| 歯周病は深く静かに進む |
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最近朝目覚めるとお口の中がネバネバする、歯ブラシをすると歯茎から血が出る、歯茎の色が悪くなってきた、冷たいものがしみる・・・これらの経験がありませんか? これらは歯周病(歯槽膿漏)または、前段階の歯肉炎の症状です。自覚症状があまりないため 、気づかないうちに悪化していきます。そのため日本人の約50パーセントが歯周病で歯を失い、成人の80パーセントに何らかの歯周病の症状があると言われています。 歯周病の原因は何? 歯周病の原因は歯垢(たべかす)です。歯ブラシが雑であったり歯並びが悪い人は歯と歯の間に歯垢が溜まり、次第に普段の歯ブラシでは除去できない歯石になります。それが歯と歯肉の溝に 溜まって歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)という細菌の溜まり場を作ります。 歯周病はそこで炎症をおこし歯肉が化膿し、ひどくなると骨を溶かす病気です。このように骨が溶けていくと、ますます歯周ポケットが深くなって細菌が溜まりやすくなります。 どうすれば防げるのでしょうか? (1)歯周病の防止は何と言っても歯ブラシで歯垢を取り除くこと。 歯石になったら歯科医院でとりましょう。 定期的な検診をおすすめします。 (2)歯茎のマッサージをして血行をよくしましょう。血行がよくなると治癒力が高まります。 歯周病自己診断チェック 1. 歯磨きの時、血が出る。 2. 歯肉がふくらんでいる。 3. 歯肉が赤い。 4. 歯肉がムズムズする 5. 歯が少し動く。 6. 冷たいものがしみる。 7. 歯肉が時々腫れたり痛んだりする 8. 最近、歯が長くなった気がする 9. かなり歯が動く 10. 口の中が粘っこい 11. 口臭がする 12. 歯と歯の隙間ができている チェックが3つ以上・・初期の歯周病になっている可能性があります。歯科医院で検査してもらいましょう。 チェックが5つ以上・・歯周病が進行していると考えられます。一刻も早く歯科医院に行き適切な処置をしてもらいましょう。 |
| 歯の着色について |
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以前「芸能人は歯が命・・・」というCMがあったように、やはり白い歯には憧れがあると思います。しかし、歯の色は人それぞれ違いますし、人種によっても違いがあります。日本人は白人と
比べて少し黄色がかっていると言われています。このような一般的な範囲での違いのほかに原因があって歯の色がかわる場合があります。 歯の色がかわる原因には外因性と内因性の原因に区別することができます。 外因性の原因・・・多くの着色の原因が外来性のものです。歯のエナメル質の表面の着色で、これはコーヒー、ワイン、茶渋、タバコのヤニによるものが多く、歯ブラシで 取ることはできませんが歯科医院での歯冠研磨(PMTC)で取り除くことができます。 内因性の原因・・・大人の歯ができる3歳から4歳の間に大きな病気や抗生剤の連続投与されると歯の色や形に影響が出ることがあります。もうひとつの原因は歯の神経の治療の後に変色することがあります。また外傷などで歯をぶつけた場合も神経に内出血がおこり変色することがあります。 神経をとっている歯は歯の中に空洞があって脆いので、一般的には上から白い歯をかぶせるのが一番ですが、もともと虫歯が小さい場合などは歯を削らずに薬剤で白くすることができます。これをホワイトニングといいます。 ホワイトニングには、歯科医院で行うものと、患者様の自宅で薬液をいれたマウスピースをはめてもらう方法があります。もともと歯の色が黄褐色や黒ずみがある場合や加齢的に変色をした歯にも生きた歯を削らずにホワイトニングによって白くすることができます。 すこし黄色がかっている歯は程度にもよりますが比較的簡単に2段階ほど白くなります。 しかし、患者様が考えている白さと歯科医の考えている白さには差がある場合がありますし、ホワイトニングでは白くならない場合もありますので必ず主治医と話し合って 行って下さい。 |
| 小児歯科Q&A |
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今回は、お子さんの治療を行う際にお母さんから、よく受ける質問をまとめてみました。 Q1:永久歯へのはえ代わりが遅く心配なのですが歯科を受診した方が良いのでしょうか? A1:心配であれば歯科を受診したほうが良いと思いますが、基本的に歯のはえ代わりにはかなりの個人差があります。男の子の歯の生え変わりの時期は以下の通りです。(女の子はこれより2ヶ月ほど早くはえます) 上の真ん中の歯: 7歳 上の2番目の歯: 8歳5ヶ月 上の3番目の歯: 10歳10ヶ月 上の4番目の歯: 10歳 上の5番目の歯: 11歳 上の6番目の歯: 6歳8ヶ月 上の7番目の歯: 13歳3ヶ月 下の真ん中の歯: 6歳3ヶ月 下の2番目の歯: 7歳3ヶ月 下の3番目の歯: 10歳2ヶ月 下の4番目の歯: 10歳2ヶ月 下の5番目の歯: 11歳4ヶ月 下の6番目の歯: 6歳5ヶ月 下の7番目の歯: 12歳5ヶ月 稀に4、5番目の歯がもともとない場合があります。 