ひいいの麻雀研究  ひいいの麻雀研究

 あいさんの感謝杯

 あいさんの感謝杯に選手として参加した、ひいいの記録です。

    あい1112HP開設記念感謝杯


    ★第1回あいさん主催の大会予選・準決勝

     あい1112さん主催の、「あい1112HP開設1周年?記念感謝杯」が、2002年7月6日(土)に開催されました。 HP開設して、そんなにたってないんですけどね。ぶぶぶ。
     ひいいも参戦しました。

    ○目的
    ・Jgameプレーヤーとの親睦。
    ・あい1112のHPをいろんな人に知ってもらう。
    ・牌王戦の主催者・スタッフである、ひいいさん、tandon777さんに感謝の気持ちを込めて、参加者として麻雀を楽しんでもらう。
    ・あい1112の自己満足。

    という、ユニークで斬新な目的の大会でした。

     私、ひいいは、久々の大会出場で、燃えていました。
     予選は、16名中8名が通過です。
     予選第1戦では、なばさんと対決、なばさんにやられました。ビリのスタートでした。予選第2戦では、和がりまくってトップを取りました。予選第3戦では3位ながらも、27600点で、予選3戦合計104800点で予選を4位通過しました。やったね。
     なばさん、見事、予選1位通過でした。
     予選最下位のミーコさんは、大会規定による罰ゲーム。なんと、なまあし公開となりました。なぜか、予選ブービーのたんどんさんも、なまあし公開することに・・・。さらに主催者あいさんも、なまあし公開だそうです。
     確か、予選最下位の人のみ、罰ゲームという要項だったと思いますが、なぜかブービーのたんどさんと、主催者のあいさんもなまあし公開に・・・。(≧▽≦) ぶあっはっはっは。た、た、た、楽しい。

     たんどんさんが消えた準決勝において、恐いのはなばさん? いえいえ、私の天敵が残っていました。あいなさんです。
     準決勝第1戦、あいなさんとぶつかりました。私が2位、あいなさんが3位でした。トップはDOTOCHINさんでした。準決勝第2戦、またまた、あいなさんとぶつかりました。東1局、あいなさんと私が立直をかけ、私がよしさんから7700を出和がり、私の好調な出足でした。しかし、東2局、よしさんが、親のあいなさんにインパチを放銃、ここでよしさんドボン。あいなさんがトップ、私が2位でした。
     準決勝第3戦、私は30000点ちょっとあればトップでなくても決勝進出、しかし、小場で、周囲は1000点や3900点を和がり、私は和了なく21500点の4位・・・。準決勝3戦合計88200点は4位の成績。8人中3人が決勝進出なので、あえなく、次点で惜敗、うーーーむ、悔しい。

     決勝戦は、あいなさん・満福さん・DOTOCHINさんと、そして決勝シードのあい女王の4人が対戦しました。決勝第1戦はあいなさんトップ、決勝第2戦は満福さんトップ、そして注目の最終戦、決勝第3戦、いくつかのドラマがありました。
     DOTOCHINさん、早い巡から国士無双気配、あっという間に一向聴・・・しかしここからが長かった。南か中がなかなか入らないんです。最後の自摸で何とか聴牌でしたが、和了はならず。惜しい大逆転のチャンスでした。
     オーラス、トップ目はあいなさん、それを追うのは2位の満福さん。点差は2900点。あいなさんと満福さんは1回ずつトップをとっていますので、ここでトップをとった方が勝ちです。
     満福さんはドラで門風牌の西が配牌で対子、2900点差をまくるのに絶好です。門前で行くモノと思いきや、索子をチー、ポンして、無理ホンに走り、聴牌を遠くしてしまいます。あいさんは、四萬を暗槓、これが見事に槓ドラになり、跳満も見える手に。
     最後は、あいなさんが危なげなく安手で和がって、終局。
     優勝はあいな2002さん、☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆おめでとう☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆
     準優勝は満福さんでした。

     明るく和気藹々としたとても楽しい大会でした。
     あい1112さん、銀痔郎さん、okkammyさん、きょうかさん、主催とスタッフお疲れさまでした。ありがとうございました。
     また、来月も、楽しい大会を作って下さい。また、よければ私、次回も参加させて下さい。


    ★第2回あいさん主催の大会予選・準決勝

     8/3、あいさん主催の「あい1112HP開設2周年?記念感謝杯」が開催され、私は、選手として参加しました。
     前回、第1回では、準決勝4位で、次点敗退(3位以上が決勝進出)でした。

     今回、予選参加人数も24人と増え、前回に続いてのtandon777さんや@nabaさんなど強豪メンバー、今回からの新たな顔ぶれも入り、大会常連のmon444さん・mequmi444さん美人姉妹、しゅしゅあ。さんなども参加した層の厚い大会となりました。
     私の対戦記です。

    ●予選第1戦
     最初から苦手なtandon777さんとの対戦となりました。ところが東2局、tandon777さんが異常終了(回線異常)で25000点の配給原点のままダウンしてしまいました。
     その後、僅差の戦いとなりましたが、自動がトップ、私とmzoneさんが25000点の原点で同点、或未完さんが20100点となりました。本大会規定で、点数の移動があってからの異常終了は、落ちた人は落ちた時点の点数、自動がトップの場合はトップのオカは、2位の人につく、というものです。私とmzoneさんは、25000点の同点ながらも、私の方が上家だったので、私がトップになりました。私は25000点+20000点で45000点、mzoneさんとtandon777さんが25000点、或未完さんが20100点となりました。
     落ちた人の方が自分より点数が上だった或未完さん、ブーブー文句言ってました。ぶぶぶ。私は、点棒の出入りゼロでしたが、棚ぼたトップで、嬉しかったです。

    ●予選第2戦
     次は、こちらも私の苦手とするしゅしゅあ。さんとの対戦となりました。
     しゅしゅあ。さんからは、常に打っている時に、気迫というか威圧感というか、恐ろしいものを感じます。もっと有り体に言うと、「殺気」ですかね。蛇に睨まれたカエル状態でした。あれよあれよという間にしゅしゅあ。さんの独壇場、トップ:しゅしゅあ。さん、2位:サンテさん、3位:Levin-101さん、ビリ:ひいい、という着順でした。
     しゅしゅあ。さんが親の時の、ダブ東を鳴いて三索を自摸和がるの早かったですわ。ダブ東ドラ1の自摸で、6000点でした。
     私は何もできません(焼き鳥)でした。ビリの私の点数は17000点でした。
     1・2戦の合計で、10位、ギリギリ通過ラインでした。

    ●予選第3戦
     銀痔郎さん、※ひまちゃんさん、HGBさんとの対戦でした。
     起家の私は、親で安物3連荘しました。その後親を流された後、7700・満貫級を2回和がって、ダントツトップ、68800点を取りました。
     東4局、南家の私は愚形の役なし聴牌で、どうしようか考えていましたが、対面の※ひまちゃんさんが立直、危険度の低い牌を切って回していくうちにどんどん高めへ、断幺九ができ、平和ができ、三色同順ができてきました。立直者に通っている四七索待ちで聴牌、トップだし、立直者に通っている牌なので当然ダマです。HGBさんから出和がりました。タンピン三色で7700でした。

