【予選合計】

	予選第１戦合計		予選第２戦合計		予選第３戦合計
1	今だ！！	56700	MS-07B-3	104100	ぴおん♪	132300	準決勝進出
2	MS-07B-3	51600	ゆうの姫	96200	MS-07B-3	127100	準決勝進出
3	ゆうの姫	51200	今だ！！	88700	ゆうの姫	124000	準決勝進出
4	蘭ぁぃ	50900	ぴおん♪	86300	今だ！！	117300	準決勝進出
5	雀剣	46400	雀剣	75500	atozuke	102900	準決勝進出
6	ミーコ	39400	ミーコ	71800	酒屋のおやじ	100800	準決勝進出
7	Bear510	35200	酒屋のおやじ	71000	火輪	98500	準決勝進出
8	火輪	31100	火輪	70500	雀剣	97500	準決勝進出
9	英ひで	30100	蘭ぁぃ	67000	ミーコ	97100	準決勝進出
10	リンネルンド	24800	元祖kanaepon	65100	Bear510	95800
11	比奈♪	24000	Bear510	49000	比奈♪	89400
12	atozuke	24000	atozuke	48900	元祖kanaepon	88500
13	ぴおん♪	23900	英ひで	44400	蘭ぁぃ	88000
14	【妖刀】国重	20400	比奈♪	44200	【妖刀】国重	86500
15	酒屋のおやじ	18600	【妖刀】国重	42900	雀麗	65600
16	jako-ten	17800	jako-ten	42300	jako-ten	65400
17	雀釜	15800	夏見花火	36100	英ひで	62800
18	元祖kanaepon	14200	雀麗	35600	夏見花火	56500
19	夏見花火	12700	雀釜	34900	雀釜	55500
20	雀麗	11200	リンネルンド	25500	リンネルンド	48500

　予選第１戦、各卓でトップを取った、今だ！！さん・MS-07B-3さん・ゆうの姫さん・蘭ぁぃさん・雀剣さんが、トータル１位〜５位となりました。

　予選第２戦、各卓で、ゆうの姫さん・酒屋のおやじさん・MS-07B-3・元祖kanaeponさん・ぴおん♪さんがトップを得ました。MS-07B-3さんとゆうの姫さんは連続トップでした。
　トータルで、１位MS-07B-3さん・２位ゆうの姫さん・３位今だ！！さん・４位ぴおん♪さん・５位雀剣さん・６位ミーコさん・７位酒屋のおやじさん・８位火輪さん・９位蘭ぁぃさんとなりました。

　予選第３戦、各卓で、比奈♪さん・atozukeさん・Bear510さん・【妖刀】国重さん・ぴおん♪さんがトップを得ました。ぴおん♪さんは連続トップでした。

　結果、予選３戦合計で、１位ぴおん♪さん・２位MS-07B-3さん・３位ゆうの姫さん・４位今だ！！さん・５位atozukeさん・６位酒屋のおやじさん・７位火輪さん・８位雀剣さん・９位ミーコさんとなりました。
　atozukeさんは、第３戦でトータルまくりの予選通過です。
　惜しくも次点に泣いたのは、Bear510さんでした。残念でした。

　比奈♪さん・元祖kanaeponさん・蘭ぁぃさん・【妖刀】国重さん・雀麗さん・jako-tenさん・英ひでさん・夏見花火さん・雀釜さん・リンネルンドさん、今回はお力を発揮できず残念でしたが、次回、またチャレンジして下さい。
　予選３戦合計上位９名が、準決勝に駒を進めました。

【準決勝合計】

	準決勝第１戦		準決勝第２戦		準決勝第３戦
1	雀剣	51500	ゆうの姫	82400	ゆうの姫	135300	決勝進出
2	ゲゲゲゲ！！	49300	ゲゲゲゲ！！	78900	雀剣	119800	決勝進出
3	今だ！！	45700	雀剣	78200	MS-07B-3	98000	決勝進出
4	atozuke	31100	MS-07B-3	73900	ゲゲゲゲ！！	97900
5	ぴおん♪	27500	酒屋のおやじ	73000	酒屋のおやじ	93400
6	火輪	25700	今だ！！	64200	今だ！！	91500
7	MS-07B-3	24900	火輪	59700	tirorinn	82400
8	ゆうの姫	23700	ミーコ	46200	ぴおん♪	77700
9	酒屋のおやじ	23700	atozuke	46100	atozuke	75200
10	ミーコ	23300	ぴおん♪	44800	火輪	74900
11	持杉　ドラ夫	21100	tirorinn	39200	ミーコ	72200
12	tirorinn	12500	持杉　ドラ夫	33400	持杉　ドラ夫	61700

