    それに、若い男の子が目の前にいるのに、
    断わったらもったいないかと。。(-。-)ぼそっ(爆!)

    とまあ、コメとの出会いとなれそめはこんなもんですが、
    私の過去・・・・生い立ちについても
    ここではお話ししておきましょう。


    {第2章:生い立ち+目まぐるしく激動する運命}

    私の両親は、私が小学校低学年のときにどちらも死亡しました。
    私は母方の兄弟つまり私の叔母にあたる人の家で育てられました。
    その叔母の家庭はと言えば、めちゃ金持ちで、
    オジに当たる人は競走馬を何頭も所有しているオーナーで、
    選挙などがあるさいには、
    立候補者が自ら必ず頭を下げて挨拶に来ていました。
    その家で、私は小学校から中学校まで運転手つきで送り迎え、
    という毎日でした。(まじなんっすw)
    着る物はすべて特注のプレタポルテ、
    お小遣いなどはもらったことがなく、
    欲しい物は必ずと言っていいほど、与えてくれたのです。
    必要なモノを言うと、
    デパートから外商の人がわざわざ家まで出向いてくる
    というゼイタクぶりでした。

    え? うらやましい、って?
    とんでもない!!
    私は、それがイヤでね、
    中学卒業と同時に、家出を決行したのでした。(爆!)
    高校には行きませんでした。
    そういう生活が続くのが耐え切れなくて、
    行く気にもなれなかったのです。

    (注:ここでふくねことあらまあーの会話。
    あらまあー「オイオイ、こりゃいくらなんでも週刊には載せられんでしょ?」
    ふくねこ「・・・・そっかぁ?あたしは別にいいけど」
    あらまあー「おっけー^^ じゃあ載せよう」(爆!)
    ふくねこ「なんでもええぞw」
    と、太っ腹アネゴのふくねこさんでした。)

    私の最初の結婚は17歳の時。
    モチロン『出来ちゃった結婚』でした。
    20歳で離婚、
    30で2度目の結婚をしました。
    2度目の結婚ではコドモは作りませんでした。(てか、出来なかった)
    35歳で離婚し、
    38でいまのコメと知り合いまたまた結婚、
    現在に至る、・・・・・というわけです。
    これ嘘も作りもない私の半生、
    波乱万丈とは私のことだ(爆!)。


    {第3章:私の過去の仕事と将来への望み}

    25歳のとき、私は派遣会社を立ち上げ、オンナ社長となりました。
    (あのねえ、ホストの派遣じゃなくて健全なほうの派遣会社ですw)
    しかし、2年ちょいでツブれ(爆!)、
    借金一千万を抱え込みました。
    その借金を返すため、昼夜を問わない苦労の日々が続きました。
    スナックとクラブの掛け持ち水商売をして、
    やっとのこと、5年でその借金を返済したのです。
    (こう見えてもオトコ好きのする女だったんだ、当時の私はwwww)
    ってか、美貌よりも口で勝負するタイプでした。(自爆!!)

    繰り返しますが・・・・・・
    波乱万丈とは私のことだ!(爆!)

    最初の結婚で出来た子供はもう21と20になってるはずです。
    別れてから1度も会わせてもらっていません。
    現在は元旦那の地元の三重にいるはずです。

    将来の私の夢は、
    その子供たちが、テレビで
    「おかあさーーん!」
    と私を探してくれることです。
    司会はモチ島田紳介です。(爆!)
    「見てますか?お母さん」・・・・これやな〜〜〜www
    島田紳介が
    「お母さん、忙しい中、あなたに会いに来てくれました。」
    つうと、涙で私が登場! 
    「こんなお母さんでも許してねぇ〜〜」
    固く親子が抱き合うのです。
    島田紳介が、
    「お母さんはね、
    いっときもあなたのことを忘れていませんでしたよ・・」

    (あらまあー影の声:うそやああああ!
    ネットゲームばっかりしてたクセにいww)

    ところで、あんれまぁ〜〜、と、びっくらこく事実に気づいた私。
    いまのダンナの米屋と、子供とは6〜7歳しか違わないのです。
    (*ノノ) キャーー!!
    これって、やっぱ淫行になる?(爆!)

    (あらまあー影の声:当然、なるなる。
    コメのような健全な青年を深みにハメたあんたは重罪じゃ! w)

    現在はコメの母を介護する新婚生活ですが、
    これも運命と受け止めています。
    私の座右の銘・・・・・
    人生、なるようにしかならん(爆!)ケセラセラ!

    ってなわけで、Gooかハンゲで私を見かけたら、よろしくぅ!
    ふくねこでした。。。m(_ _)m

    {エピローグ Byあらまあー}

    いやぁ、すごいストーリーでした。
    しかしほんまにこれ、載せてええんやろか?(爆!)
    (≧m≦)

    最近のInfoseekユーザーの方々には、
    ふくねこさんをご存じない方も多いでしょう。
    ふくねこさんといえば、Gooの時代、Jゲームの時代を通じて、
    いちばんメインでチャットしていることが多かった人なのです。(大爆!)
    古株の人で、かつてのメイン担当としてのこのふくねこさんのことを
    知らない人はいません。
    現在はそあらさんなどと共にハンゲームを中心に活躍されています。
    麻雀での得意技がトイトイだ、というのも笑わせてくれます。
    世にも稀な人生ストーリーを持つ彼女も、いまは新婚、
    幸せな生活を送っているようで、何よりです。
    (本人は「介護つきの新婚が、かあ?」と怒るかもwww)

    とにかく、ねこちゃん、あんたの言う通りや、
    人生なるようにしかならん、ケセラセラ、レットイットビーや。
    ま、お互い、がんばんべーー!(By あらまあー)

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    閑話休題@:年末スペシャル

    あらまあーの、年末あれこれ見聞記

    つい先日、仕事の用事で、
    きしぼん氏の家のある東京足立区の綾瀬(あやせ)方面に行った。
    帰りが遅くなり、と言うか、
    すでに午前5時近くになっていたので、
    綾瀬と亀有(かめあり)の中間にある24時間ファミレス「デニーズ」に
    入った。
    そこで発見!
    モーニングセット、デニーズ・ブレックファストはいい。(爆!)
    スクランブルエッグにレタスと赤キャベツなどを和えたサラダに
    ソーセージ、そしてベーコン。
    さらにトースト(1枚のふたつ切り)がついて、けっこうボリュームあり。
    トーストにはバターとジャムが用意されている。
    飲み物はコーヒーのほかに、
    オレンジジュースか野菜ジュースを一品、頼むことができる。
    これで580円。
    ちょっとした街中の喫茶店のモーニングでも、
    二日も前に茹でたようなタマゴにちゃっちいサラダがついた程度で
    450円〜から500円くらいする昨今、
    このデニーズ・ブレックファストは、なかなかいい! と、
    今さらながらつまらないコトに感心したものだった。
    しかも早朝のデニーズはコーヒーがお替りし放題。
    これもいいね〜〜。
    トースト食べて、サラダを食べて、オレンジジュースを飲みながら
    コーヒーをお替りして、
    ちょっとだけリッチになった気分で、早朝の電車に乗る。
    本文はデニーズの回し者が書いたモノではないから(爆!)
    このくらいにしておくが、
    朝のコーヒーが必需品のあらまあーにとっては、
    嬉しい発見だったのである。
    (≧m≦)ぐふふぅぅ〜〜

    ところがところが、それから数日後に、
    北千住で地下鉄日比谷線から千代田線に乗り換える途中、
    駅の地下街にあるドトール・コーヒー店内にて、
    悲しい風景を目撃してしまった。
    大きな丸テーブルに腰をおろしたのだが、
    向かいに父、母、小学校低学年くらいの可愛い娘さん、
    この3人が座っていた。
    母親が真ん中に座る娘に、
    「お母さんに千円渡しなさい」
    と言っている。おかっぱアタマの娘はイヤイヤして、
    「あたしがお小遣いから貯めたへそくりだもん、イヤダーー」
    と、反対隣に座る父に同意を求めるように顔を向ける。
    父は渋い顔をして黙ってくちゃくちゃの作業着をくるむようにして
    傍らの紙袋にしまい込んでいる。
    (→o←)ゞあちゃー
    悪い席に座っちまったな、と思いつつ、うつむきながらも、
    あらまあーは耳をそば立てていた。
    会話はなおも続く。
    母親「いいじゃん、お母さんは明日ハローワークに行くとき、
    900円しかないんだよー。
    職安だって行ってみないと次の内職の仕事、
    あるかどうかわかんないし・・・。
    バス代だってかかるし、心細いじゃんか」
    娘「ヤダァ。お母ちゃん! ハローワークにはちゃりんこで行きなよー。
    900円も持ってるじゃんか。」
    父親「(横から恨めしそうな目つきで)貸してやれよー、千円くらい」
    娘「やだ! 絶対ヤダーーー」
    オイオイオイオイオイオイオイオイオイオイ!
    この暮れにきて、あんまし寒い情景を見せるなああああ、つうの^^;
    思わず立ち上がってサイフから1万円札を出し、
    「これ使ってください」とでも言おうかと思ったが、相手は見ず知らず、
    思いとどまった。
    それでも、店を出て地下道を歩きながら、
    あらまあーはふと考え込んでしまった。
    『・・・・ひょっとしてあの親子はあれで幸せなのかも・・・・』