心配であれば、レントゲン写真で確認をしましょう。 はえ代わりが1年遅いと萌出遅延と呼び歯の生え変わりが遅いと判断しますが、永久歯は乳歯よりの歯の生え変わりにバラツキが大きく、1年遅いからすぐに処置をするということはなく、レントゲン写真をとって、歯の根の状態を確認しまだ歯のはえる力が残っているようならそのまま経過を観察します。 Q2:フッ素は何歳から塗れば良いのですか? A2:歯科で塗布するフッ素は早ければ1歳頃、上下で合計8本くらい生えた頃、または1歳6ヶ月ころから塗るのが良いと思います。 1週間間隔で3回ほど年に数回(定期健診時の年に3,4回)塗ることで良い効果がえられます。フッ素は塗ることで歯の表面を少し強くする薬です。 生えて間もない歯が一番フッ素を取り込むことができます。 塗ることで良い効果がえられます。 ただし、フッ素塗れば虫歯にならないわけではなく、少し虫歯になりづらくなるだけです。普段の歯ブラシはしっかりと行いましょう。 Q3:乳歯が上下反対の噛み合わせで生えています。このままで大丈夫なのでしょうか? (11ヵ月 女の子) A3:こういう歯並びを「反対咬合」と言います。乳歯の時に反対でも、ほとんどの子は永久歯が生えるとき正常咬合になります。ご両親が反対咬合ですと顔の形が似てくるのでチョット心配ですが、そうでなければ、あまり心配しないでいいと思います。永久前歯が崩出したときに反対なら、そのときは早めにかかりつけの歯医者に相談しましょう。 |
| 虫歯って母子感染?? |
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生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には、虫歯菌はいないのです。実際には3歳児では50%以上の子供に虫歯ができています。では、いつ頃から、どうして虫歯菌が住みついてしまうのでしょう。 それは残念なことに、いつも身近にいるお母さんからもらってしまうのです。赤ちゃんが使うスプーンをうっかりなめていませんか。お母さんのお箸で一緒に食べさせていませんか。自分の食べているものをかみ砕いて赤ちゃんに与えたりしていませんか? こんな所からお母さんの虫歯菌が赤ちゃんの口の中に移っていきます。虫歯は遺伝するのではなく虫歯菌に感染するのです。お母さんが一度口にいれたスプーンや箸などを赤ちゃんの口に入れるだけでも感染してしまうのです。 しかし、いろんなものをなめたりしてしまう赤ちゃんの事、すべての感染を防ぐ事は難しいでしょう。そこで、感染源である周りの人達の口の中の虫歯菌をなるべく少なくする事で対処していく方法があります。特に、お母さんのお口の中の虫歯の治療をし、定期的なクリーニングを受け、お口の中の虫歯菌を減らすことが重要です。赤ちゃんと最も長時間接しているのがお母さんである為、母子感染が最も多いのですが、生活を共にしている家族でも同様です。 お父さん、おじいちゃん、おばあちゃんにも協力してもらいましょう! ちょっとの努力でかわいい赤ちゃんが虫歯で苦労することなく育つことができるのですよ! |
| 食習慣が虫歯に及ぼす影響について |
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虫歯はミュータンス菌(悪玉菌)が砂糖などの糖や炭水化物をとると体内に取り込み分解し発酵させて酸をつくり、その酸によって歯のエナメル質が溶かされ虫歯となります。この歯を溶かす現象を脱灰といいます。つまり脱灰の時間が長かったり、酸性度が強いほど虫歯になるリスクが高くなります。 食事をとると歯垢ができ、お口の中は酸性に傾き脱灰がはじまります。食後約二十分間は虫歯菌の働きがもっとも盛んになります。 では、食事をとるたび虫歯になるかというとそうではありません。この後唾液が歯に付着した歯垢や細菌を洗い流しお口の中を中和して徐々に中性の方向へ変化させます。 唾液の中にはカルシウムやリン酸イオンを含んでおりそれらが軽い虫歯に再付着し固まります。これを再石灰化といいます。規則正しい食生活ではこのサイクルを繰り返し虫歯になりにくくなります。しかしこのバランスが崩れたとき虫歯になります。 どのような時にこのバランスが崩れるかというと、おやつなどダラダラと食べつづけていると、脱灰の時間が長くなり、再石灰化を上回って虫歯になります。また、睡眠中はお口の中の唾液の量が少なくなりますから虫歯になるリスクは高くなります。そのため就寝前の間食は厳禁ですし、毎食後と寝る前の歯磨きが重要なことがおわかりだと思います。 また、唾液の分泌量や細菌の数、免疫能力は様々な個人差がありますから再石灰化を過信しなでください。 |
| 歯は毎日磨いている |