     トップ・ビリ・トップで、予選を3位で通過しました。
     予選トップ通過はIIKANJIさん、2位通過はkatsu0522さんでした。しゅしゅあさんも、4位で予選通過です。
     tandon777さんは、2戦でビリ・3戦でトップで、ギリギリ予選通過でした。
     そして・・・やっぱり残るのね。mon444・mequmi444の美人姉妹が、8位・9位と並んで予選通過でした。
     @nabaさんは、なんと、大会初の予選落ちとなってしまいました。
     予選ビリ、なま足ペナルティは、かずね♪ママさんとなりました。

    ●準決勝第1戦
     場所を7ロビに変えて、勇んで囲んだ卓には、またしても、しゅしゅあ。さんが・・・。
     東1局、北家の私はドラ發2枚持ちでした。雀頭を決め込み一向聴、ここで、上家のmzoneさんが發を捨てたので、すかさずポン。両搭2つ残りで、雀頭ができるか面子ができて単騎受けか、でしたが、二三萬持ちに三萬を引いて打二萬で雀頭ができ、両面受けになって自摸和しました。發ドラ3で7900点。満貫級を和がってトップになれば後は楽でした。何回か和了して57900点のトップでした。2位がmzoneさん、3位が雀帝さん、ビリがしゅしゅあ。さんでした。

    ●準決勝第2戦
     美人姉妹の妹、mequmi444さんとの初顔合わせとなりました。この荘は、何をどう打ったかよく覚えていません。東1局で2600点を放銃したことだけ覚えています。トップはmequmi444さん、2位はDOTOCHINさん(準決勝シード)、3位は私、ビリはmzoneさんでした。

    ●準決勝第3戦
     第3戦、またしても、mequmi444さんが同卓でした。満福さん、ゴリ連さんとは本大会初顔合わせでした。
     オーラス、ラス親の私は、僅差(600点差だっけかな)の2位、安物手を和がって、トップになりました。ここで、「和がりやめ」をするかどうか迷いました。これは、親になった時からずっと考えていたことです。1・2戦で、トップ・3位です。12人中3人が予選通過なので、低得点のトップではもしかしたら危ないかも、という思いが強かったです。前回、準決勝4位で次点敗退している身としては、今度こそ、決勝進出したい、と強く思っていました。
     無謀を覚悟で和がりやめせず、親を続けました。2位はmequmi444さんでした。配牌と自摸は・・・いいじゃないのーー。5巡目、中が雀頭ながらも、一気通貫が見え、三六索待ち高め(一気通貫)六索の聴牌となり、立直をかけました。高め出和がりで7700点、高め自摸なら1 1700点です(裏ドラなし前提)。
     しかし、3巡後くらいに上家の満福さんが追っかけ立直・・・。放銃したら、おそらく私は2位か3位です。平静さを装いながらも内心後悔の念が・・・和がりやめしておけばよかったぁぁぁ・・・。
     結果は、3位の満福さんがmequmi444さんから3900点を出和がり、2確和了となりました。立直棒と場棒を含めて、トップの私との差は1100点差。結果は2確だったのですが、裏1つ乗れば7700点で満福さんの逆転トップでした。
     私からすると、和がりやめしておけば、リスクもなくトップでしたが、和がりやめしなかったために、立直をかけた1000点分の損となりました。この1000点の損が決勝進出の命運を分けるのではないかとドキドキでした。

     準決勝の結果発表、内心、本当にドキドキしていましたが、私の心配は杞憂に終わり、準決勝トップ通過でした。2位が雀帝さん、3位がmon444さん、惜しくも次点敗退がmequmi444さんでした。
     しかし、なぜ、この美人姉妹は大会にこんなに強いんでしょう。

     後日行われる決勝戦では、あいな女王・雀帝さん・mon444さん・ひいいで、優勝をかけて争います。



    ★第2回あいさん主催の大会決勝

     「あいさん主催 HP開設2周年?記念感謝杯決勝戦」が、8月13日(火)の20:00から、8ロビで行われました。
     あいな女王・雀帝さん・mon444さん・ひいいで、優勝をかけて5戦を争いました。
     私の対戦記を書きます。

    ●決勝第1戦
     相手の様子を見ながら打たなければならない初戦、少々焦りました。東1局、最初の聴牌は六九索待ちでした。九索なら出そうだと思い、聴牌即立直。もんさんから九索が出て、7700点を得ました。続いて東2局でも7700点を自摸和(7900点)。東3は、親でのみ手を和がったと記憶しています。
     非常に好調な滑り出しでした。最後は、もんさんがラス確和了をして、私のトップで終わりました。

    ●決勝第2戦
     どういう順番で和がったか、よく覚えていません。また7700点を和がったと思います。
     第2戦でしたか、もんさんが、索子の上の方を2連続でチーしました。最初が789索で、2回目が678索でした。ドラが七索。上家のあいなさんはドラは切っていません。もんさんにしてみれば、チーでドラ入り2面子ができたと喜んだことでしょう。
     しかし、私は、このチーに救われました。もんさんの索子染めが確定したことと、自分の面子構成読みに関して、です。私は89索と、ドラ七索を受ける辺搭を持っていました。四索の対子から1枚落として、四索を1枚持っていましたが、もんさんの2つのチーで、「ドラを待っても無駄、また、対面のもんさんには染め手でも索子の上は通る」と確信。89索の辺搭を落としました。結果は、私が 下家のあいなさんから三色同順+役牌を和了。「見えてくる牌」から搭子を切り替えて見事に成功した例でした。 私の上家の雀帝さんはこの時、索子の一通でドラ七索待ちの聴牌だったそうです。
     第2戦は初戦より慎重に打っていました。大物手の放銃は避け、トータルトップを守りたかったのです。
     最後は私が和がって、終荘したと思います。2連続でのトップでした。

    ●決勝第3戦
     どういう順番で和がったか、よく覚えていません。しかし、また7700を和がったと思いました。第2戦より増して、慎重に打ち回しました。
     下家のあいなさんがチャンタ狙いの時、東とドラ發を抱いていて、さらに白まで引いてしまいました。東も發も白も手持ち1枚ずつです。殆ど諦めかけた時、あいなさんがドラ發を打ちました。私はすかさず合わせ打ち。そして白が対子になったところで、復活の兆しが見えました。あいなさんが切った白をポン。東単騎待ちに手を持っていきます。しかし、あいなさんだけでなく、雀帝さんやもんさんへのケアも図って、聴牌できず仕舞いで、結局、荒局となりました。あいなさんは東が対子で嵌八萬待ち。私はノー聴でした。GO→WAIT→GO→WAITという感じの局でした。
     トータル点数でかなり有利だったので、ベタ降りもしましたが、それでも私が最も多く和がり、トップでラス親を迎えました。
     4つの対子(うち1つは暗刻)があって、七対子を想定していました。八萬を自摸って、5つめの対子ができた時、どれを切るかに迷っているうちに、八萬が切れてしまいました。これが1回めのミス。焦った私は、次に下家から出た牌をポンしてしまいました。これが中核となるミスです。普通なら鳴かない局面です。対々和の決め打ちなんて、どれだけ防御力が下がることか・・・。今大会で、このポンが私の一番の反省点です。結果は、たまたま私が対々和を和がりましたが、絶対にやってはいけないことでした。「トップのラス親が、最後に対々和なんて大バカだ」と自分自身に対して思いました。
     対々和を和がって、トップで、和がりやめしました。