    この暮れにきての悲惨な話は、実は、まだあるのだ。
    ここで紹介することを何度もためらったのだが、
    ここはあらまあーの私的空間なのだからと、
    思い切って書くことにした。
    以前からの知り合いで、
    某大手公共ガス会社のガス工事を担当していた
    現場監督の〇〇〇さんという人、
    つい先日、ガス工事の現場付近に立ち寄ると
    かつての顔見知りが工事をしている現場に出くわしたので、挨拶し、
    色々と話し込んで時間をツブしていた。
    ふと、〇〇〇さんがいないのに気づいたあらまあーが、
    「あれ?そう言えば〇〇〇さんは?」
    と聞くと、古株のガードマンが、
    「ああ、彼ね、先週の火曜日に死んだよ。自殺だって」
    と、ケロっとした返答。
    あらまあーは言うまでもなく、言葉もなく立ち尽くしてしまった。
    自殺というゴトバがあらまあーにとっては、
    ここ何年かのキーワードになっている。
    いや、あらまあー自身に自殺願望があるわけでは決してなく、
    周囲にそういう話題がつきまとっているのである。
    自殺した人間を賛美するつもりも軽蔑する気持ちもないが、
    (これは以前『週刊』にもちらっと書いた覚えがあるのだが)
    そうした想いは、
    私の伯父(母の弟)が、
    5年前に自殺したことに端を発しているのかも知れない。

    自殺という語句を目にすると、
    著名人では、芥川龍之介や川端康成を思い出すが、
    俳優・田宮次郎さんの猟銃自殺も衝撃的だった。
    田宮さんの息子さん柴田某さんは今でもテレビで活躍されているが、
    ほかにも、沖田浩之、沖雅也など自殺した芸能人は少なくない。
    記憶に新しいところでは今年の古尾谷雅人の自殺もそうだった。
    私の伯父の場合は、
    足立区のアパートの一室で、
    ビニールやポリエチレンを束にしたものでヒモを作り、
    (これが意外と丈夫らしい)
    両側の壁と本棚に括りつけ、
    布団の上で仰向けになると自然と首がしまる、
    という方法で自らの64年の人生に終止符を打った。
    千住警察から電話が入って、
    死亡者の甥と姉である、あらまあーとあらまあーの母が
    遺体の確認に出向いた。
    霊安室で横たわる伯父の顔は悲しい表情をしていて、
    決して安らかな死に顔などというものではなかったと思う。
    自殺者の遺体確認などというものは、
    テレビのサスペンスドラマか映画か小説の世界のことだと思っていたので、
    正直仰天し、うろたえたりもしたのだが、
    からっぽになった冷蔵庫と、枕もとにあった愛読書を見たとき、
    小さい頃この伯父によく映画に連れて行ってもらったこと
    などを思い出し、感情がこみ上げてきて、
    人の見えないところに行って、ぼろぼろと泣いていたあらまあーであった。

    もうすぐ正月なので悲しい話題ばかりでは何なのだが、
    (もうすでにInfoseekユーザーの中ではご存じの方も多いので
    あえて名は伏せないが)
    ゆいリンさんの死も私たちにとっては突然で衝撃的であった。
    ゆいちゃんはお父さんお母さんと立て続けに亡くなって
    兄さんと妹の二人が残された。
    貴子さんの親友でもあり、あらまあーともよくメッセで話した
    明るいいい子だった。
    残念だ、としか言いようがない。
    時に神は(そんなものがいればの話だが)残酷な仕打ちをする。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・。。
    ただ、おめでたい話題もあるので、紹介しておこう。
    かつて、ゆいリンさん貴子さんと共にJの3人娘と言われた
    留美さんが、(ポチコロ情報によると)結婚したらしい。
    現在はダンナの仕事の関係で中国(中国地方でなくChinaですw)
    にいるらしい。
    留美さん、ゆいちゃんのぶんまで、幸せになれよ〜〜〜。
    (*^^)/。・:*:・°★,。・:*:・°☆オメデト!!
    この世を去っていく人もあれば、新しく誕生する命もある。
    不幸に泣くひともいれば幸福の絶頂にいる人もいる。
    人生それぞれだと言ってしまえば、それまでである。

    某コマーシャル・リサーチ会社が発表した今年の人気テレビCM、
    第3位が・・・・・
    ♪〜〜ボス、いつもそばにい〜〜てねぇ〜〜
    の浜崎の歌でオナジミの缶コーヒー、BOSSのコマーシャル。
    第2位が・・・・・・・
    ♪〜〜いっぱい聴けて〜〜〜〜
    でご存じのNOVAのピンクのウサギのCMだということである。
    それでは、栄えある今年の第1位CMは?
    ♪〜〜燃焼系、ネンショウ系、アーーミノー式〜〜〜
    そう!ご存じ、サントリーのアミノ式のCMだそうな。
    ( ̄o ̄)ほほぉーー
    確かに思わず口づさみたくなるCMソングであることにマチガイない。

    雀帝さんが涙で立ち上がれなくなるほどに感動したという
    トム・クルーズ主演「ラスト・オブ・サムライ」!
    なんと助演の渡辺謙がアカデミー賞の前哨戦とも言われる
    ゴールデングローブ賞・助演男優賞にノミネートされた。
    日本人(日系人)が同賞にノミネされるのは、
    1984年の「カラテキッド(ベスト・キッド)」のノリユキ・パット・モリタ以来
    19年ぶり、史上8度目のことである。
    ちなみにその顔ぶれを見ると・・・・・・
    1956年:京マチ子(主演女優『8月15日の茶屋』)
    1957:ナンシー梅木(助演女優『サヨナラ』)
    1957:早川雪洲(助演男優『戦場にかける橋』)
    1959:ジェームズ繁田(新人賞『クリムゾン・キモノ』)
    1961:ナンシー梅木(主演女優『フラワー・ドラム・ソング』)
    1966:マコ・イワマツ(助演男優『砲艦サンパブロ』)
    1984:ノリユキ・パット・モリタ(助演男優『ベスト・キッド』)
    2003:渡辺謙(助演男優『ラスト・オブ・サムライ』)
    となる。ちなみに、
    本番で受賞したのは1959年の繁田、
    本選のアカデミー賞でもノミネートされたのは、
    1957年の梅木、同年の早川、1966年のマコ・イワマツの3名で、
    アカデミー賞本番でみごと受賞できたのは57年の梅木のみ、
    である。
    こう見る限り確率は低いが、
    同じ日本人として、渡辺さんにはぜひ頑張ってほしいものである。

    さて、いよいよ2003年もあと僅かとなった。
    暗い話題の多い昨今ではある。
    こんな世の中だからしょうがない! 
    と吐き捨てるのは簡単だけれど、
    やはりニッコリ微笑むことのできる話題も、
    人生生き抜いていくためには必要である、
    と痛感している今日このごろのあらまあーである。
    最後に、東風荘で見かけた面白HNでも眺めながら、
    皆さんも少しだけ微笑ましい気分になってください。

    ふらないよっ  温泉行こうよ  オウム顕微鏡  隣の肉屋
    紫敷布団  ぶん殴る王様  ぶん殴る俺様  消費税コミ?
    染手バカ一代  真冬のデブ  中辛がいい  あがらせろー

    つうことで、皆さん、よいお年を!^^

    ----------------------------------------------------------------------------

    あらまあーのリアル打ち奮闘記
    (夏の陣・後編=最終回)


    {第7章:トヨタのヤスあり君w、お疲れさんでしたぁ^^!}

    リアル打ち大会では、夏の陣・冬の陣を通して、
    トヨヤス君の乗ってきたクルマが重要な役割を果たしてくれた。
    彼の血と汗の結晶(爆!)、ミスター・トヨヤスの走行記録を
    以下に掲げ、彼の栄誉をここに称えるものとする。

    {夏の陣におけるトヨタのヤス君の目ざましい活躍ぶり}

    トヨヤス君、実家の愛知を出発、一路東京へと向かう!

    ⇒トヨヤス君、東京台東区の雷門(かみなりもん)一丁目に到着し、
    「いま雷門一丁目なんですが、雷門ってどこですか?」
    とケイタイであらまあーに連絡す。(爆!)

    ⇒トヨヤス君、雷門に到着! 群龍さんの誘導で浅草の雀荘へ。

    ⇒トヨヤス君、そのまま雀荘で夕刻まで対局。
    篠芙さんが息子さんと食事の約束があったので、
    午後7時、いったんバラける。

    ⇒トヨヤス君、雷門の地下駐車場に向かい、
    いったんクルマを別の駐車場に移す。
    あらまあー、ひとみさん、トヨヤス君、Kakaさん(懐かしいwwww)で、
    喫茶店で群龍さんを待つ。
    やがて仕事を終えて戻った群龍氏と共に、浅草地鶏屋にて夕食会。

    ⇒トヨヤス君、夕食を終え、雀荘に戻り、
    ふたたび合流した篠芙さんらと共に、朝までテツマンする。
    途中、すいす♪さんサンテさんいなださんらがやって来る。
    朝8時まで打った最後の四人は、
    あらまあー、トヨヤス君、篠芙さん、Kakaさん、の根性ある4名。
    (↑つうか、こいつらアホやで。 爆!)