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「歯は毎日磨いている、しかし虫歯になる・・・」よく病院で患者さんから聞く言葉です。日本人の98%は毎日歯磨きをしているそうです。しかし 日本人の虫歯の数は他の先進国に比べても多いといわれています。虫歯はいろいろな要因がからみあってできてきます。その1つ1つを考えていくと上手な予防のヒントがみつかるとおもいます。 歯の質・・確かに虫歯になりやすい人となりにくい人がいます。生まれつきの性質は変えることは難しいですが、改善することはできます。 ・だ液に含まれるカルシウムは歯のエナメル質を少しずつ修復しています。そのため口がわかないように口を開けっ放しにしない。 ・フッ素の応用(フッ素入り歯磨き・歯科医院でのフッ素の塗布など)。 糖質・・虫歯菌は砂糖を取り込んで酸を出し、歯を溶かしていきます。 ・食事をして約20分がもっとも細菌が活発に活動します。食べたらすぐ磨く。 ・代用甘味料の応用(キシリトールは菌が取り込んでも酸を出さない。) 細菌・・虫歯の原因菌はミュータンスレンサ球菌で人間の口の中にはかならず住んでいます。しかし数を減らすことはできます。 ・歯についている食べかす歯垢は、細菌の巣です。歯を磨くというよりは細菌をとるつもりで磨きましょう。 ・完全に歯垢を取り除くのは困難です。定期的に歯科医院で専門的な口腔清掃(PMTC)を行いましょう。 ・歯垢が固まると歯石になりもう歯磨きでは取れません。歯科医院で取りましょう。 時間・・砂糖が長時間お口にあるといつまでも細菌は酸を出し、歯を溶かしつづけます。また寝ているときに細菌は活発になります。 ・食後、寝る前の歯磨きをしっかりする。特に寝る前が大事。 ・規則正しい食生活。だらだらと間食をしない。 |
| キシリトールについて |
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「フィンランドの子供は日本の子供よりも虫歯は少ない・・・」とういうキシリトールいりガムのTVコマーシャルを見かけますが、なぜ虫歯予防に効果的なのかはといったことはあまり知られていないと思われます。 キシリトールは天然素材の甘味料で、白樺や樫を原料にして主にフィンランドで生産されています。身近なところではイチゴ、ラズベリーやレタス、ほうれん草、カリフラワー等にも含まれ、体内でも肝臓で1日に5から15g生産されています。WHOでも認められ安全な甘味料とされています。 虫歯の予防について考えてみましょう。 そもそも虫歯はミュータンス菌(悪玉菌)が砂糖などの糖を体内に取り込み分解し発酵させて酸をつくり、その酸によって歯のエナメル質が溶かされ虫歯となります。
一方、キシリトールの場合、ミュータンス菌(悪玉菌)は砂糖などの糖と同じようにキシリトールを取り込み虫歯の原因となる酸を作ろうとしますが、うまく酸を作ることができません。取り込んだキシリトールを体外に出しますがそれをまた体内に取り込みます。取り込んだキシリトールは栄養にならず、逆に取り込むことにエネルギーを消費していきます。 |
| タバコをやめて健康な歯茎を |
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タバコを吸うヒトは、吸わないヒトに比べて約3倍も歯周病にかかりやすく、約2倍も歯が抜けやすくなります。一方タバコをやめることにより歯周病は大いに改善が期待できます。 口の中は、喫煙によって一番最初に影響をうける器官です。 喫煙者のお口の中は・・・・・ *歯面へのタール(発ガン物質)の付着。 *メラニン色素が多く付着して歯茎が黒くなる。 *ニコチンの影響で毛細血管が収縮し歯肉は暗紫色。 *歯周病が進行しても出血などの症状が現れにくい。 *歯肉が線維性でゴツゴツした感じになり厚くなる。 などの特徴があります。 歯周病に対して喫煙者の歯茎はニコチンや一酸化炭素によって毛細血管に収縮がおこり血液の循環が悪くなります。それにより血液中の白血球がもつ免疫機能や治癒力を弱めることになります。この傾向は20代、30代の喫煙者ですでに明らかで、注目されています。 口腔清掃が同程度に行われていたとしても、喫煙者では歯周病の罹患が高いことも注意が必要です。一方歯周病の治療に際しても、喫煙者の治療効果は非喫煙者に比べて、明らかに不良なことも示されています。 |
| 口臭について |
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日本人はきれい好きな民族といわれています。とくに嫌なにおいに対して敏感なそうです。 ある調査結果によると、気になる他人のにおいで一番なのが男女78%のヒトが口臭と答えているそうです。 口臭の原因は大きく分けて4つあります。それぞれ対処法が違ってきますのでテェックしてみてください。 1.生理的口臭 誰にでも生理的な口臭は存在します。口臭と唾液は密接な関係があり唾液が少なくなると口の中の自浄作用が低下し細菌が増殖していきます。そのため唾液の分泌が少なくなる起床時や精神的ストレスによっても唾液の分泌が抑制されますから口臭がします。緊張しているとき口臭がするのはこのためです。これらの口臭は、寝る前や起床時の歯ブラシ、緊張時に水分を補給することで緩和することができます。 2.口の中の病気 歯周病により、出血や膿がでているときは強烈な口臭の原因になります。特に、歯周ポケット(歯と歯茎の溝)が4mm以上あると口臭を感じやすくなります。歯科医院で歯周病の治療を行うことで緩和することができます。また、舌の表面を見てみて白や黄色になっていることがあります。これは舌苔といって口臭の原因になる汚れです。歯ブラシではなく市販の舌ブラシやタオルで掃除してください 3.食べ物による口臭 においの強い食べ物やお酒を飲んだ後も口臭がひどくなることがある。これは口の中に残っているだけでなく、においの元が吸収され血液を介して肺から吐き出されているので、口の中をきれいにしてもにおうことがあります。 4.内科系の病気 慢性胃炎、蓄膿症、糖尿病、肝臓病、腎不全、などが口臭がともなう病気です。 |