     第1戦、第2戦、第3戦と、あれよあれよと、私がトップ。第3戦終わって、ほぼ優勝を確信しました。 全和了のうち、8割くらいは、私が和がった感じでした。手が早く、自分の手がグズグズしていない分、他家の動きがよく見えました。
     7700点をやたら多く和がった印象があります。
     30符系統では、当然7700点が最もお得な点数です。40符系統では5200点、50符系統では6400点になります。
     立直をかけての7700点もありましたが、ダマで7700点ある手ができると、最高です。立直をかける必要なく、最高のお得な点数になるからです。よく「満貫より跳満、跳満より倍満」と欲張る人がいますが、私は倍満より7700点の手の方が嬉しいです。倍満もある手は、待ちが見え見えになってしまいますから。また、打ち回しも充分にできない場合が多いと思います。和がり易さ(和了確率)と、和了点と、守備のバランスを考えると、5200点〜7700点が最もいいです。

    ●決勝第4戦
     ここまでの3戦では、2位を11万点以上引き離してのダントツトップ。第4戦と第5戦では、普通のビリを重ねても、優勝が見えました。
     第4戦と第5戦は、トータル2位の雀帝さん、トータル3位のあいなさん、この2人のどちらかに独走させず、かつ、自分が大沈みしなければいい、という思いでした。2人のうちどちらかが独走しそうになったら、もう1人に差し込むことも考えていました。
     また、当然、基本的にガードは堅く行かなければなりません。
     私は起家でした。ラス親は雀帝さんでした。東1局、私がのみ手を和がったかと思います。
     オーラス、雀帝さんは親で1回和がって、あがりやめしませんでした。ラス親で連荘して何とか食い下がりたい雀帝さんにしてみれば、当然でしょう。
     トップがあいなさん、2位が私で、差は3600点くらいだったと思います。確か3900点和がれば、トップになれたと思いました。しかし、私は、既に2確することを決め込んでていました。どうあっても、絶対に立直などしない、可能な限り守備のため、副露しない、という思いでした。
        二四五六八 DEFFGH 566
     7巡めくらいでしたか、自摸状態です。大会が終わった後、たんどんさんが牌譜を出したので、しっかり記憶に残りました。私は全く迷うことなく、5索を切りました。たんどんさんは、八萬切りだそうです。567の三色同順が見えるから、だそうです。
     しかし私の判断はこの場況で三色同順などいらない、早い聴牌で考えるなら当然5索切り、です。一二三四六七八九萬のどれを引いても聴牌です。一萬と九萬を引くと辺張で役無しになります。その時は手変わり待ちでしょう。二四六八萬を引いたら、断幺九狙いか平和手変わり待ちでしょう。三萬か七萬を引けば、文句無しの平和3面待ちです。私は運よく三萬を引きました。聴牌です。同巡、対面のもんさんから、栄和。
     2確和了しました。
     自信を持って、2確和了をしました。トップは僅差であいなさんでした。

    ●決勝第5戦
     大会が終わった直後に少し言いましたが、第5戦が始まった時に、私は、どういう戦略でいけばいいのか、全く判らなくなっていました。
     2位の雀帝さんとの差は9万点以上あります。トップを取る必要はない、ラスを引いたって優勝、役満1回振っても優勝、普通にハコになっても優勝、早く局を回したい、差し込んででも早く局を回したい、無理にガードを堅く守る必要もない、和がれるものなら和がろう、こんな感じでしょうか。
     つまり、もう私の優勝は殆ど決まっていたんです。私は常に「戦略」を立てて戦いに臨んできました。負けている時のまくりのロジック、勝っている時の守りのロジック、普段の対戦はもちろんのこと、予選でも準決勝でも、そして決勝でも、ずっと「戦略」ありきで戦って来ました。
     しかし、この決勝第5戦、ダントツトップの私は、Jgameでおそらく初めて、戦略がない状態、に陥ったのです。何をすればいいのか、攻めればいいのか守ればいいのか、何点とればいいのか、それがはっきりしない状態、そんな不安定で、もやもやとした変な気持ちです。こう書いても多くの方は、理解できないでしょう。
     「戦略」というバイブルを失った私は、滅茶苦茶な打ち方をしていました。第1打から完全ベタ降りするために、真ん中の中張牌を先切りしたり、かと思うと、大物手でなければ放銃しても優勝だとばかり、勝負に出たり、というちぐはぐさでした。
     またしても第4戦と同様、起家は私、ラス親は雀帝さんでした。東1局、私が親の時、もんさんが白を1鳴きでポンしました。この白の1鳴きポンの嬉しかったこと。もんさんは白のみで和了し、局を進めてくれました。今大会で、これが一番嬉しかったです。

     東2局でしたか、私はドラが二萬で、嵌三萬で聴牌。役牌が明刻であったと思います。終盤にさしかったきた頃、私の手牌の萬子。
        二四五六七七八九
     ここで六萬を引きました。
        二四五六六七七八九
     3面待ちをとってドラ二萬を切るか、九萬を切るか、大変に悩みました。全体に萬子が高い場で、下家のあいなさんにも、対面のもんさんにも六九萬、五八萬は危なさそうでした。六九萬の筋を3枚抱えているので、九萬切りは、危険に見えました。私は、ここで、ドラ二萬を切って、3面待ちをとりました。すかさず、上家の雀帝さんからロンの声。食い断+ドラ3だったか、役牌+ドラ3で、7700点の放銃でした。
     「堅く打たなければ・・」という思いとは裏腹に、「役満・三倍満・倍満クラスの放銃でなく、局が進めば、こんなに嬉しいことはない」という思いもありました。満貫を4回振ったって、たった32000点です。私のリードは10万点ですから。
     次の局、ドラの二索が配牌から暗刻でした。食い断に決めて打ち、対面のもんさんから7700点を和がりました。雀帝さんに放銃した分をもんさんから取り返した格好です。