    ⇒トヨヤス君、クルマで、
    篠芙さんを娘さんの住む谷中(やなか)に送り、
    上野駅までKakaさんを送り、
    あらまあーを千束(せんぞく)の家付近まで送る。
    そして一路、
    彼の取った宿であるライブ会場付近の吉祥寺東急インへ。
    この日の夕刻が、ライブ(ジロコン)である。

    ⇒ライブの翌日、あらまあー、ひとみさんと待ち合わせ、
    トヨヤス君、クルマで浅草にふたたびやって来る。
    この日は、あの黄門様のボス様と御付きのうたかた氏(爆!)
    に会うことになっている。
    やがて、ボスさんとうたかたさんが合流、回転すし屋へ向かう。
    食事後、雀荘へ行き、リアル打ち。
    やがて、そこへ道明寺司★さんもやって来る。
    夕刻、きしぼん(kishibon)さんからボスさんにケイタイで声がかかり、
    麻雀を終えた一同は、
    ツカサさんとボスさんが、
    きしぼんさんジローさんのの待つ四谷三丁目へと(ツカサさんの車で)、
    あらまあー、ひとみさん、トヨヤス君の3名は、トヨヤス君のクルマで
    帰宅、と相成った。

    ⇒トヨヤス君、あらまあーをふたたび浅草千束に送り、
    それから、ひとみさんの滞在する神奈川県あざみ野の妹さんの家まで
    ひとみさんをクルマで送って行く。
    (って、オイオイオイオイ本気かよ〜〜(;^_^A アセアセ・・・)

    ⇒トヨヤス君、あざみ野までひとみさんを送った後、
    引き返して東京新宿区の四谷三丁目に向かい、
    きしぼんらと合流する。
    (って、オイオイオイオイオイ、まじかいな^^;;)

    ⇒トヨヤス君、全行程を終了し(爆!)、
    故郷の愛知県へと帰って行く。

    トヨヤス君お疲れさんでしたぁ^^!!


    (PART2:冬の陣におけるトヨヤス君の目ざましい活躍ぶり)

    トヨヤス君、例によって地元の愛知を出発(爆!)、一路東京へ。

    ⇒トヨヤス君、あらまあーの家の東京台東区千束に到着、
    あらまあーを乗せてひとみさんの到着する羽田空港へと向かう。

    ⇒トヨヤス君、あらまあーと共に羽田空港に到着!
    福岡空港からANAでやって来たひとみさんと合流。

    ⇒トヨヤス君、あらまあー、ひとみさんを乗せて羽田空港から
    中山競馬場へと向かう。((≧∇≦)ノブハハハ!!こいつら本気かよ?)

    ⇒トヨヤス君、中山競馬場に到着!
    あらまあー、ひとみさんと共に
    7レース〜10レースまでリアル競馬を楽しむ。
    (なんとあらまあー以外リアル競馬は初体験とか)

    ⇒トヨヤス君、10レース終了後、駐車場へ。
    あらまあー、ひとみさんと共にリアル麻雀会場の東京池袋へと向かう。

    ⇒池袋に到着。トヨヤス君はひとみさんを乗せたまま
    予約してあるホテルへチェックインに。
    あらまあーは途中で降りて、
    すいす♪さんらの待つ夕食会場、回転すし屋『海幸の街』に。

    ⇒トヨヤス君、ひとみさんと共に夕食会場へ。
    コイズミ総理も来たことがあるというこの店の座敷に、
    雀帝さん、すいす♪さん、★白虎王★さん、アライさん☆、
    群龍さん、ひとみさん、buldogさん、トヨタのヤスさん、あらまあー、
    が集合した。
    トヨヤス君、ここでちょっと調子こいて日本酒をお替りし過ぎて
    ややグロッキー(爆!)。勝負を前にしてゲロゲロ状態となる。

    ⇒一同、夕食会を終え、雀荘へ。
    大会はブルドッグさんの優勝、準優勝はアライさん、となった。
    トヨヤス君、あらまあー、きしぼんさん、雀帝さんの4名は
    エキジビジョンゲームで、朝9時まで打っていた。(爆!)
    (↑やっぱアホや、こいつらwwww)

    ⇒トヨヤス君、あらまあー、きしぼんさん、雀帝さんと、
    ホテルから起き上がってきたひとみさんの5名で、
    池袋の付近のファーストフード店で、お茶を飲む、歓談。

    ⇒きしぼんさんと別れを惜しみつつ、
    4人は一睡もしていないトヨヤス君の運転するクルマで、
    千葉県市川市の雀帝宅へ。
    雀麗さんを迎えて、一緒に成田ゆめ牧場へと向かう予定。

    ⇒雀帝宅到着。雀麗さんを同伴して、
    ふたたびトヨヤス君の運転するクルマで、成田ゆめ牧場へ!
    (↑つうか、まじ大丈夫か?こいつwww)

    ⇒トヨヤス君、4人を乗せてゆめ牧場に到着。
    ゆめ牧場と言うよりは、
    ヤス君とあらまあーはこの時点でゆめうつつ状態。(大爆!!)
    ゆめ牧場では、夢遊病者のように歩くヤスとあらまあーであった。
    (≧∇≦)ノブハハハ!!

    ⇒ゆめ牧場にてバーベキューを食べ、一同歓談。
    雀帝さんのウンチクのある話には脱帽。
    雀麗さんのしゃきしゃきっとした江戸っ子娘(元?w)ぶりにも感心。
    牛舎を訪れたり、お土産を買ったり、ソフトクリームを食べたり。。。
    あらまあーはモウロウとした意識の中、小学校の遠足を思い出していた。
    ヽ(^∇⌒*)キャハハハ☆(o_ _)ノ彡☆ばんばん!

    ⇒トヨヤス君、一同を乗せ、まずは市川の雀帝宅に
    夫妻送り、一路東京へ。
    浅草千束であらまあーを下ろし、
    JR駅までひとみさんを送り、
    最後の力をふりしぼって(爆!)池袋のチェックインホテルへ。
    それから翌朝まで爆睡したらしい。(≧m≦)

    ⇒翌日、トヨヤス君は一路愛知へと戻っていったと聞く。
    なんでも帰宅してから熱を出し、寝込んだらしい。

    ヤス、お疲れさん^^ 
    君のおかげで今回も楽しかったぞおーい。
    体大事になあ〜〜〜^^
    トヨタのヤスありぃいいいい〜〜〜

    え? トヨタで安売り?・。・
    ウーーーーム^^;いまいちキレが・・・・・(爆!)


    {第8章:群ちゃんのひとみちゃん送別会}

    前回お伝えしたあらまあーとひとみちゃんの銀ぶらの日、
    夕刻から東京は空が崩れて、雨模様となった。
    群ちゃんからひとみちゃんの携帯に電話が入り、
    今夜送別会がわりの食事をしよう、とのこと。
    せっかく群の字がひとみちゃんを招待したのだから、
    あらまあーは遠慮しようと思ったのだが、
    「あらさん、逃がすなよーー」とのこと。
    結局、上野駅で待ち合わせて、駅付近のヤキニク屋へ行った。
    そこはアメ横の中にあるビルの4階の焼肉店で、
    σ(・_・ )のお気に入りの店だった。

    食事が終わったのは11時近かったが、
    群ちゃんはそれからもカラオケにつき合ってくれた。
    彼が雀帝氏やジローさんなど先輩の人たちから好かれるのは、
    目上の相手を立ててくれるという姿勢である。
    彼の人情味や心根の良さが伝わってくるのは、
    彼が計算づくでモノを言わない人間だからであろう。
    つい先日、
    美人妻のメグミ444さんとメッセで話している時も彼の話題が出て、
    群ちゃんの書いたエッセイはじーーんとくる、
    と、メグミさんもおっしゃっていた。
    群ちゃんはよく謙遜して、
    「オレはあらさんみたいに文章書くのうまくないから」
    と言うが、そうではないのである。
    文章の稚拙は問題ではないのだ。
    要は書いた人のハートの良さが相手に伝わるか否か、なのである。
    この群ちゃんこそは、まさに得がたいキャラクターを持った人物である。

    カラオケ館では、最後に十八番の曲を群ちゃんが歌ったとき、
    抱腹絶倒のあらまあーであった。
    それは、群ちゃんらしい曲・・・・・・・・
    北島三郎の『兄弟仁義』だった。
    ♪〜〜おやあああの、血をひくううう〜〜兄弟よりいぃいもおぉお〜〜
    (≧∇≦)ノブハハハ!!
    まさに、ナイス・キャラのナイスガイ、群龍さんであった。

    始発が動くちょっと前に群ちゃんはタクシーに乗ってカラオケ館を後にし、
    始発が動き始めた時刻、
    ひとみさんも上野駅からあざみ野へと帰って行った。
    駅でひとみさんを見送ったあらまあーは、ぽつんと立ち尽くしていた。

    おもしろうて やがて 悲しき 祭り かな

    宴の後はいつも寂しく物悲しいものである。


    {終章:最後に、皆さんへ}

    皆さんのおかげで楽しい夏の一夜を過ごすことができました。
    群龍さん、ひとみさん、トヨタのヤスさん、すいす♪さん、篠芙さん、
    いなださん、サンテさん、Kakaさん、ありがとう!