| 口内炎 |
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「口内炎」は1週間程度で自然に治るものがほとんどですが、2週間以上たってもよくならない場合や痛みがひどい場合、症状が繰り返して起こる場合は受診しましょう。 【原因】 (1)機械的損傷 入れ歯が合わない時や、歯並びが悪く粘膜にあたる時、熱いものを食べ、火傷した時、口腔内の粘膜が乾燥している時。 (2)口腔衛生不良 水分や食事の摂取が不十分で、唾液の分泌が不足している時 歯みがきやうがいなど口の中を清潔にすることができない時。 (3)全身状態の低下 病気や過労などで体力が衰えている時、食事がとれずビタミン不足(特にビタミンB2)貧血など、栄養状態が悪い時、抗生物質やステロイド剤を多く使用している時、白血病や再生不良性貧血などの病気がある時などに口内炎ができやすくなります。 (4)ストレス ストレスの溜まる生活をしている場合は、口内炎の発生率が高いということが明らかにされています。また、多くのストレスがかかっている時は、身体の免疫システムは影響を受けて、口内炎ができやすい。病気や過労などで体力が衰えている時。 【治療法】 大きく分けて、1.薬物療法 2.レーザー治療などがあります。薬物を塗布したり、うがい薬でよくうがいしていただく事で、早期に痛みを和らげることができます。しかし、うがいをしたり口をゆすいだりしたら薬が取れてしまい、なかなか治りがおそいこともあります。また、口内炎は接触痛があり、食事をする時などはつらいものです。 この口内炎の治療に最近応用されているのがレーザー治療です。レーザー光自体に殺菌効果がありますので、口内炎の部分に1分くらい光を照射するだけで、接触痛は瞬時にとれてしまい、照射した直後から効果があらわれてきます。 |
| 小児の歯の外傷について |
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怪我をした直後にどんな処置をしたかでその後の治り方に違いがでてきます。 ここからは、口の中の怪我についてお話していきます。口の中の怪我の種類別に対応を整理しましょう。 歯が折けたり、抜けた場合の予後は、直後の対応によって左右される部分があります。今は関係ないと思っていらしても頭の片隅に覚えているかどうかで治り方が違ってくると思います。 歯の動揺 さわらない。 歯が動いている時にはそれ以上さわらないようにしましょう。 歯の脱落 乾燥させない。 きれいな状態であればもう一度もとの位置に戻すこともできます。よごれていても自分では洗わずそのまま乾燥させないように注意して歯科に持参します。もしあれば生理食塩水、なければイオン飲料水(cf.ポカリスェット)や牛乳にいれて持って行きます。抜けた歯をお口にいれたままでもいいです。水道水はお勧めできません。 歯の破折 さわらない。 折れた破片があればもっていきましょう。 ポイントは、「汚さない、無理に動かさない、乾燥させない」です。 破折した歯の処置 歯の破折があればその処置を行います。破折の程度によって、しみないように薬品を塗布する、欠けたところに合成樹脂を詰める、神経をとる、などの処置になります。必要に応じて、麻酔を施します。 また、破折の程度が著しく保存が不可能な場合は抜歯になることもあります。 抜けそうな歯の処置 まず正しい位置に歯を戻し(=整復)、動かないように固定します。 一度抜けてしまった歯でも保存の状態によっては、もとの位置に戻すことが可能です。完全に抜けてしまった歯はもとに戻す前に神経をとってしまい、内部を薬剤で閉鎖することもあります。 |
| 歯並びを治す矯正治療には適切な時期があります |
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歯並びを治す矯正治療には適切な時期があります。 歯並びを治す治療を矯正治療といいます。最近の矯正治療の発達は目覚しく、現在では子供から大人まで、矯正治療が可能です。とはいっても矯正治療には適切な時期があります。矯正治療はゆっくりと歯を少しづつ動かして悪い歯並びを治して行くのですが、歯の動きは大人よりも子供、子供でも高校生よりも小学生のほうが早く動きます。 ただし年齢が早ければ早いほど良いといったものではなく、歯並びのタイプによって矯正治療に最も適切な時期が異なります。 一般的には歯並びだけに問題のある場合は小学校5,6年生頃の大人の歯に全部生え変わりが終わってからがよいでしょう。 咬み合わせやアゴの骨に問題のある場合は、アゴの成長をコントロールして上アゴと下アゴのバランスを取ることも行います。ですから顎の成長にあわせて治療を開始するのがいいと思います。上顎は7歳から8歳にかけて活発に成長し、下顎は11歳半ばから2−3年成長を続けます。小学校の2,3年生から治療を行うのが適切な場合が多いといえます。しかしいずれにしても個人個人で矯正治療に適切な時期は異なりますから、お子さんの歯並びが気になるようでしたら一度かかりつけの歯医者さんに見てもらって、矯正治療の適切な時期について相談してみて下さい。 何といっても一番大切なことは“本人が矯正の必要性を感じていること”です。矯正にはそれなりのデメリットもあります。本人が「今のままではイヤ、綺麗になりたい」と願わない限り治療に対する協力が得られませんので、所定の効果が得られなかったり、折角治ったように見えても後の保定を拒否して後戻りという結果になります。その意味で矯正の開始時期は、本人および家族が必然を感じた時ということになります。 |