     私は、あいなさんの捨て牌ばかりを気にしていました。真ん中の牌から切り出したりと、変則的に役決めで打っている感があったからです。その意味で、恐かったのはあいなさんだけでした。
     東4局、オーラスです。トップは雀帝さんで、私は2位、差は10000点以上ありました。
     ドラは東でした。1枚抱いていて「東と心中だな」と思っていたら、ラッキーにも重なりました。その後、聴牌。
        @@B 東東
     他の形は忘れました。@を切れば役無し嵌二筒待ち、Bを切れば@と東の双ポン。私はここで、Bを切って、立直をかけました。三筒と二筒が複数枚ずつ見えていて、三筒を切って立直ならば一筒が出やすいと踏んだのです。一筒は1枚切れ、東は見えませんでした。また、嵌張待ちにした場合には東を引いた時に辛いと思いました。
     ここでの立直の是非論は、私は判りません。「なぜにトータルでダントツトップなのに立直なのか」という思いもありますし「東は出ないから、立直をかけて一筒で和がるしかないでしょう」という思いもあります。
     私の思惑通り、私の立直牌に合わせて三筒が出て、その後、三筒、二筒と出て、完全壁になりました。残り1枚の一筒は掴めば出る筈。
     結果は・・・荒局して、私1人が聴牌で、他家3人はノー聴。私の2位で終わりました。
    あっけない最後でした。

     決勝第1戦決勝第2戦 決勝第3戦決勝第4戦決勝第5戦
    1位ひいい61100ひいい51500ひいい65900あいな48800雀帝58700
    2位雀帝28700あいな30200雀帝22000ひいい26800ひいい26000
    3位あいな25100もん21100もん21700もん22400もん21000
    4位もん5100雀帝17200あいな10400雀帝22000あいな13300

     

     決勝戦合計 
    1位ひいい231300優勝
    2位雀帝148600準優勝
    3位あいな127800 
    4位もん91300 


     私、ひいいが優勝しました。準優勝が雀帝さん、3位があいなさん、4位がもんさんでした。
     過去、こんなに楽に戦えた大会はありませんでした。完全に圧倒していたと思います。1位・1位・1位・2位・2位でした。
     (1)対々和の和了、(2)ドラ二萬の放銃、(3)最後の立直、など反省点やよく考え直さなければならないことはたくさんあります。
     しかし、個々の打ち方や攻め方、守り方よりも、私は第5戦で崩れてしまった自分の戦略のなさ、精神的な脆弱さということを最重要課題として検討したいと思っています。贅沢な悩みだと自分でも思うのですが、「最終戦、ダブル役満を和がらないと優勝できない」という縛りがある方が打ちやすいです。

     今大会は、予選から、あいな女王を倒すという強い意志と信念を持って戦ってきました。
     予選では、たんどんさんが回戦寸断で落ちたこと、しゅしゅあさんにボコボコにされたこと、3戦目は大勝したこと。準決勝では、しゅしゅあさんに一矢報いたこと、3戦目にトータルトップだったのにまだ通過に足りないと思ってトップなのにあがりやめしなかったこと、などが思い出されます。

     第2期牌王位戦では予選ブービー、第2期雀王戦でもブービー、第3期雀王戦ではビリ、という戦績で、「大会に弱い」と言われていましたが、今大会で優勝できて、本当に嬉しいです。

     今大会は、多くの方が観戦に見えて、打ち方を見て勉強していたように思えました。多くの人が高い向上心を持って、観戦されるていたこと、これもまた大変嬉しく思います。

     最後に、あいさんを始め、スタッフの方々、ありがとうございました。このような大会の場を設けて頂いたこと、心から感謝致します。


    ★第3回あいさん主催の大会予選・準決勝

     2002年8月25日、第3回感謝杯が開催されました。
     私は、観戦しました。
     準決勝合計 
    1位雀帝 優勝
    2位きょうか 準優勝
    3位あいな2002  

     20名で予選が行われ、準決勝シード3名を含む12名で準決勝が行われました。
     雀帝さんは、前日の牌王位戦予選・準決勝に続いての勝ち残りです。
     きょうかさんは、スタッフの予定でしたが、遅刻者の代打ちで入り、予選から好調、見事準優勝になりました。
     あいなさんは、準決勝第2戦まで厳しい戦いでしたが、第3戦、見事まくって3位に入りました。まくられたのは、katsu0522さん、惜しくも次点でした。
     あいさんのHPの に結果詳細が載っています。

     決勝戦は、雀帝さん・きょうかさん・あいなさん・ひいいの4名で、8月27日(火)20:00から開催されます。



    ★第3回あいさん主催の決勝戦

     第3回あいさん感謝杯の決勝戦が、2002年8月27日(火)20:00から8ロビで開催されました。
     決勝戦は、雀帝さん・きょうかさん・あいな2002さん、と前回優勝者の私、の4名で戦いました。
     私、ひいいの対戦記を書きます。

    ●決勝戦第1戦
     私、体調が優れなかったです。風邪とか熱ということではないのですが、頭に霞がかかったような感じ、いまいちすっきりとせず、もやもやした感じでした。こういう時には得てして大負けする感じがします。
     第1戦は初っぱなから雀帝さんが走ります。雀帝さんは起家でした。最初にあいなさんから11600を和がり、続いてきょうかさんからも出和がります。
     東2局、私は絶好のドラ3暗刻。五萬がドラで暗刻です。
         二三四四五五五@BD123
     ここから一萬をチーして、二筒受け、食い三色同順+ドラ3にします。
     トップ目の雀帝さんを狙おうかと思いましたが、あいなさんがABCをチー、二筒が1枚死にました。あいなさんが二筒を打牌、ちょっと迷いましたが、ここはロン。7700点を得ました。
     きょうかさんが自摸和して、あいなさんは持ち点2千数百点の飛びピンチでした。
     オーラス、きょうかさんが四萬をポン。私は二四萬持ちの嵌三萬待ちで断幺九+ドラ1の聴牌。立直して直撃でないとトップを取れません。四萬は場に3枚見えで、私が1枚使っているし、一二萬もそこそこ見えていたので、三萬は出やすい状況でした。しかし、直撃狙いなのに立直は辛い。ダマで構えていると、きょうかさんが三萬を1枚、そして数巡後、また1枚、切りました。これを見逃し。そして、立直に打って出ます。2枚見えたので、山残率は高く、雀帝さんが掴めば出ると踏みました。
     しかし、あいなさんが三萬を打牌。ここで和了すれば2確です。しかし私はこれを見逃しました。この局は和了放棄です。「5戦あるうちの1戦め、あと4戦あるんだから、2位だっていいじゃないか」というご意見もあるでしょうし、その気持ちが自分にも全くなかった訳ではありません。しかし、始めから2確をすることは、私は戦略上、損な行為だと思っています。非常に少ない可能性であってもトップを狙う心がけ、ウマがない分、オカの重さを考慮に入れて、見逃しました。
     結果、あいなさんが、ラス確で、第1戦は終わりました。雀帝さんトップ、私は3位でした。あいなさんにしてみれば、飛ばされるより少しでも点数を稼いでおきたい気持ちだったことでしょう。