    また機会があったら打ちましょう!
    皆さん、元気でいてください。^^

    (追記:ということで、夏の陣は終了、
    去る12月13〜14日にすでにリアル打ち冬の陣も開催されました。
    この模様はまた、『あらまあーのリアル打ち奮闘記・冬の陣』という形で
    お伝えします。m(_ _)m ペコリ!)

    ----------------------------------------------------------------------------

    メインテーマ:
    麻雀における「推理」について

    {1}

    『相手の捨て牌から相手の手の内を読む
    ということができるようになれば、麻雀は一人前である』
    などとよく言われるが、
    「100%相手の手を読む」などということは、不可能でありましょう。

    もちろんぴったりと相手の待ち牌がわかる場合もある。
    が、圧倒的にわかる場合よりもわからない場合のほうが多い
    というのが事実でしょうね。

    「わからないのであれば、自分の手だけ見てブンブン行くべきだ」??
    それでは、麻雀にはなりません。
    發と中をポンした相手にション牌の白を切り大三元にフリ込んでも、
    「相手の手がわからないのだから、しょうがない!」
    であるとか、あるいはもっとひどいセリフになると、
    「ヤクマンを振り込もうが何しようが、楽しく打てればいい!」
    (→o←)ゞあちゃー
    これでは、麻雀というゲームをおこなうにしては
    かなり悲しいものがあると思うのですが・・・・。

    それでは、相手の手の内を推理する、とはどういうことか?

    たとえば、簡単な例を挙げれば、こういうことだと思う。

    ???? 發發發{P}一二三{C}(9)(9)(9){P}
    (注:Pはポン、Cはチーを表す)

    全体的にソウズが高い(=ソウズがあまり出ていない)場である。
    ドラは8ソウ。(ということは、ドラ表示牌は7である)

    さて、そこでだが・・・・・・・・
    東1局、上図の手の主(北家)が、
    場も煮詰まった終盤の14巡目、
    手の内から7ソウを切った。捨て牌は・・・・

    四・西・4・(5)・{發ポン}六・北・{三チー}東・七・
    ⇒北・南・5・{(9)ポン}中・西・7

    これだけの状況を材料として、
    あなたはこの手の主の『手の内4枚』をどう推理するだろうか?
    いくつか考えられると思う。

    ???? 發發發{P}一二三{C}(9)(9)(9){P}
    この手で、終盤の煮詰まった頃に手の内から7ソウが出たのである。
    ドラが8ソウであるということは、この7ソウはドラ表示牌である。
    時ならぬ時に手の内から脂(あぶら)っこい牌が出た。
    ここで考えられることは・・・・・

    (1)78 と持って6・9ソウ待ちのところに、ドラ8ソウを引いて、
    ドラと何かのシャンポン待ちに変わった。
    (2)白白79 のようなドラのカンチャン待ちのチャンタの手。
    ここに9ソウを引いて打7ソウで、シャンポン待ちに変えた。
    (3)白白77 といったシャンポン待ちのところに8ソウを引いてきて
    7ソウを切ってリャンメン待ち6・9ソウに変えた。
    (4)白白77 というシャンポン待ちのところに9ソウを引いてきて
    以後にドラ8ソウを引いてきた場合のことも考慮し、打7ソウとした。

    などが挙げられる。ほかにも可能性はある。
    たとえば、7ソウをツモって手の内の同じ7ソウを切った
    といういわゆる空(カラ)切りのケースもあるだろうが、
    ここでは上記の4つのケースから考えてみる。

    ???? 發發發{P}一二三{C}(9)(9)(9){P}

    この手を持った打ち手のレベルも重要な要素となるが、
    仮に、相手がそこそこの打ち手であったとする。それならば、
    あらまあーとしては、
    やはり(1)のケースの可能性が最も高いと考えます。
    なぜなら、終盤に入ってのドラ表示牌(=7ソウ)は
    かなり危険度が高いと見なさなくてはならない。
    ドラ8ソウにくっつけた、カン7ソウ待ちなどが、
    一例:四四六七八(3)(4)(5)(6)(7)(8)68
    大いにあり得る段階である。
    そうであるにもかかわらず7ソウをこの打ち手が勝負してきたのは、
    それに見合う手が入っていると思わなくてはならないであろう。
    たとえば手の内は・・・
    白白88 發發發{P}一二三{C}(9)(9)(9){P}
    という具合である。
    これならば、白でアガってもドラの8ソウでアガっても満貫クラス、
    打7ソウとするだけのメリットはあるのである。

    (2)のケースで言えば、あらまあーならば打7ソウとはせず、
    9ソウツモ切りでカン8ソウのままである。
    白白79(ツモ:9) 發{ポン}一二三{チー}(9){ポン}
    たとえばこのように、
    アタマの白がション牌(場に出てない初めての牌)であったら
    なおさらのこと。
    以後にドラをツカんだ場合のことも考慮して、
    ここは打7ソウとはしない。
    シャンポンにしても、この巡目では白が出る可能性は薄いし、
    ここまで来ると、持ち持ちである可能性も否定できない。
    加えて、ソウズの高い場ではドラがらみの9ソウさえも
    出アガリはあまり期待できない。
    たとえ9ソウが出たとしても、發チャンタの2600点。
    以後ドラ8ソウを引いてきたことを考慮すれば、
    7ソウを切るほどのことはないと考える。
    (モチロン打ち手の考え方にもよるが。。)
    そこであらまあーならば、9ソウツモ切りとなる。
    ただ最初に言ったように、この場合、
    打ち手のレベルも重要な要素であって、
    この手で打7ソウと出るプレイヤーも、まったくないとは言えず、
    可能性としてはあり得るであろう。

    (3)(4)に関しては大いにあり得るだろうが、
    捨て牌の切り出しから見て・・・・
    四・西・4・(5)・六・・・・・・・・・
    で、發ポン、9ピンポン、一二三チーという形であれば、
    モチロン、チャンタ系が予測できる。
    で、ここも、この打ち手のレベルにもよるのだが、
    この時点でのテンパイ形が、
    白白77
    とは考えにくい、というのが(普通の常識的な)読みである。
    というのは、11巡目の5ソウの切りがポイントである。
    577とソウズを持っていて先に5ソウを切ることは考えにくい。
    (常識的には、である。
    打ち手のレベルにもよる、と再三断わり書きするのは、
    常識外の打ち方をするプレイヤーも時たま存在するからであるw)
    しかも次巡9ピンをポンして
    比較的安全牌の中が出てきたことを考えれば、
    それより先に捨てたこの5ソウの意味は、
    {A}57とあったところにドラ8ソウを引き、
    5ソウを切って、リャンメンタアツに変わった。
    {B}579と複合カンチャンのタアツを持っていて、
    ドラが8ソウであることから、あるいはチャンタ役の決め打ちとして、
    5ソウを先切りした。
    と考えるべきであろう。

    それゆえ、(3)(4)のケースは
    読みの『本線』ではなく、「押さえ」のセンとなる。
    本線はあくまでも(1)の、
    白白78 發發發{P}一二三{C}(9)(9)(9){P}
    (注:いちばん左の2枚は必ずしも「白」と限定できないが、
    この場合の場況として、白がション牌であったこと、
    この手の副露した形がチャンタ・スタイルであることから、
    白と想定してあるに過ぎない)
    この上記の手にドラ8ソウを引いてきて、シャンポンにした、
    という推理である。

    そこで、この場況での危険牌の第1本線は、
    ドラ8ソウと、またチャンタ系を考慮して、
    場に出ていない(もしくは1枚だけ出ている)飜牌か端牌
    ということになる。
    モチロン7ソウがツモ切り(カラ切り)の場合も考慮して、
    6・9ソウも読みスジからハズすことはできない。
    実はこの手牌図は、
    東風荘でのあらまあーの実戦譜から抜粋したものであり、
    この局は流局。
    この打ち手のテンパイ形は、果たして、
    九九88 發發發{P}一二三{C}(9)(9)(9){P}
    であった。
    あらまあーは終盤、
    ション牌の「白」をツカまされて門前テンパイを崩したが、
    もし強打してリーチをすれば直後にドラ8ソウをツカんで放銃という、
    きわどい展開だったのである。(;^_^A アセアセ・・・
    結果、白は別の打ち手にトイツ持ちであった。

    なぜこの牌譜を紹介したのかと言うと、
    これと非常によく似た牌譜がプロの対局にもあったので、
    以下に紹介しておこうと思う。

    {2}

    ベテランの某麻雀プロの対局、
    相手は若手プロとTVタレント、歌手の3人である。
    このタイトル戦、このプロは第1戦も第2戦もダントツという
    願ってもない好調なすべり出しで第3戦を迎えていた。
    その東1局、
    南家のこのベテランプロは9巡目にこんなテンパイをしていた。

    三四五五六七(6)(7)55567  (ドラ:8)