| 赤ちゃんの歯 |
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Q1.歯が生えてくるのがほかの子と遅いようだけど大丈夫? A1.歯が最初に生えてくるのは下の前歯で、生後6〜8ヶ月頃からといわれています。しかし、この時期に生えてこなくてもご心配はいりません。こどもの成長には個人差と言うものがあり、3〜4ヶ月ぐらいの差はよくあることです。また、稀ですが真中の歯からではなく少し横の歯から先に生えてくることもあります。 自分の子供のこととなると誰でも非常に気になるものです。よく見てあげれば少し盛り上がっていませんか? 新しい歯が生えてくるのをお子様と一緒に楽しみに待ってあげてください。ただし、1歳のお誕生日を過ぎてもまだ生えてこなければ一度歯科医院で診てもらいましょう。 Q2.歯磨きはいつぐらいから始めればいいのですか? A2.むし歯にしたくないからといって、この時期から無理矢理にゴシゴシと歯ブラシを使う必要はありません。というのはこの時期にお口をあけてもらうのは至難の業。しかも、お口の中の粘膜もデリケートです。イヤイヤされているうちに傷つけてしまっては大変です。最初はそんなに気を使わなくても大丈夫なのです。なぜならこの時期は唾液がいっぱいあふれているはずです。唾液の中には虫歯菌を殺菌する作用も含まれており、その中に浸かっていれば普通はむし歯にはなりにくいのです。 また、この時期は離乳食の時期ですから、繊維質の食事をきちんと与えていれば、そう心配は要らないのです。食べた後にガーゼで拭うくらいで良いのです。実際に歯ブラシを少しずつ使い始めるのは下の歯が4本生えてから、もしくは上の歯が生え始めるくらいからでしょう |
| 妊娠中の注意 |
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ご存知でしたか? 歯の元となる「歯胚(しはい)」は妊娠7週目ぐらいからでき始め、4ヶ月ごろから固くなってきます。つまり、うまれるずっと前から歯は遺伝子情報という設計図を元に作られているのです。 さらに、出産間近には、永久歯の元もでき始めます。ということは、歯の質の強い、弱いということの鍵を握っているのはお母さんの妊娠中ということになります。そこで、妊娠中は丈夫な歯を作るという観点からも、偏らない、バランスの取れた食事を心がけましょう。 必要なのはよく言われているカルシウムだけではなくて、たんぱく質やビタミン類も大切です。 妊娠中は歯や歯ぐきが悪くなりやすいようです。妊娠中に歯が悪くなるのは、つわりによって嘔吐してしまったり、嗜好が変わって食事が偏ったり、生活が不規則になりやすいことからくるものだと考えられています。 そのために、妊娠中は「妊娠性歯肉炎」という病名があるほど特に歯ぐきが悪くなりやすいようです。はみがきができない様ならお茶でのうがいや、食後にキシリトールガムをかんでよく唾液を出して、それを循環させたりするようにしましょう。唾液の中には、むし歯を予防したり、歯周病を予防する力があります。 妊娠中は赤ちゃんの歯も作られる重要な時期ですから先にふれたように、バランスの取れた食事を心がけてください。そして、安定期に入ったらかかりつけの歯医者さんで健診を是非受けてください。もし、痛みそうな歯があればこの時期に治療を受けておくことをおすすめします。何故かというと、妊娠後期になると消炎鎮痛剤が使えなくなるので、この時期に歯や歯ぐきが痛み出すと大変困りますし、ましてや分娩中に歯まで痛み出したら・・・考えるだけでもぞっとします。また、虫歯菌は口移しの食事で子供に感染するという怖い報告もありますので早めに治療しておくにこしたことはありません。 妊娠中からよい環境をつくり、健やかなあかちゃんを授かってください。 |
| 妊娠中の治療 |
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Q. 妊娠しているのですが歯の治療は大丈夫ですか? A. 妊娠中の歯科治療は可能です。 痛みを我慢してストレスをためるよりは、歯科治療を受けて快適に日常生活を過ごすほうが母体にも胎児にも良いと考えられています。但し、妊娠中であることを主治医に告げることは忘れないでください。 治療は妊娠中期の(5ヶ月〜8ヵ月)の安定期がよいでしょう。この時期であれば通常の歯科の治療はほぼ可能です。妊娠初期(1ヶ月〜4ヶ月)は応急処置のみにし安定期になってから治療を再開します。また妊娠後期も(8ヶ月〜11ヶ月)も応急処置のみで出産後6〜8週後に治療を再開しほうがいいと思います。 レントゲンのX線ですが、被爆防御のガウンを着用しておれば胎児への影響は限りなく0に近いといわれています。しかし、お母さんの心理的ストレスなどを考慮しますと避けるほうがいいのではないでしょうか。 歯科麻酔は局部麻酔です。通常量の使用では母子ともに全く影響はありません。リラックスして麻酔の処置を受けましょう。歯科医師は通常より痛みを与えない様に配慮します お薬に関しては原則として妊娠中に投薬はしません。ただし痛みがひどい場合は我慢することが逆におなかの中の赤ちゃんに悪い影響を与えるため、産婦人科の先生と相談した上で投薬することもあります。 |