    ●決勝戦第2戦
     雀帝さんがまたまた走り、気が付いたら終わっていました。焼き鳥でした。第2戦まで、私は放銃はなかったと思います。随分堅く打っていたと思います。決め手はないものの、危ないかなと思った終盤には聴牌を崩して守っていました。
     第2戦は、雀帝さんトップ、2位があいなさん、3位私、4位きょうかさんでした。
     ここまでの合計で、雀帝さん112000点、2位きょうかさん49000点、3位私48000点、すでに、ダブルスコアになってしまいました。「6万点以上の差」という重い現実が私の胸に突き刺さります。

    ●決勝戦第3戦
     ここでトップを取らなければ、または、雀帝さんを大きく潰さなければ、優勝への道は閉ざされると思い臨んだ第3戦。
     少しは堅さを崩して勝負に行かないと、道が拓けないと思って臨んだのがいけなかったのか、何回か放銃してしまいます。
     この第3戦で自分の印象に残った牌譜です。
        五七DEF4567888北北   ドラ:4索
     何を自摸ってこの形になったか忘れました(8索だったかな)。ドラ4索を切れば、三色同順の聴牌でした。しかし、索子が高い場であったことと、萬子の上の方の他家牌構成読みから、私は、五七 萬の搭子を落としました。北は2枚場に出ていました。
        DEF345667888北北
     6索を引いて聴牌。58索北の変則3面待ちですが、北はありません。索子を切りたくなく、うまく索子待ちで聴牌できた私は、立直をかけます。
     しかし、この立直判断がミス・・・。立直後、ドラ4索を掴み、切りたくなくても切らざるを得ず、中を鳴いていた雀帝さんに放銃しました。
     なぜ、北を切らなかったのか、今になって後悔します。
     もう1点、なぜ立直をかけたのか。索子で3面待ちならまだいいですが、実質2面、そして58索は4枚使いという愚形です。「2000点よりも多く、そして早く」と思った結果が放銃でした。
     きょうかさんが調子を上げて和がり、雀帝さんは守りに入っていました。
     結果、きょうかさんがトップ、私が2位、雀帝さんが3位、あいなさんが4位でした。
     3戦合計、1位雀帝さん135000点、2位きょうかさん103700点、3位私72600点、4位あいなさん48700点となりました。
     私から見ればトップの雀帝さんとはほぼダブルスコア、6万点以上の差があります。
     あと2戦ともトップ縛り、という大変苦しい状況になりました。

    ●決勝戦第4戦
     私は起家でした。私の親はあっさり流されます。トップを、しかも大きなトップを取らなければ優勝できない、6万点以上の差を埋めなければならない、大きなプレッシャーでした。
     役満を和がれば大逆転がありうる、と考えていました。途中2回ほど、四暗刻を目指します。トップ差3000点〜5000点ほどでした。四暗刻を目指す、しかし、完全四暗刻決め打ちでなく、ひよって三暗刻+αでもトップに立つチャンスを潰さない、そんな考えで打っていました。
     しかし役満などはそうそう簡単にできるものではありません。聴牌どころか、一向聴にもならずに潰れます。
     オーラス、私は3位で、トップとの差は7000点ほどだったと思います。起家の私はオーラスでは南家です。無理矢理、索子に染めました。門前で跳満、倍満も目指したかったのですが、2枚めの西を我慢できずにポン。白を引いて、聴牌します。
        11456南南白白白  西西西(ポン)  ドラ:(忘れました索子じゃない牌)
     この手、南が門風なので、南で和がれば満貫(混一色+南+白)でまくりトップですが、一索だとまくれません。一索自摸では、トップを取れない状況でした。
     終盤になり、白を引いた私は、なんと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・槓! (暗槓)
     槓嫌いの私が槓するなんて、と驚いた方もいらっしゃったと思います。事実、かなり追い込まれた場況でも、私は殆ど槓をしません。
     とにかく私はすがる気持ちでした。「槓ドラが3つ乗ればいい」なんていう虫のいいことは考えていません。暗槓で32符、4符と4符で60符になるので、それで一索を自摸っても、まくれると踏んだのです。
     結果は、非常に幸運にも、一索の嶺上開花自摸和。満貫(混一色+白+嶺上開花)を和がって、まくりトップを取りました。しかし、私は、この第4戦の結果に不満足でした。もっと大きな点でトップを取らなければ、最終戦を苦しくするだけです。西を鳴いたのが凶なのか、吉なのか、それは最終戦が終わらないと判りません。
     第4戦は、私がトップ、2位3位はきょうかさんとあいなさんが同点、4位が雀帝さんでした。
     第4戦までの合計は、1位雀帝さん156800点、2位きょうかさん128200点、3位私121800点、4位あいなさん73200点となりました。

    ●決勝戦第5戦
     第4戦が終わって、残り1戦しかないのに、3位。
     開始時、「まくります」と宣言して始めました。自分への喝でもあります。
     またまた私は起家でした。ラス親なら、和がりやめせずの連荘まくりも考えられますが、起家はきついです。
     トータルで3位の私は、1位の雀帝さんとの差が35000点。私は雀帝さんと15000点以上の差をつけてトップを取らなければなりません。
     起家で安手を和がりましたが、すぐに和がり返され(放銃し)て、点棒を失います。
     自分の手が思うように進まず、もの凄く苦しかったです。
     しかし、無理染めし、きょうかさんの白をロン、混一色+白を和がってトップに立ちます。

     ラス前(東3局)、親は雀帝さんでした。私はトップでした。私は、立直棒と場棒を一瞬足りとも逃さずに、自分が優勝できる点数をずっと計算し続けていました。
     平和+ドラ1で聴牌した私は、立直かけても仕方ない、荒局して親の聴牌を願い、次局にかけるつもりでした。ここで2000点や3900点を和がっても、雀帝さんに15000点の差をつけてトップにはなれません。安手を和がって局を進めてしまう 愚かな行為は、自分の優勝のチャンスを潰すだけです。
     雀帝さんが立直。立直棒が出ます。私は半ば降り気味に回し、聴牌を崩します。残り2牌という状況で、下家のあいなさんが切った牌(七索)をポン。形聴に取ります。すぐ自摸が回ってきたあいなさんが自摸切り、そして、雀帝さんが海底牌を自摸切り。六筒でした。それをあいなさんがロン。2600点でした。断幺九+河底撈魚だったと思います。
     「もっと大きな手を雀帝さんから和がってよぉ」という気持ちと「いや、よくぞ雀帝さんの点棒を減らしてくれた、感謝!」という気持ちの両方が混じり合いました。
     雀帝さんは、立直棒と放銃で、3600点のマイナスです。