    5・8ピン待ちで5ピンなら567の三色である。
    ところが、北家の某歌手が、
    ??????? 白白白{ポン}中中中{ポン}
    と仕掛けている。
    發は1枚も場には切れていない。
    この北家の某歌手はテンパイらしく、ツモ切りを続けている。
    やがて、数巡ツモ切りを続けた北家が、手の内から9ソウを切った。
    直後、このプロは、ドラの8ソウをツカむ。

    三四五五六七(6)(7)55567[ツモ⇒8] (ドラ:8)

    さてこの8ソウが切れるか? という問題なのだが・・・
    ここは、このプロの対局後の自戦記から抜粋してみよう。

    『私はすでに567の三色が狙えるタンヤオピンフのテンパイをしていた。
    しかし北家が白と中をポンしている。發は場に1枚も見えず、
    しかも直前にこの北家は手の内から9ソウを切り出していた。
    思うに、889發に發をツモって9ソウを切ったのか、あるいは、
    89發發というペン7ソウ待ちに8をツモってきて打9ソウとしたのか、
    おそらく後者だと私は直感した。
    そこへ私は8ソウツモだ。ドラ8ソウは場に1枚も出ていない。
    しかもスジ牌の5ソウを私は3枚使っている。
    この5・8ソウのスジは北家のみならず、この局の危険スジである。
    とても切れるようなシロモノではない。
    だが私は前回ダントツ、その前もダントツで2連勝していた。
    まさに絶好調!だからこの8ソウは通っても不思議ではない。
    しかし対局が新たになったこの試合の東1局、
    この8ソウが放銃につながれば今までの好調は一気に水泡に帰し、
    長い低迷に入るだろう。そう考えればここは大事に打ちたい。
    せっかくのいいツキの流れをのがしてしまうのは、
    このような暴牌切りからだ。
    麻雀プロを自称する者がツキを語っては始まらないが、
    しかし絶対にツキは否定できないのが麻雀である。
    この1局の放銃にとどまらない恐ろしさ、
    それがあるのが麻雀である。
    ここは私は、打ちまわしていくことにした。・・・・・』

    この後このプロは、北家の現物の6ピンを打ち、
    7ピン・タンキの仮テンにした。運よくオヤの某タレントから7ピンが出て
    2600の和了。
    三四五五六七(7)555678 {(7)ロン}
     
    試合後の対局譜を見れば、
    このプロの考え方が正しいことが手に取るようにわかる。
    北家の手は、

    (1)(2)(3)88發發 白白白{P}中中中{P}(ドラ:8)

    またフリこんだ東家の手も、

    一一七七(2)(2)(8)(8)8東東西西

    チートイツのドラ待ち。なんと8ソウはオヤにもアタリだったのである。
    結局、このベテランプロは、このタイトル戦で優勝した。

    ここでひとつどうしても言っておきたいのは、
    手に惚れずに8ソウを振らなかったからこのプロがうまいということではなく、
    (少なくともプロと呼ばれる雀士であればこの8ソウが止まるのは当然)
    このプロの称賛されるべきは、
    8ソウをツカむまでのプロセス、そしてツカんでからの方針である。
    まず、このプロは第1試合第2試合と2連続トップできたものの
    決して有頂天にならず、
    この第3試合の開局も
    三四五五六七(6)(7)55567 (ドラ:8)
    というタンピン三色の素晴らしい手が入ったにも関わらず、
    慎重にヤミテンでかまえた、という点が第1に挙げられる。
    「こんないい手が入ったんだからきっとこの局はオレのモノだ」
    などと我田引水な考え方で、先行リーチに出る人は
    初級から中級の打ち手にかけては少なくないと思う。
    一人が白、中をポンし、しかも發がション牌、
    自分の手に發があるわけでもないのに
    「オレはツイてるんだ、押せ押せでいけー」
    とばかりにリーチにいけば、以後に待っているのは、
    小三元ドラ3のフリコミ、12000点の出費である。
    確かに気持ちはわかる。
    リーチで五マンでもツモればハネ満、
    ヤミテン満貫では物足りないような気もする。
    ただし、「ツイてるときは押せ押せで相手を威圧すべきだ!」
    とは勝負事の鉄則ではあっても、また、
    「勝負事というものは一寸先は闇である」
    という言葉も、噛み締めるべき戒めである。
    麻雀をおこなっている者が、相手を呑んでかかるのはいい。
    しかし、勝負事それ自体をナメてはいけない。
    いったん歯車が狂うと、その先にあるのは深い深い闇である。

    世界に誇る名映画監督、故黒澤明氏のコトバに、
    このようなものがある。
    『悪魔のように細心に、天使のように大胆に』
    これは彼の映画づくりのモットーとして紹介された科白(セリフ)なのだが、
    麻雀をおこなう者の心構えとしても、ぴったりのような気がする。


    {3}

    中級以上で麻雀のいわゆる戦術書などを紐解いた方々には、
    もう何度も目にされたと思う「読みの基本事項」の繰り返しである。
    かったるいかも知れないが、おさらいのつもりでおつき合い戴きたい。
    なぜここで紹介するのかといえば、
    『週刊』の読者の中には、
    数少ない上級者もいれば、中級の打ち手もいれば、
    ビギナークラスのプレイヤーもいるからである。
    本来ならばここは
    『初級者版』の第3部「基本戦術編」で語るべき内容なのだが、
    今回の『推理』というテーマに沿ったものなので、ここで述べておく。

    以下に紹介するのは、いわゆる待ち読みの基本である。
    『相手の手を推理する』ということの大事な前提は、言うまでもないが、
    「相手の立場になってモノを考えよ」ということであります。

    以下の順で説明していく。
    (A)カベの原理
    (B)序盤の捨て牌の内と外
    (C)5の裏スジの法則

    {以下は、次回・後編で叙述する。}

    (D)間(あいだ)四間(よんけん=しけん)
    (E)アンコ牌のスジはよく当たる、という考え方について
    (F)変則的捨て牌の読みについて


    凡例テキスト:

    東1局、オヤから先制リーチがかかった!
    あなたは北家とする。

    [(T)はツモ切りを、{R}はリーチ示す。
    リーチ者以外の捨て牌は、ツモ切り・手出しの区別を示さない。]

    東1局・10巡目・(ドラ:8)

    東家の捨て牌:
    西・八・北・(2)・5・三・北(T)・白(T)・(7)・東{R}

    南家の捨て牌:
    東・一・北・南・西・(1)・一・3・白・{親リーチ後}(2)

    西家の捨て牌:
    9・1・發・東・西・(8)・九・七・(5)・{親リーチ後}白

    北家(あなた)の捨て牌:
    西・北・中・一・9・(6)・(9)・八・六{親リーチ後}?
    北家(あなた)の手牌;
    一二三(1)(1)(2)(2)(3)(6)(7)388 {ツモ⇒4}
    三色目があるので残しておいた3ソウに、4ソウがくっついた。
    さて、オヤリーに対して、あなたは1発で何を切るか?
    さしてむずかしい問題ではない。


    (A)カベの原理

    ここで4ソウをツモ切りする人はいないだろう。
    あなたはここまで、
    イーペイコウドラ2の予定でペン3ピン待ちになった場合のことを想定し、
    あらかじめ6ピンを切っておいた。
    しかしオヤリーがかかった以上、イーペイコウに固執することはない。
    ここは取りあえずリーチ者の現物の2ピン切りあたりになると思われる。
    では、その後の展開を追ってみよう。
    2ピン打ちで、あなたの手牌は、
    一二三(1)(1)(2)(3)(6)(7)3488
    となり、次巡安全牌の白をツモ切り、やがて、5ピンを引いた。
    一二三(1)(1)(2)(3)(6)(7)3488  {ツモ⇒(5)}
    さて、1ピンを切ればテンパイだが、この1ピンはオヤのリーチに通るか?
    場をよく見れば答えは一目瞭然である。
    もう1度各自の10巡目までの捨て牌を表示すれば、

    東家の捨て牌:
    西・八・北・(2)・5・三・北(T)・白(T)・(7)・東{R}・・・・

    南家の捨て牌:
    東・一・北・南・西・(1)・一・3・白・{親リーチ後}(2)・・・・

    西家の捨て牌:
    9・1・發・東・西・(8)・九・七・(5)・{親リーチ後}白・・・・

    北家(あなた)の捨て牌:
    西・北・中・一・9・(6)・(9)・八・六{親リーチ後}(2)・・・・

    10巡目までの北家(あなた)の手牌;
    一二三(1)(1)(2)(3)(6)(7)3488

    場をよく見てみると、答えが出る。
    2ピンはオヤが1枚切っている、さらに南家も。。。。
    北家のあなたは2ピンを1枚切ってまだ手に1枚。
    すなわち、2ピンは4枚とも、場に出てるか北家のあなたの手にある。
    ということは、リーチの東家が2ピンを持っていることはあり得ない。
    ということは、(2)(3)と持って1ピンでアガリという両面待ちは
    あり得ないということになる。