| 子供のおしゃぶり |
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Q. おしゃぶりはどのくらいでやめさせればいいのですか? A. おしゃぶりを使ってはいけないということはありません。 確かに泣き止むのが早かったり、寝やすかったり、お母様がたの育児ストレスの軽減という意味ではよい道具であるとも言えますよね。 ただし、おしゃぶりは母乳育児に対してデメリットが大きいので注意が必要です。 吸い方の浅いおしゃぶりに慣れると、深くくわえるおっぱいと吸い方が異なるため、乳頭痛の原因になることがあります。また、2歳半ごろになると、上下の奥歯が生え始めます。この時期におしゃぶりをすることで、上の前歯を前に押し、下の前歯を下に押すと同時に、おしゃぶりが入ったまま奥歯をかんでいる状態になって、歯並びやかみ合わせに影響を与えることがあります。 乳歯が生えそろう3歳を過ぎたら、長時間のおしゃぶりや指しゃぶりを減らして、そろそろやめさせるようにしていきましょう。 日本小児科学会や日本小児歯科学会から見解が発表されましたのでご紹介いたします。 〈1〉言葉を覚える1歳を過ぎたら常用しないようにする。 〈2〉遅くとも2歳半までに使用を中止する。 〈3〉おしゃぶりを使用している間も、声をかけたり一緒に遊んだりして子どもとふれあう。 〈4〉4歳以降もおしゃぶりが取れない場合は、情緒的な面を考慮して小児科医に相談する。 というものです。 上手に使えばよい道具ともなりますので、使用法に注意するようにしましょう。 |
| 虫歯でないのに歯がしみる |
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Q. 虫歯でないのに歯がしみるのはなぜですか? A. 歯周病などで歯肉が下がったり、間違った歯ブラシの仕方を続けていたりすると、エナメル質の中にある象牙質がむき出しになります。すると冷たい物などの刺激が歯の神経に伝わり、しみるような痛みを感じます。これが、知覚過敏という病気なのです。 虫歯でもないのに、冷たい水を口にすると歯がしみたり、歯を磨く時に歯ブラシが当たって痛い・歯がしみるといった、知覚過敏の症状でお悩みの方が結構おられます。大人の5人に1人が悩んでいる病気といわれています。 知覚過敏が悪化すると、歯ブラシでも痛みを感じるようになり、しみる所を磨くのが苦痛になってきます。そのままにしていると、虫歯や歯周病の原因となる歯垢が取れなくなり、様々なトラブルにつながります。 治療方法としては、MSコートと言う(テレビCMで有名なシュミテクトの強力な物)塗り薬があります。週に1回塗布する治療を3〜4週繰り返します。生体親和性に優れた素材(レジン=プラスチックのような物)で表面を覆う方法もあります。また、レーザーを照射したりして感受性を弱くする方法を試みます。ほとんどの場合はよくなりますが、程度のひどい場合は神経を取らなければならないこともあります。 知覚過敏症の根本的な原因の多くは歯周疾患です。できるだけ早く、歯科医院で適切な処置を受けられる事をお勧め致します。 |
| 歯茎の黒ずみ | ||||||
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Q. 歯茎が黒ずんでいるのですが大丈夫ですか? A. 一般に歯肉(歯ぐき)は、ピンク色をしていると思われています。しかし人により皮膚の色が様々なように、歯肉の一部が黒くなっている場合があります。これはメラニン色素(皮膚のほくろと同じもの)が、歯肉に付着しているのです。多くの場合放置しておいても特に問題はありませんが、気にする人も多く見受けられます。歯肉の茶褐色の黒ずみは、メラニン色素が粘膜の下、0.5mmくらいのところに沈着しているためです。日焼け、喫煙、食物の刺激によりだんだんと濃くなっていきます。もともと、メラニン色素の多い人、肌の色が黒い人は、とくに顕著です。 遺伝的要因にその後の生活習慣が加わって、メラニン色素沈着が、徐々に増えていきます。 歯肉が黒くなる原因としては
レーザーを照射してメラニン色素細胞の含まれている歯肉の層を除去することにより、歯肉の色を白く綺麗に することができます。 レーザーを照射すると数回でこの色素がなくなり、ピンク色のきれいな歯肉になります。術中、術後の疼痛などはありません。 当然、治療後も、生活習慣が変わらなければ、再発します。約2年くらいで、また黒ずんできます。このへんの、程度、期間については、個人差が大きいです。 |
| 電動歯ブラシの種類 | ||||||||||||