     オーラスになりました。ラス親はきょうかさんでした。
     供託立直棒なし、場棒なし。雀帝さんには4800点差で私がリードしています。
        35000−20000−4800=10200点
     35000点がトータルでの差、20000点は私がトップ時のオカ、4800点が今の点差です。
     計算間違いがないか、自分で何度も確認します。
     自摸だと、満貫でも200点届かず・・・。直撃なら・・・5200点。待てよ、計算間違いしてないかな。もう1回確認、もう1回確認、もう1回確認。何度計算し直したことでしょうか。
     自摸なら跳満、他家和了でも跳満、直撃なら5200点。ならば5200点。絶対直撃を決め込みます。
     手は、断幺九+ドラ1です。二索の暗刻が鬱陶しい。平和に持っていくのは厳しい。他の役を付けるのはさらに厳しい牌姿。ならば立直かドラもう1枚か。
        萬子の順子 筒子の順子 22233778 (ドラ:忘れました萬子か筒子、1枚持ち)
     断幺九が確定しないといけない、立直+断幺九+ドラ1で5200点を直撃して逆転。私は、8索を切って立直しました。勝負です。
     3索と7索の双ポン待ちです。
     立直宣言牌8索を雀帝さんがいきなりポン。一発を消してくれます。一発があっても、自摸も、他家和了もしませんけどね。満貫しかないですから。こんな牌姿では絶対に裏ドラ期待での和了は、私はしません。
     「雀帝さん、出せ!!! 雀帝さん、出せ!!!」
     「自摸るなよ、自摸るなよーーーー」と自分に。
     「きょうかさん、あいなさん、出さないでーーーーー」
     「雀帝さん、出せ!!! 雀帝さん、出せ!!!」
     「自摸るなよ、自摸るなよーーーー」と自分に。
     「きょうかさん、あいなさん、出さないでーーーーー」
     「雀帝さん、出せ!!! 雀帝さん、出せ!!!」
     「出せ、出せ、出せ、出せ、出せ、出せ、出せ、出せ、出せ、出せ、出せ、出せ」

     出たああああああああああああああああああああああああ!
     七索!!!
     やったああああああああああああああああああああああああ!
     ロン!!!
     まくったああああああああああああああああああああああああああ!

     これまでも狙い撃ちの状況は数多く体験し、いい思い出も苦い思いでもたくさんありますけれど、私、「次に○○を自摸れ」とか「誰々が○○を出せ」とかいうことを念じることとか、強く思うことは、そんなにないんです。
     しかし、今回は、いや今回ほど、麻雀を打っていて、強く念じたこと、願ったことはありません。
     「すごい」とか「歴史に残る・・・」とか、観客のざわめく声を聞きながら、私は勝利の余韻にしばらく浸っていました。
     まくりました。
     200点差で勝ちました。
     大逆転でした。
     奇跡の勝利と言っていいと思います。
     第2戦後でも第3戦後でも6万点以上の差がありました。
     4戦合計3位から、最終戦での超大まくり200点差優勝。
     好調、雀一族のドン、ゴールデンクラブの会長、老練・老獪な雀帝さん・・・を、私が信念と執念で、まくり倒しました。

     常に5戦合計のことを考え、第1戦からそれぞれ自分が何点取らなければならないかの戦略を立て、2確に屈することなく、また、雀帝さんが走るならば雀帝さんを警戒して打ち、辛くても苦しくても最後の最後まで、絶対に優勝を諦めない気持ち、執念、が、私を優勝に導いてくれたと思っています。

     前回の決勝戦では、私のバカづきで、苦労なく優勝を得ましたが、今回は苦しみ抜いての優勝、もの凄く、嬉しいです。
     王位を防衛しました。また次の挑戦者、お待ちしております。
     私に挑戦したい方、あいさんのHPにて申し込まれて、予選と準決勝を勝ち抜いていらして下さい。
     決勝戦合計 
    1位ひいい176200優勝
    2位雀帝176000準優勝
    3位きょうか147500 
    4位あいな2002100300 


    ★第4回あいさん主催の決勝戦

     第4回あいさん感謝杯の予選・準決勝の方は、私は観戦しませんでした。
     2002年9月20日(金)21時から、あいさん主催の第4回感謝杯の決勝戦が行われました。
     IIKANJIさんだけはランクインしていないものの、各種大会でいい戦績を残しているのを見ていました。たれちゃんさんはトップ率堂々1位、そしてLOTO.6さんもトップ率7位で、2人とも私より上位。大会で、自分よりトップ率が高い人と当たることはあまりありませんでした。3人の中で、たれちゃんさんとの対戦回数が少なく、それがちょっと不安でした。
     たれちゃんさんは鳴き麻雀、私は別に鳴き麻雀は批判も非難もしません(オカルトは批判しますよ、失礼ながら)。現代麻雀において鳴きは有効な戦術です。事実、今回の対戦でも、初巡から中張牌のチーなどを見ました。しかし、序盤から中張牌のポンはなかったように思います。鳴き麻雀がよくないと主張する向きもありますが、いけないことではなく、牌効率の悪い人は副露によって有効牌を減らし、和了確率を狭めてしまうこと、序盤の中張牌のポンや、または槓などによって、牌構成読みの材料を与えてしまうこと、などがポイントだと思います。たれちゃんさんは無理染めが多かったように感じました。
     IIKANJIさんは、デジタルの私にでも、「勢い麻雀」というものを感じさせました。手の作りは強引で、弱く引かずに常に攻め続ける、大きく得点するか大きく失点するか、の丁半博打。配牌が悪いと途端に大人しくなってしまうという両極端さ。これに惑わされました。
     LOTO.6さんは、実年齢を存じませんが、年輩風の打ち方、じっくりした役作りをし、きっちりと抑える、という40代から50代の方に多い打ち筋です。LOTO.6さんとの対戦回数が最も多いので、打ち筋は判っていました。私にとっては、比較的対処しやすい打ち筋です。

     第1戦から、私は放銃しまくりました。最初は5800、次は3900だったでしょうか。2000点のバカホンを和がったのを覚えていますが、後は殆ど覚えていません。
     とにかく、他家3人の聴牌が早いことに驚いていました。私が一番早く聴牌したのは、全局中何回あったでしょうか? おそらく1回か2回ではないかと思います。
     負けが込むと、もう記憶も曖昧です。何戦めの何局かも記憶にありませんが、覚えている場面を想起します。

     下家の立直に対して、私は七対子一向聴。ここで三索をひいて聴牌、安牌の二索を切って地獄単騎の西待ちで追っかけ立直をかけました。次巡、五筒を掴んで下家に放銃しました。
     私は五八索待ちの立直。九索がドラで1枚使いでした。九筒を暗刻で持っていました。下家が私の待ちの五索を暗槓しました。焦った私は、九筒を引いて、しなくていい、いやしたらいけない暗槓をしてしまいました。槓振りで、下家にドラ4を放銃しました。
     高めを狙うもののなかなか手ができず、終盤降り打ちに入っていた私は、七筒3枚見え、八筒1枚見え、九筒3枚見えを確認して八筒を切りました。これで下家に放銃、振らなくていい場面で振りました。
     ずっとトータルでビリだったので、役満を何回か狙いましたが、形になったのは1回だけ。国士無双を聴牌しました。待ちは東。3枚切れでした。対面が立直。七筒を掴み、降りずに強打。放銃しました。
     最終戦の最終局、トータルでトップとの差は13万点ほど。3倍役満しかチャンスはありません。3倍役満というと・・・・四暗刻+四槓子+清老頭、か、大三元+字一色+四暗刻、くらいでしょうか。私の配牌、普通なら混老頭+対々和なのでしょうが、四暗刻+四槓子+清老頭を目指せなくもない手が来ました。とにかく鳴かないことだけに注意しました。しかし、四槓子って、裸単騎になるので、自摸和がりできないんですよね、などとくだらないことを考えているうちに和がられてしまい、あっけなく終了。
     5戦やって、ラスが4回、3位が1回という惨憺たる戦績でした。
     放銃が多く、自分の手が遅く、もうズタズタ、ボロボロの状態でした。「麻雀は放銃したら負け」を実践して表した感じです。
     たれちゃんさんへ、私は鳴き麻雀は別に恐くないです。副露が多ければその分、守りが緩み、逆手から討ち取るのは私の得意とするところです。次回、是非、リベンジしたいです。今回は完敗でした。
     