    それでは、(1)(1)發發のようなシャンポン待ちはどうか?
    1ピンは北家のあなたが2枚持っていて、南家が1枚すでに捨てている。
    したがって、シャンポン待ちもあり得ない。
    残るは1ピンのタンキ待ちがワンチャンス残っているが、
    オヤが開局早々1ピンのタンキでリーチしたとは考えにくいし、
    またいくら端牌とはいえ1ピンで待つメリットもない。
    スジの4ピンを切っているわけでもなく、1ピンはドラでもなんでもない。
    そこで、この1ピンは99.9%通る牌である、と推理できる。
    そこで北家のあなたはこの12巡目、打1ピンで、テンパイ。

    一二三(1)(2)(3)(5)(6)(7)3488  (ドラ:8)

    ピンフ・ドラドラの手。アガリ牌の5ソウがオヤの現物捨て牌なので、
    ヤミテンで構える。
    この、『2ピンの所在を4枚確認して、1ピンはまず通る』
    と推理する思考プロセスを、「カベの原理」という。
    つまり、『2ピンのカベで1ピンは通る』という考え方である。

    次に南家の手を開いてみよう。
    巡目を10巡目に戻す。

    南家の手牌:10巡目=親リーチの直後
    三四五六七(8)(8)(8)(9)(9)56發 {ツモ⇒(2)}
    南家は上図のような手である。
    二五八マン・47ソウというイーシャンテンのところに、
    オヤリーがかかってしまった。
    リーチ直後にツモった2ピンはオヤの現物なので、そのままツモ切り。
    次巡、四マンをツカむ。オヤの捨て牌は、

    西・八・北・(2)・5・三・北・白・(7)・東{リーチ}・五

    なので、この四マンはモチロン通っていない。
    發も場には1枚しか切れていない。
    切りから見てシャンポン待ちのニオイは薄いものの、
    ドラも何もないこの手で東1からオヤに向かっていくこともない、
    と判断した南家は、11巡目から、9ピンのトイツ落としに出る。
    この9ピンもほぼ安全牌である。
    なぜなら、自分で8ピンをアンコで持っていて
    もう1枚の8ピンは西家がすでに切っている。
    したがって、(7)(8)と持った9ピンのアタリはあり得ない。
    さらに9ピン自体も場に1枚出ているのでシャンポン待ちもない。
    ということで・・・・
    ここでも8ピンをカベに見立てるという「カベの原理」によって、
    打9ピンという選牌がおこなわれるのである。

    さて、今度は西家の手を開いてみよう。

    西家の手牌:10巡目まで
    二三四九九(2)(3)(4)(6)(7)246
    いま、親のリーチ直後に西家は絶好のカン3ピンを引き入れ、
    安全牌として残しておいた白を切ったところである。
    一目瞭然、234の三色が狙える牌姿ではある。
    次巡、西家は6ソウをツモった。
    二三四九九(2)(3)(4)(6)(7)246 {ツモ⇒6}
    さて、何を切ればいいだろうか?
    西家はしばし考慮の後、九マンを切った。ロンの声はない。
    なぜ西家は九マンを選択したのだろうか?

    (B)序盤の捨て牌の内と外

    最初の原則を繰り返すと、
    『相手の手を推理する』ということの大事な前提は、言うまでもないが、
    「相手の立場になってモノを考えよ」ということであります。
    相手の立場でモノを考える、つまり客観性ですね。

    普通、配牌でマンズを二三三と持っている場合、
    序盤では三を切ったり二を切ったりはしない。
    二三三と持っている場合、三が来れば、二を切って
    三三三のアンコが構成されることになるし、
    一もしくは四がくれば、三を切って、
    一二三もしくは二三四のひとメンツが出来上がることになる。
    それゆえ、牌効率の点から言っても、
    序盤では二も三も切れないのである。
    したがって、序盤3巡目までに切れた数牌については、
    (あくまでも通常は)それに関連する牌のない孤立牌・単独牌である、
    という推理が成り立つ。

    たとえば、以下のような捨て牌で、

    西・三・8・9・中・北・(5)・(7)・八・南{リーチ!}
    こんなリーチがかかった場合の読みについて言えば、
    2巡目に切られている三マンの、内側(数字の小さいほう)の牌、
    つまり二マンや一マンは、どちらかというと安全な牌であると言える。

    また、もう一例挙げれば、

    南・(8)・西・北・1・四・一・9・(2)・(1)・七{リーチ!}
    というリーチが来た場合の、
    2巡目に切られている8ピンに注目すれば、
    その外側の牌9ピンは比較的安全な牌である、と判断できる。
    つまり、2巡目に切った牌が8ピンなのだから、
    この時点で(7)(8)(8)あるいは、(7)(7)(8)または、(8)(9)(9)
    などと持っていて8ピンを切ったとは考えにくい。
    この8ピンはまったくの孤立牌であった。したがって9ピンは通る、
    という考え方である。
    これが、序盤の捨て牌の内と外の牌は通る、という推理である。

    ところがこれは、
    「通常の常識的な打牌をする場合」というのが前提であって、
    先の『カベの原理』のように必ずしも信用できる推理ではない。
    上級者ともなれば、三色やチャンタの役の決め打ちとして、
    早い巡目に、七八八とあるうちの八を先切りしたり、
    (2)(2)(3)から(2)を2巡目あたりで先に切っておく、
    という戦法もあるのだ。
    以前あらまあーは牌王位戦の準決勝でbuffさんと当たり、
    この捨て牌読みが見事に失敗、
    2巡目に切ったbuffさんの3ピンに注目して、
    彼のリーチに対して2ピンを勝負、2・5ピン待ちのオヤマンに放銃した。
    上級者に関しては、このbuffさんのように
    334と持っていて序盤に3を先切りするというカマシ作戦も
    充分にあり得るのだ。
    ちなみにバフさんはその期の牌王位となり、翌期も連覇した。
    捨て牌で相手をハメルというのも上級者の戦法のひとつである。
    また、579と持っていて5を切ってリーチしカンチャンの8で待つ、
    などという(誰でも考えつくようなw)スジひっかけの戦法なども、
    レベル的には同様に語れないにしても、
    ハメ手の戦術のひとつである。

    さて話を凡例テキストに戻す。

    親リーのかかった次巡の11巡目、

    二三四九九(2)(3)(4)(6)(7)2466
    と、6ソウをツモって上図の手になった西家は、打九マンを選牌した。
    234の三色でアガろうと思えば、
    カン3ソウ引き出しのために6ソウを強打しておきたいが、

    東家の捨て牌
    西・八・北・(2)・5・三・北・白・(7)・東{リーチ}・五

    いかんせんこの捨て牌に対して、打6ソウはさすがにキツイ。
    ソウズは5ソウ1枚しか切れていないし、ドラ8ソウともなれば、
    6・9ソウ待ちはドラも絡むところである。
    しかもぴかぴか光る5ソウに注目すれば、
    69ソウと14ソウはモロに裏スジ(後述)、
    ソウズの待ちなら本命の危険スジである。
    そこで西家は親の捨て牌の2巡目の八マンに着目し、
    序盤の捨て牌の外の牌、九マンを、通る牌であると見たのだ。
    そこでタンヤオになるという利点も加味して、
    九マンのトイツ落とし、というわけである。

    (C)5の裏スジの法則

    裏スジというコトバを発案したのは、あらまあーの記憶では、
    たしか小島武夫プロであると思う。
    裏スジとは、捨てられた牌から考察する「危険スジ」のことである。
    『裏スジの法則』などというと、何やら大それたモノのように聞こえるが、
    別にたいしたことはない。(爆!)読みスジ理論のひとつである。
    さて、またまた原則を繰り返すが、
    「相手の立場になってモノを考えよ」である。

    普通、(1)(3)とタアツ(メンツのタマゴ)を持っていて
    カン2ピンを待つ形のところに
    (4)を引いてきたら、あなたならどうしますか?
    ジュンチャンや123の三色を考えなければ、常識的には1ピンを切って
    (3)(4)という両面待ちのタアツに変えますよね。
    このとき、場には(1)が出て、手の内では(3)(4)と持って
    25ピンを待つ形になります。
    この、捨てた牌の(1)と、待ち牌スジの2・5の関係を言うのが
    裏スジの法則なのです。
    すなわち、1の裏スジは2・5待ち、ということになります。

    しかしモチロン場に1の牌(一マンや1ソウ)が出たからと言って、
    必ず手の内の牌が裏スジの2・5を待つ形になっているとは限らない。
    13とあるところに4を引いてきて1を捨てれば
    なるほど2・5ソウの待ちとなるが、
    122とあって2ソウがアンコになって出てきた1ソウかも知れないし、
    113と持っているところにカン2ソウを引いて、
    1枚余った1ソウかも知れないのである。
    したがって、裏スジとは可能性のひとつである。

    もうひとつ例を挙げておく。
    三五と持っているところに六をツモってきた。
    で、三を切れば、待ちは、五六と持って、四七マンとなる。
    したがって場に出た牌3に関しては、3の裏スジは47待ち、
    ということになる。

    何もむずかしいことはない。1〜4の数牌に関しては、
    捨てられた牌のひとつ上の数字のスジが裏スジとなる。
    それだけのことである。
    1〜4までを一覧にすると・・・
    1が捨てられたら、裏スジは2・5待ち、
    2が捨てられたら、裏スジは3・6待ち、
    3が捨てられたら、裏スジは4・7待ち、
    4が捨てられたら、裏スジは5・8待ち、