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Q. いろいろな種類の電動歯ブラシが売られてますがどのようにちがうのですか? A. 最近様々な種類の電動歯ブラシが売られていますが大きく分けて3種類あります。
お勧めとしては、私個人の見解ですが、音波歯ブラシが歯磨きのテクニックも必要なくプラークがよく除去できると思います。 |
| 乳歯の神経と永久歯の神経 |
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Q. 乳歯の神経をとると永久歯にも影響があるのですか? A. これは私たち歯科医からすると意外な質問なのですが、「乳歯の神経をとると永久歯の神経も無くなってしまう」と考えているお母さんたちが割りと多いことに驚きます。これは間違いです。というのは乳歯と永久歯は別の存在なのですから。どの先生でも神経はなるべくとりたくないと考えています。それでも乳歯の神経をとるということは、それなりの大きな虫歯がそこにあるからです。それを放っておくほうがよほど永久歯に悪影響を及ぼします。 歯の神経が悪くなったままにしておくと、歯の中が徐々に腐っていって、そのばい菌が骨の中に溶け出していきます。すると、乳歯の下の骨の中にはできかけの「永久歯のたまご」がありますから、それに感染してしまうことがあるのです。その影響にはいろいろあり、永久歯が茶色に変色してしまうことや、変形して生えてくることや、最悪の場合には永久歯のたまごが死んでしまって永久歯が生えてこなくなってしまう事があります。また、乳歯が生え変わりの時期よりも早く抜けてしまって、スペースが小さくなり、永久歯の歯並びが悪くなることもあります。 乳歯の神経をとった後には永久歯との生え変わりの邪魔にならないような、乳歯用のつめる薬を使うので、生え変わりにも問題ありません。ただし、神経をとったらその歯はきちんと最後まで治療を続けてください。途中で治療をやめてしまうと余計に悪くなることもありますので、そこだけは注意してください。 |
| 乳歯の後ろから永久歯 |
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Q. 下の乳歯の後ろから永久歯が生えてきたのですが大丈夫ですか? A. 乳歯が永久歯と生え変わる仕組みは、下から永久歯が生えてきますと、永久歯の先端から特殊な酵素が出てきて、先にあった乳歯の根っこを溶かしていきます。つまり、見た目には変化がありませんが、見えないところ(歯ぐきの中)ではどんどん短くなってくるのです。 稀にこの交換がうまくいかない時があります。永久歯が乳歯の根っこを溶かす段階で、偏側的に働いた場合、根っこの側方面が深く残ったりすると、ぐらぐらしているのに、抜けないで、さらには、永久歯がその残っている乳歯を避けるようにして生えてしまう為に、ゆがんで生えていきます。 このような場合には乳歯を抜く必要があります。けれども、乳歯が後ろから生えたとしても、グラグラがかなり強ければ自分で抜くことも可能です。この場合には清潔にすることを心がけてください もし、後ろから生えたとしても、じゃまになっている乳歯を早く抜いてやれば永久歯は移動をはじめて、あるべき位置まで前に出てこようとします。稀にしっかりといつまでも乳歯が残っているケースでは、注意が必要です。 永久歯が遺伝的に欠落していたり、永久歯の発育が悪いこともあり確認する必要があります。 このような場合は、永久歯列が完成するまで待って、最終的方針を決める必要があり、定期観察が必要になります。 |
| 乳歯の歯磨き |
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Q. 乳歯が生えてきたのですが歯磨きはいつから始めればいいのですか? A. むし歯にしたくないからといって、この時期から無理矢理にゴシゴシと歯ブラシを使う必要はありません。最初はそんなに気を使わなくても大丈夫なのです。なぜならこの時期は唾液がいっぱいあふれているはずです。唾液の中には虫歯菌を殺菌する作用も含まれており、その中に浸かっていれば普通はむし歯にはなりにくいのです。 また、この時期は離乳食の時期ですから、繊維質の食事をきちんと与えていれば、そう心配は要らないのです。実際に歯ブラシを少しずつ使い始めるのは下の歯が4本生えてから、もしくは上の歯が生え始めるくらいからでしょう。 1歳児の歯磨きのポイントは (1) 歯みがきは1日1回寝る前に! 「食べたらみがく」が理想ですが、1歳代はむずかしいもの。口の中に汚れが残ったまま寝ると虫歯になりやすくなるので、寝る前に1回みがければよしとしましょう。 (2) みがく時間は1回1分の短時間勝負 歯みがきは1回3分などと言われますが、そんなにさせてくれる1歳児はほとんどいません。高望みしなくても、1歳半で1回分みがければ、まずは上できです。 (3) 歯みがき粉は使わなくてOK はみがき粉を使うのは、ひとりでうがいができるようになってからが目安。1歳児は大人ほど歯が汚れてないので、歯ブラシに水を湿らせて使えば十分です。 (4) パーフェクトを目ざさない 完璧に、とがんばりすぎると、つい力が入って子どもが痛がってしまうことも。最初はうまくできないのがあたりまえ。 (5) 上の前歯を中心にポイントみがき 赤ちゃん時代にいちばん虫歯になりやすいのは、上の前歯2本。みがくときはこの2本を中心にし、歯と歯の間、歯と歯ぐきの境目をしっかりみがいてください。 |