     決勝第1戦決勝第2戦 決勝第3戦決勝第4戦決勝第5戦
    1位IIKANJI66500たれちゃん♪51800 たれちゃん♪64700IIKANJI59300たれちゃん♪ 49300
    2位LOTO.622000IIKANJI27200 LOTO.631400たれちゃん♪30900IIKANJI 26000
    3位たれちゃん♪18100LOTO.623900 IIKANJI17000ひいい16500LOTO.623700
    4位ひいい13400ひいい17100ひいい 6900LOTO.613300ひいい21000

     HN合計点数 
    1位たれちゃん♪214800優勝
    2位IIKANJI196000準優勝
    3位LOTO.6114300 
    4位ひいい74900 

     優勝はたれちゃんさんでした。おめでとうございます。
     私は、第2回、第3回と2度にわたって王位の座についていましたが、今回完敗しました。

    ★第5回あいさん主催の準決勝

     あいさん主催の第5回感謝杯の予選・準決勝が、11月2日(金)21:00より9ロビで行われました。
     予選の第3戦から観戦しました。その卓で、あいなさんがオーラス四暗刻を自摸って大逆転、その卓でトップ、トータルでも大まくりを見せました。準決勝進出目前だったトップのなばさん、撃沈しました。
     前回、第4回の決勝戦で4位の完敗だった私は、準決勝シード選手でした。
     準決勝第1戦、私は3位、第2戦は2位、そして迎えた第3戦、トータルで大きく凹んでいて、6万点は欲しいところです。
     第3戦の対戦相手は、あいな2002さん、IIKANJIさん、★雫★さんでした。東1局、東2局と私がうまく和了しましたが、東3局、親の時に、★雫★さんに満貫を自摸られて、私はトップで32000点、★雫★さんが2位で30000点でした。東4局、ラス親は★雫★さんです。6万点にするには、オカを除いて8000点、満貫は欲しいところ。私の手はタンピン一盃口で、うまく持っていけば、タンピン二盃口も見えました。ドラは七筒。
       三三四四五五 (2)(3)(3)(4)(5) 77
     しかし対面のあいなさんが四筒を2枚切っており、場に一筒が3枚見えでした。私は、この手に六筒を自摸って、二盃口は諦め、三筒切りの立直!
       三三四四五五 (2)(3)(4)(5)(6) 77
     一四七筒の3面待ちです。四筒か七筒で、立直+断幺九+平和+一盃口で7700、自摸かドラ七筒か裏ドラ1個か一発で満貫の狙いです。もし全部が複合すれば、立直+一発+自摸+断幺九+平和+一盃口+ドラ1+裏1で倍満。まぁ、そんな都合のいいことは考えていませんが、安めの一筒は残り1枚しかないので、ほぼ7700を手中にしたつもりでした。
     その後、ラス親の★雫★さんが追っかけ立直を打ってきました。そして、次巡、★雫★さんが出しました・・・安めの一筒・・・。
     かなり迷いはありました。和了すべきか見逃すべきか? ★雫★さんの立直棒が出ているので、安め、裏なしで、3900+棒1000点、しかし裏1乗れば8700点。見逃せば自摸センで、3面待ちといえど、一筒は0枚、四筒は残り1枚、七筒(ドラ)は残り4枚で決して広くはありません。また、ドラが見えておらず、★雫★さんに放銃するか、自摸られれば逆転負けです。
     私は、3900+1000点を覚悟して和了しました。結果、予想通り裏は乗らずに、収入点4900点(プラス自分の立直棒)で、私の持ち点は36900点、オカ込みで、56900点となりました。この点数では6万点に3000点くらい足りないなあと思いつつも、他の上位者の点数いかんによっては決勝進出もありうると思っていました。
     結果発表・・・お決まりの3位と4位が最後に発表となりました。残るは、u001さんか私か。あいさんが「2900点差です」と発言。結果は、u001さんが59800点で3位、私が4位でした。決勝進出には6万点必要という事前計算はぴったり合っていたのです。最後がもし3900でなく7700なら、私が決勝進出でした。
     涙を飲んでの惜敗。しかし悔いはないです。オーラス、一筒を見逃すことは私にはできません。
     決勝進出者は、buffさん、LOTO.6さん、u001さんの3名でした。
     おめでとうございました。また、スタッフの皆様、お疲れさま、ありがとうございました。
     次回、リベンジをかけて、また参加させて頂きたいと思います。


    ★第6回 あいさん感謝杯予選・準決勝

     あいさん主催の第6回感謝杯の予選・準決勝が、12月7日(土)21:00より行われました。
     私は、前回、第5回では準決勝シードでありながら、次点で敗退し、決勝戦に進むことができませんでした。今回は予選からの参加となりました。
     24名の予選選手から10名が準決勝進出、私は予選通過目標を11万点と置きました。第1戦、早くをモットーに安手を和がりましたが、finepixさんにトップを取られました。私は2位でした。第2戦、雀帝さんが起家で私がラス親。私は、のみ手を4連続和了して和がりやめ。1人ですべてを和がって場を制しました。そして第3戦、トップでなくとも3万点くらい欲しい、少なくとも25000点、と思っていた私は、堅くなりすぎたか、あきしゃんとめくみさんにやられます。結果はビリの17400点、これで終わったと思いました。3戦合計で96500点。これでは足りないと思っていました。しかし、ボーダーは下がっていて、何とか予選9位通過。ラッキーでした。
     予選を通過したのは、上位から、finepixさん、@nabaさん、☆あきしゃん、のぶえyesさん、あらまあーさん、ozahiroさん、IIKANJIさん、pink-bellさん、ひいい、Kakaさんの10名でした。IIKANJIさんは国士無双を和がってのまくり予選通過でした。この人の勝負強さには舌を巻きます。
     続く準決勝で、第1戦、IIKANJIさんと当たった私は、とにかく彼のチャンスを潰すことにのみ注力して戦いました。なんとかトップを奪取。第2戦、シードのLOTO.6さんやベテランozahiroさんとの卓で僅差を制して連続トップ。2戦合計で私はトータルトップでした。第3戦では図った守りの打ち方と確和了で2確。準決勝1位か2位で通過と思っていました。しかし、のぶえyesさんがトータルトップ、そして2位はまくった@nabaさんで、私はギリギリ3位の準決勝通過となりました。