    ということになる。
    それでは、6以上の数牌が捨てられた場合を考えてみよう。

    46と持っているところに、3が来たら、6を切って、
    2・5ソウ待ちの形になる。
    (5)(7)というタアツに(4)を引いてくれば、(7)を捨てて、
    3・6ピン待ちの形になる。
    六八とあるところに五をツモってきたら、八を捨てて、
    四・七マン待ちの形になる。

    すなわち・・・・・
    6が捨てられたら、裏スジは2・5待ち、
    7が捨てられたら、裏スジは3・6待ち、
    8が捨てられたら、裏スジは4・7待ち、
    9が捨てられたら、裏スジは5・8待ち、
    ということになる。
    これも別にむずかしく考える必要は全然なく、
    捨てられた牌のひとつ下の数字に絡むスジを裏スジと考えれば良い。
    たとえば、7が捨てられたら、7のひとつ下つまり6の絡みスジすなわち、
    3−6が裏スジとなる、ということである。

    さて、それでは、真ん中の数字、「5」の場合の裏スジとは?
    何度も繰り返す。。。「相手の立場になってモノを考えよ」!
    いま仮に、
    (3)(5)とピンズを持ってるところに(2)が来たら?
    普通は、
    345の三色役を考慮した場合や5ピンがドラである場合を除いては、
    (5)を切って、(2)(3)という1・4ピンの受けに取るのが自然である。
    この場合、場には「5」が捨てられる。
    また、(5)(7)と持ってカン6ピンの受けのタアツを持っている場合に、
    (8)を引いてきたら、これも手役やドラのことを考慮に入れなければ、
    通常は、(5)を捨てて、 (7)(8)と、6・9ピン受けになるはずである。
    この場合も、場には「5」が捨てられる。

    したがって、
    捨て牌「5」の裏スジは、1・4もしくは6・9待ち
    ということになる。

    この「5」の裏スジ読みは、実戦でも役に立つことが多々ある。
    さてそこで、もう1度、凡例テキストの先制親リーチの捨て牌を示すと、

    西・八・北・(2)・5・三・北(T)・白(T)・(7)・東{リーチ!}・・・・

    これを「5」の裏スジ読みで、読んでみると・・・・・
    やはりソウズが捨て牌に高く、5ソウがぴかぴか光っていることに
    誰しもが気づくところである。
    この場合、1・4ソウ、6・9ソウが読みスジ本線となる。
    特にドラが8ソウであるため、6・9ソウはコワイところであろう。

    総括すれば、

    西・八・北・(2)・5・三・北(T)・白(T)・(7)・東{リーチ!}・・・・

    というリーチに対して、(あくまでも捨て牌相からのみ読むならば)
    5の裏スジで1・4ソウ、6・9ソウ、
    間四間読みで(次回・後編で叙述)四・七マン、3・6ピン、
    7ピンのはずし時に注目して、5・8ピン、6・9ピン、
    (注;実際は、先述の通り、
    南家の手からは6・9ピン待ちは否定できるのだが・・・)
    また、打三マンの直後にツモ切りが続いてる部分にも注目して、
    二・五マン、一・四マン(これは本線というより押さえの読みであろう)、
    これらを危険スジとして推理し、さらに、
    比較的、勝負しやすいスジは六・九マン、1・4ピン、
    などというように、
    読みスジを決めてリーチに対処できる打ち手は、
    明らかにビギナークラスを脱した中級以上のプレイヤーと言えよう。


    さて結果を先に示すと、13巡目、オヤは9ソウをツモあがりする。
    オヤの待ちは69ソウであった。

    東家:和了図
    四五六七七(1)(2)(3)(3)(4)(5)78 {ツモ:9}
    (ドラ:8 裏ドラ:二)
    リーチ・ピンフ・ツモ・ドラ1、2600オール(+7800)

    オヤ(東家)の捨て牌
    西・八・北・(2)・5・三・北(T)・白(T)・(7)・東{R}五・發・9{ツモ}

    南家の捨て牌:
    東・一・北・南・西・(1)・一・3・白・{親リーチ後}(2)(9)(9)

    西家の捨て牌:
    9・1・發・東・西・(8)・九・七・(5)・{親リーチ後}白九九

    北家の捨て牌:
    西・北・中・一・9・(6)・(9)・八・六{親リーチ後}(2)白(1)

    ここでは、「5」の裏スジ読みが正解であった。
    しかしモチロンこれは結果に過ぎない。
    6・9ソウを先に引いていれば、
    親のリーチは別の待ちだったはずである。

    相手のリーチ、仕掛けにどう対応していくか?
    そこがまさに麻雀の『かけひき』という部分の面白いところである。

    {次回・後編に続く}

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    大会報告

    第2回リアル打ち麻雀大会IN東京・池袋

    予選:1位:buldog +130
        2位:トヨタのヤス+72
        3位:アライさん☆+48
        4位:kishibon+24
    以上5試合トータル予選で、上位4名が決勝進出

    決勝:優勝:buldog +105 {賞金2万円}
        準優勝:アライさん☆+30{賞金4千円}

    順位率1位:buldog 1.625
    トップ率1位buldog 62.5%
    チップ王(最多チップ獲得選手)buldog +19
    ブービー賞:ひとみさん
    (ちなみに、ブービーメーカーはあらまあーでしたw)

    ということで、ブルドッグさんの圧勝でした!
    わざわざ北海道から
    飛行機で来た甲斐がありましたね、ブルさん、
    ♪お(^O^)め(^。^)で(^O^)と(^o^)う(^。^)♪

    ところで、今回の池袋リアル打ちには、
    現役プロの陣中見舞いという嬉しいハプニングがありました。^^
    つい先だって最高位を獲得した飯田正人プロが覗きに来てくれたのです。
    「最高位おめでとうございます」
    と声をかけると、礼儀正しく
    「ありがとうございます」
    と、あらまあーに一礼してくれた飯田プロでした。
    今回のリアル打ち大会は
    会場幹事を担当してくれたすいす♪さんのおかげで、
    とても楽しいものになりました。
    この場を借りまして、すいす♪さん、ありがとう!
    またよろしくお願いします^^m(_ _)m

    なお、リアル打ち冬の陣の模様は、次号からの
    『あらまあーのリアル打ち奮闘記(冬の陣)』にて詳しくお伝えします。

    _______________________

    牌王位戦

    第19期決勝:
    優勝;雀麗 223500
    準優勝;しゅしゅあ。182400

    ついにミーコ女王に次ぐ女流牌王位の誕生です。
    ミーコさんの次はあいな2002さんかあい1112さんか
    ありエリカさんか、はたまた常連の道明寺司★さんか、
    注目するところでしたが、
    雀麗さんが持ち前の強気で押し切った
    という印象が強いシリーズでした。

    ただひとこと、
    人間関係的なものをすべて度外視して、
    麻雀を30年以上打ってきて、
    麻雀という競技を愛し続けてきた私の口からひとことだけ
    言わせてもらえれば、
    最後に王座を取りに行った雀麗さんのリーチに対しては、
    優勝の可能性の残っていたしゅしゅあさんと
    真っ向から勝負させてあげたかった、
    と思うのはあらまあーだけでしょうか?

    しかし、それはさておき、このシリーズでは、
    雀麗さんの持ち前の向こうっ気の強さがすべてプラスに出た、
    雀麗さんにとっては好展開の決勝5試合でした。
    2代目女王の誕生、心からおめでとう、と言いたいです!
    あのカン2ピンのリーチは絶妙でしたね^^
    女流がなかなか取れないと言われ続けた牌王位のタイトル、
    誰に誇ってもいい2代目女王です!


    第20期決勝:
    優勝;しゅしゅあ。181800
    準優勝;@naba 162300

    おめでとう、しゅしゅあさん、ついにやったね!^^
    と言うよりも、彼が王座に就くのが遅すぎたくらいでしょう。
    しゅしゅあさん、そして準優勝のナバさんクラスは、
    このサイトのみならず、東風荘でもどこでも、
    あるいはリアルのプロ・アマ対抗戦でもじゅうぶんに通用する
    実力の持ち主だと、私は思っています。
    よく若手のThunderVさんなどともメッセで話すのですが、
    しゅしゅあ氏の特性は、手作りに対する柔軟性と
    相手の攻めに対する回し打ちのうまさでしょう。
    なかなかゲームサイトではこのレベルの人と出会うことはできません。
    それゆえ、遅すぎたくらいのタイトル獲得でしょう。
    ともかく、おめでとう!
    今度はこちらが挑戦させてもらいます。
    (というよりか、
    まずは自分のパソコンの整備をしなくてはいかんな。。。爆!)