| 歯が茶色に着色 |
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Q. 歯が茶色に着色してきましたが、お茶などと関係があるのですか? A. 歯の表面であるエナメル質は微細な構造をしている為に様々な汚れが付着します。 コーヒー、漢方薬、紅茶、お茶、タバコ、など色素沈着を起こすものを、嗜好する人はどうしても、着色しやすくなります。 まして、漢方のように煎じた物は着色しやすいと考えられます。また、お茶だけでなく、食べ物からも着色をおこします。大人であれば、コーヒーやもちろんタバコでも着色をおこします。これらの着色は、薬の副作用などによる内部からの着色ではなく、表面的なものなので、たとえ歯磨きでとれなくても歯医者さんでは落とすことができます。 ただ、多くの人は、歯石もこびりついていることが多く、歯石は、さらに着色しやすいので、着色を除去される前に歯石除去されたらいいと思います。 保険適用では、歯石除去されたときに歯冠研磨と言って、ペーストを用いて歯のあくT研磨してもらえます。 ただ、神経を取った後の変色(暗紫色)や、薬物や代謝異常による先天的変色歯には、この方法は、無効です。 小さいお子様でも歯に着色はみられますが、3歳以下の小さいお子様ならあまりあわてずに、少しおりこうさんになってからでも遅くはありません。 けれども、私の診療所におみえになった患者さんの中には、着色といわれて診てみると、茶色の虫歯だったことが何度かありますので、一度かかりつけの歯医者さんに診てもらうとよいでしょう。 |
| スポーツマウスピース |
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スポーツにはケガがつきものです。 特に動きの速いスポーツ、コンタクト(接触)の多いスポーツでは、顎(あご)や顔面領域のケガの発生率が高くなっています。マウスガードを装着することで、顎(あご)や顔面領域のケガを防ぐことが出来ます。 マウスピース(マウスガード)は、外からの衝撃から歯と歯の周りの組織を守ることを目的としています。歯の破折や、顎の骨折、口の中・口の外の軟組織のケガを防止するものです。脳震盪(のうしんとう)の予防にもなります。 歯全体を覆うためか、結果的に装着時に咬み合わせを高めることがあります。 マウスピースを使用した結果、筋力アップや重心の安定化、パフォーマンスの向上などの効果があらわれたケースが日本スポーツ歯学会などで報告されています。長野五輪スピードスケートの金メダリスト、清水選手もマウスピースを装着して成績を伸ばした一人です。 マウスガードは、上顎の歯につけることが多いのですが、スポーツによっては下のほうにだけ、あるいは上下につけることもあります。マウスガードにはスポーツ用品店などで販売されている簡易型のものもありますが、口をあけるとすぐに落ちてしまったり、正しい咬み合わせができず顎関節(がくかんせつ)を痛めるなど、かえって危険なことがあります。歯科医院で型をとって精密に作るものが安全です。 マウスガードの多様な効果 歯の保護 口腔・口唇周辺部の裂傷予防 顎部の骨折の予防 顎関節の保護 脳震盪の予防 多くのスポーツ選手は、パワーを出すために歯を食いしばります。 マウスガード装着時の食いしばりは、マウスガードをすり減らしてしまいます。 マウスガードは少なくとも1年に1回はすり減りや破損をチェックして、いたんだものは作りかえることをおすすめします。 |
| ながらみがき |
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歯磨き状況をみると96%の人が毎日歯磨きを行なっているそうです。女性は毎日3回以上磨く人が多いが、男性は1日1回だけしか歯磨きをしない人が多く、また、昼食後の歯磨きをする人は10%に達していないのが現状のようです。 年代別にみると若い世代ほど歯を磨く回数も多く、時間も長いようです。高齢になるに従って、唾液の分泌は抑制され、補綴処置も見られ、自浄能力も低下することから、口腔清掃がさらに必要になってきます。 しかし、高齢になるに従って歯磨き時間や回数は減少して、そのために益々口腔内は不潔になるという悪循環をきたしてしまます。 「3・3・3歯みがき」をご存知ですか? 「1日3回、食後3分以内に3分間みがく」という歯みがきの目標です。しかし、みがく習慣が身についていなければ、なかなか実行は難しいものです。 何かと時間に追われて忙しく、簡単な歯みがきで終わってしまうという方には、まずは「ながらみがき」でゆっくりみがくことをお勧めします。例えば新聞を読みながら、テレビを見ながら、お風呂に入りながらみがくのはいかがでしょう。みがく時間を作ってしっかりみがくことが大切です。 ゆっくりみがく習慣がつけば、次は「今、歯ブラシがどの歯をみがいているのか」を意識しまがらみがいてください。歯垢をかき出すように、すみずみまでみがきます。漠然と歯ブラシをくわえているだけでは、きれいになりません。正しい歯みがきを心がけましょう。 |
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