    ★第6回 あいさん感謝杯決勝

     あいさん主催の第6回感謝杯の決勝戦が、12月9日(月)21:30より行われました。
     対戦相手は、第4回・第5回と王位のたれちゃん♪さん、のぶえyesさん、@nabaさんです。

     前々回の第4回の決勝戦のことがどうしても思い出されます。副露が多くとにかく早いたれちゃん、大物手を早く作って勝負に出るIIKANJIさん、じっくり虎視眈々と役作りを狙うLOTO.6さん、この3人にボコボコにされ、何もできなかった情けない自分を思い出しました。

     対たれちゃん戦略をあれこれ考えました。確かに表向きの特徴としては副露が多い、後付けが多い、形聴が多いなどが上げられます。私は「序盤に中張牌をポンするのはタコ、槓は論外」と思っていますが、たれちゃんの鳴きはよく見ると、序盤に中張牌のポンはしていません。チーが主体です。早食いする人には食い断が多かったりするのですが、幺九牌を入れてのチーが多いのも特徴です。役牌、全帯幺、混一色が多い感じです。しかし、誰もあまり指摘しないたれちゃんの麻雀の特徴は、守りの堅さにあると思います。通常、食えば守りが弱くなるのが当然なのですが、たれちゃんは序盤に2つ鳴いてイケイケムードでありながらも危険を察すると、完全に手を崩してベタオリに転じたりします。他家が立直をかけて振ることは殆どありません。立直をかけずとも聴牌気配を察するととっとと降りてしまいます。たれちゃんの、危険度読みと攻守切替の速さこそが、Jgameトップ率首位の強さの直接要因であると思っています。早く攻めるが、守りに転ずるのも早いんです。
     私の麻雀は牌効率重視型麻雀。立直をかけたりすれば、待ち読みは非常に簡単なのです。捨て牌が素直なので読まれ易い。私は自分なりの対たれちゃん戦略を胸に決勝に挑みました。
     第1戦、私が安手を2回和がって、出だし好調、しかし東3局、@nabaさんが親で11600をたれちゃんから和がり、トップになります。オーラス、私は自摸か直撃でまくりの手を作り、愚形双ポンで立直、何とか自摸和してまくりトップを得ました。
     第2戦、起家の私に、いい手が続きました。7800、11700、9600と自摸和して、ダントツトップに。のぶえさんからドラ四索を鳴けたのも幸いでしたが、好配牌・好自摸がよかったです。全部自摸和というのも、2位から4位の点数にバラツキがないので、その後の対処もしやすく、早手で攻めていって、ダメなら即引くという戦略で、大きなトップを得ました。
     第3戦、自分が和了したかどうか覚えていません。放銃はしていなかったと思います。@nabaさんがトップをとり、私は3位、22600点でした。しかし、私のトータルトップは続いています。
     第4戦、堅くいかなければいけない状況で、東3局私は満貫を振ってしまいます。私は役なし嵌三索の聴牌をしており、守りの観点から立直はかけたくない、12223筒と持っていて、一筒が四筒か三筒に変われば断幺九の聴牌でした。上家から四筒が出れば鳴こうと思っていました。上家のたれちゃんは、東と中張牌をポンしていました。その上家のたれちゃんから四筒が出たので、四筒の筋と自分の二筒3枚持ちを信じて四筒をチーして打一筒、これをたれちゃんに放銃・・・対々和で満貫でした。
     オーラス、私は親で、3巡目に聴牌してしまいます。役なし辺七筒の待ち。和了を諦めて守りに徹するか、辺搭を崩してダマで平和でも作るか、親だし、負けているし、他家の降りを信じて立直に出るか、難しい判断で、迷いましたが、六索切り立直。これが失敗となりました。
     @nabaさんが巧みに回して七対子を聴牌、終盤七対子+ドラドラに放銃してしまいました。トップはたれちゃんでした。
     私は、大きく沈み、6700点のビリ。
     4戦合計で、私がトップなのですが、@nabaさんとの差は33000点、たれちゃんとの差は47800点、トップを取られれば、まくられでもおかしくない点差です。
     第5戦、私は起家になって喜んでいました。しかし・・・南家の@nabaさんが満貫を自摸和。私が親かぶりで、差は12000点。@nabaさんは後1000点上乗せしてトップになれば、まくり優勝、これには焦りました。しかし、東2局たれちゃんが和了、連続して東3局にも親でたれちゃんが和了して、トップに。私にとっては、トップがたれちゃんになったことで、精神的にずっと楽になりました。
     オーラス、のぶえさんの親で、私はダマで図った3確・・・単騎を切替ながら、最終形1223索の中膨れ単騎でたれちゃんから出和がり、優勝を決めました。
     第2回、第3回と私は連続王位でした。
     第4回、決勝戦で完敗を喫し、瀕死の重体となりました。
     第5回、準決勝で敗退して苦渋を味わいました。
     今回第6回、第4回・第5回の連覇王たれちゃんを敗って、3回ぶり3回めの王位に復帰できて、本当に嬉しいです。

     え、たれちゃんを敗った戦略は何かって? それは秘密です。へへへ。


    ★第7回 あいさん感謝杯決勝

     大会名称:第7回感謝杯 決勝戦
     開催日時:2003年1月11日(土)21:00〜

     準決勝を勝ち抜いたのは、IIKANJIさん・雀麗さん・y-tuさんでした。この3人と、私、ひいいが決勝を争いました。
     5戦やって・・・私がまともだったのは、第1戦だけ・・・。
     第2戦、親のy-tuさんの立直にドラ南を放銃して親満、さらに、その後、自分が親の時にIIKANJIさんに跳満を放銃して、ドボン。
     第3戦、第4戦、第5戦と放銃多く、y-tuさんに西でメンホン振るし、IIKANJIさんに三色振るしで、もう、ボロボロ状態。
     第4戦までの合計で、トップのy-tuさんに10万点以上の差をつけられて、最終戦は役満縛りで臨みました。四暗刻くらいしか見えない手・・・一所懸命狙うんですけどねぇ、いいとこ四向聴止まり、ぶっぶぶ。ひよって、七対子に切り替えても聴牌すらしませんでした。
     優勝は、y-tuさんでした。おめでとうございます。
     次回、準決勝シードなので、また決勝に勝ち登って王位奪還したいです。


    ★第8回 あいさん感謝杯準決勝

     2003年2月1日、第8回あいさん感謝杯の予選・準決勝がありました。
     今回は、準決勝が5戦になりました。
     準決勝シードの私は、第3戦で11600と親満を放銃して、2900点の得点でピンチ。しかし、第4戦奇跡の親倍自摸で、ダントツトップをとり、4戦合計でトータル2位になりました。
     しかし、しかし、最終第5戦、よしxxさんに図ったまくりをされ、800点差で次点4位、決勝進出ならず、でした。
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