    第21期決勝:
    道明寺司★ 230800
    カブトエビ   141800

    ツカサちゃん、おめでとう!やったじゃんか〜〜^^
    決勝の常連としていつも残ってきたツカサのネバギブアップの気持ちが
    ついに花開いたという感が強いです。
    しゅしゅあ王がイマイチの不調であった中、
    誰が王座を奪取するのか、混沌としたシリーズでした。
    そうした中、誰がなんと言おうとツカサ流で押し通した結果、
    ミーコさん雀麗さんに続く3代目女王の座を獲得!
    『スカっと爽快感のある勝利』という表現がぴったりの優勝でしたね。
    ♪お(^O^)め(^。^)で(^O^)と(^o^)う(^。^)♪


    第22期:
    予選を勝ち抜いた10名に、しゅしゅあ。さん、カブトエビさんを加えて
    準決勝がおこなわれました。

    【準決勝合計】   準決勝第1戦合計 準決勝第2戦合計 準決勝第3戦合計  
    1 LOADS 73600 LOADS 94200 LOADS 154000 決勝進出
    2 雀麗 60200 グリーンヒル 86600 しゅしゅあ。 116800 決勝進出
    3 北の狼 52800 【妖刀】国重 84500 【妖刀】国重 111000 決勝進出
    4 グリーンヒル 33700 雀麗 82700 雀麗 108800  
    5 【妖刀】国重 26300 雀帝 73700 グリーンヒル 106200  
    6 ひいい 25000 北の狼 72100 或未完 89900  
    7 或未完 25000 或未完 56700 雀帝 86000  
    8 雀帝 22700 ひいい 45400 北の狼 84200  
    9 カブトエビ 15900 しゅしゅあ。 40200 ミーコ 77500  
    10 しゅしゅあ。 14100 カブトエビ 37400 カブトエビ 60100  
    11 英ひで 12000 ミーコ 25900 ひいい 45900  
    12 ミーコ -1300 英ひで 20600 英ひで 39600  



    第22期牌王位戦予選・準決勝リーグ(師走杯)を制したのは、LOADSさん。2回め
    の決勝戦進出です。
     準優勝はしゅしゅあ。さん(第20期牌王位)、4回目の決勝戦進出です。
     3位は、初参加の【妖刀】国重さんでした

    決勝は12月29日(月曜日)、午後9時半に闘牌、スタートです!


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    閑話休題スペシャルA

    続・暦にまつわるエトセトラ

    皆さんのカレンダーにも、日づけ別に、
    大安とか赤口とか友引という
    名称の載っているモノがありますよね?
    これら、先勝(せんしょう)、友引(ともびき)、先負(せんぷ)、
    仏滅(ぶつめつ)、大安(たいあん)、赤口(しゃっこう)の6語を、
    六曜(ろくよう)といいます。

    (い)六曜の謂(いわ)れと意味

    もともと中国で発生したもので、
    これは本来、吉凶の占(うらな)いに過ぎません。

    江戸時代後期に庶民のあいだで流行し、
    いつからか暦(こよみ)に記されるようになり、今日に至っています。

    先勝・・・・読んで字のごとし、先んづれば勝つ、ということです。
    つまり、この日は早ければ吉、
    万事朝から昼ごろまでに物事をおこなえば障りなし、とされています。

    友引・・・・凶事に友を引く、の意。
    牛の刻(昼の12時ごろ)は特に悪く、
    この日は葬式は慎(つつし)むべきである、とされています。

    先負・・・・先勝の逆。万事朝から昼までが悪く、
    正午を越えてからは吉、となります。

    仏滅・・・・ホトケも滅亡する最悪の日。商売の移転、開店はモチロン、
    何事も慎むべきである、とされる日です。

    大安・・・・旅行、婚礼を始めとして、すべて万事が吉事となる
    おめでたい日です。

    赤口・・・・もともと陰陽道(おんみょうどう)で言う凶日のひとつです。
    朝夕は凶で、特に祝い事は大凶とされています。


    (ろ)十二支(じゅうにし)と時刻の関係

    十二支はもともと12ヶ月の順序を表す符合のようなものでした。
    やがて、中国の戦国時代(紀元前480〜270)あたりから
    庶民にも広まり始め、字は読めない人々にも覚えやすく親しみやすい
    動物名を宛てて、呼ばれるようになったのです。
    1日は24時間ですから、ひとつの刻は、2時間です。
    一刻(いっとき)が2時間、半刻(はんとき)が1時間となります。

    子(ね)の刻・・・・午後11時〜午前1時あたり

    丑(うし)の刻・・・午前1時〜午前3時あたり

    怪談噺(かいだんばなし)の草木も眠る丑三つ時(うしみつどき)とは、
    午前2時あたりになります。

    寅(とら)の刻・・・午前3時〜5時あたり

    卯(う)の刻・・・・午前5時〜7時あたり

    辰(たつ)の刻・・午前7時〜9時あたり

    巳(み)の刻・・・・午前9時〜11時あたり

    午(うま)の刻・・・午前11時〜午後1時あたり

    この午の刻のちょうど真ん中が、昼の12時、真昼です。
    これを正午(まさうま)の刻といい、
    現在でも正午(しょうご)という言い方が残っていますね。

    未(ひつじ)の刻・・午後1時〜3時あたり

    申(さる)の刻・・・午後3時〜5時あたり

    酉(とり)の刻・・・・午後5時〜7時あたり

    戌(いぬ)の刻・・・午後7時〜9時あたり

    亥(い)の刻・・・・午後9時〜11時あたり


    (は)十二支による性格占いについて

    江戸時代に大流行したと言われている、
    干支(えと)による性格占いです。
    現在では血液型による性格判断もかなりの信奉者がいますが、
    当時はこの、十二支による性格占いを信じていた人も多いようです。

    ねずみ年生まれ・・・愛嬌があり明るい。掃除上手。

    うし年生まれ・・・・辛抱強く根気あり。寡黙で仕事はまじめ。

    とら年生まれ・・・・思慮深く、思いやりがあり、正義感が強い。

    うさぎ年生まれ・・温厚で愛想よし。社交上手で人づきあいがうまい。

    たつ年生まれ・・・てきぱきと威勢のいい性格で正直者。

    へび年生まれ・・・知性に恵まれ、冷静な判断者。金銭運強し。

    うま年生まれ・・・陽気で人から好かれる人気者タイプ。金運強し。

    ひつじ年生まれ・・気品があり素直な性格。一芸に秀でるタイプ多し。

    さる年生まれ・・・繊細さと器用さを持ち合わせ、知識欲旺盛。

    とり年生まれ・・・勤勉タイプ。目標に向かって努力する頑張り屋。

    いぬ年生まれ・・義理人情に厚い、裏表のない正直者。

    いのしし年生まれ・・・竹を割ったようなさっぱりタイプ。信念強し。

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    最新トップ率ランキング・ベスト20
    {12月27日早朝現在}

    1位:持杉ドラ夫  31.62%

    2位:nasakenoaki 31.33%

    3位:ひいい     31.15%

    4位:あらまあー   31.13%

    5位:LOADS    30.67%

    6位:狂虎      30.63%

    7位:mariのパパ   30.43%

    8位:雀鬼一号   30.22%

    9位:BENちゃん  30.07%

    10位:越前雀    30.06%

    11位:3ちゃん   29.53%
    12位:オットータン 29.34%
    13位:はまを    29.31%
    14位:手裏剣   29.30%
    15位:じじうさぎ   29.29%
    16位:ああ無常  29.10%
    17位:向台風   29.09%
    18位:s.yamane  29.08%
    19位:けんかんとう 28.97%
    20位:満願堂   28.96%

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    編集後記

    やっとのこと、22号が完成した。

    スペースの関係上、残念ながら「リアル打ち・冬の陣」の模様を
    詳しく載せられなかったのが残念だが、
    それはまた次号・正月特大号でのお楽しみ、としておこう。^^

    競馬場ではトヨヤス君もひとみちゃんもアタリ馬券を持っているのに
    ただ一人ハズレ馬券しか持たずにムッとしていたあらまあー(爆!)、
    ダンディな雀帝さん素敵な雀麗さんのベストカップルとの
    ゆめ牧場でのバーベキュー、
    回転すし屋で日本酒のおかわりをし過ぎてぶっ倒れたトヨヤス君、
    あらまあーの甥っ子★白虎王★のリアル打ち参加のエピソード、
    またまた映画を見る前にライチ酒を飲んだひとみちゃん(爆!)の話
    などなども含めて、
    それらは次号以降に紹介するとしよう。

    今回、特筆しておくべきは、特別企画のゲストになってくれた
    12月のホムペのインタビューゲストでもあるふくねこさんのことである。
    彼女は夫君の米屋さんと、この夏、
    東南アジア方面へ新婚旅行に出かけていた。
    それゆえ、ゆいリンさんの悲報をずっと知らずにいたのである。
    あらまあーがメッセでその話題を出すと、
    びっくりして、しばらく無言になった。
    メッセの向こうで涙を流している彼女の姿が、
    あらまあーにも手にとるようにわかった。
    波乱万丈の半生を生きてきたからこその彼女が、
    人の死を悼む様子がことらにもひしひしと伝わってきたのである。
    ふくねこさんのそれまで知らなかった一面を見ることができたように思う。
    ふくねこさん、今回の特別企画、
    快く了承してくださって、ありがとう。^^

    さて、2003年も、あと僅かとなりました。
    来たるべき2004年が、幸福な年であることを祈って、
    皆さん、よいお年を!
    『週刊』は次回は、お正月に皆さんとお会いする予定です。
    (*⌒∇⌒*)ノ::・’゜☆。.::・’゜★マタネー♪

    {週刊あらまあー22号『麻雀における推理について』
    =2003年12月27日・初版配信}
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