　準決勝第１戦、各卓でトップを得た雀剣さん・ゲゲゲゲ！！さん・今だ！！さんが１位〜３位になりました。

　準決勝第２戦、１８卓ではゆうの姫さんが大きなトップを得ました。１９卓では酒屋のおやじさんがトップ、２０卓ではMS-07B-3さんがトップでした。
　２戦合計で、１位ゆうの姫さん・２位ゲゲゲゲ！！さん・３位雀剣さん・４位MS-07B-3さん・５位酒屋のおやじさんとなりました。

　準決勝第３戦、１８卓では、トータル順位３位の雀剣さんとトータル順位４位のMS-07B-3さんがぶつかりました。この卓を雀剣さんが制しました。
　１９卓では、トータル順位首位のゆうの姫さんとトータル順位２位のゲゲゲゲ！！さんがぶつかりました。ゆうの姫さんがトップを取り、ゲゲゲゲ！！さんの点数は微妙。結果を待ちます。
　１８卓と１９卓で上位陣がつぶし合いになっているので、２０卓のメンバにもチャンスはありました。この卓でtirorinnさんがトップを取りますが、トータルで不足でした。
　１８卓、１９卓でそれぞれトップだったゆうの姫さんと雀剣さんが当確。
　あと１人が問題でした。

　準決勝３戦の結果、１位ゆうの姫さん、２位雀剣さん、３位MS-07B-3さんとなりました。
　ゲゲゲゲ！！さんは次点で４位、なんと、３位のMS-07B-3さんと１００点差の超惜敗でした。たった１００点が明暗を分けました。

　第４０期牌王位戦予選・準決勝リーグ（水無月杯）を制したのは、ゆうの姫さん。第３８期以来２度目の決勝戦進出となりました。
　準優勝は、雀剣さん、第３７期牌王位です。
　３位は、MS-07B-3さん、初参加で決勝戦進出となりました。
　☆.｡.:*･ﾟ☆.｡.:*･ﾟ☆おめでとう☆.｡.:*･ﾟ☆.｡.:*･ﾟ☆。

　３名の方は、決勝戦進出となり、また、次回の牌王位戦の準決勝シード権を得ます。

　決勝戦で待ちかまえるのは、現牌王位、雀帝王（第３９期牌王位）です。
　２回目のチャレンジのゆうの姫さん、千葉の老獪雀士雀剣さん、ニューフェースMS-07B-3さんの３人が、長い雀歴を持つ雀帝王に挑戦します。どなたが牌王位になるのか、決勝戦、楽しみです。

　今回の決勝戦はメンバもよく、いい決勝戦を期待しておりました。
　今回、久々に辛口論評をしたいと思います。
　あくまで、ひいいの私見であり、「牌王位戦はこうでなければならない」ましてや「麻雀はこうでなければならない」と言うものではありません。人にはそれぞれ、麻雀に対する考え方があります。

　私が麻雀を観戦していて「うまい」と思うのは、場況認識と打ち方が合致しているかと言う点です。
　負けている時に鳴かずにじっくりと高めを目指して手作りする、勝っている時にベタ鳴きや立直せず、危険を察知したら守りに徹する、こういう打ち手が好きです。
　手なりで何がまずいか、負けているのに安手で和がる、勝っているのにさらに（無理に）和がろうとする、このようなところを見てしまうと、「あぁ、もったいない」と感じてしまうのです。

　第１戦、それまで安手２和了があり、東２局、親のMS-07B-3さんは親満を自摸りました。次局東２局一本場、MS-07B-3さんは６巡目に辺七萬待ちのみ立直をかけます。親満を自摸ったら守りにかかるのが常道、私だったら６巡目だし、ドラも見えていないので辺搭を崩し、ダマで和がれる形に変えます。他家の聴牌気配を察したら、とっとと降りて点棒を守ります。結果論はどうでもいいのですが、雀剣さんが切ったドラをゆうの姫さんがポンし、MS-07B-3さんはゆうの姫さんに７７００＋３００を放銃してしまいました。

　牌王位戦における場況認識は、荘内ではなく、トータル点数で考える必要があります。
　第１戦でゆうの姫さんが大きなトップを得ました。
　迎える第２戦、ゆうの姫さんを討ち取る大きな和了を目指すことが他３人の目的になります。東１局、MS-07B-3さんが雀帝さんから一発で満貫を和がりました。これはｏｋです。東２局、雀剣さんはダマで２０００点を和がりました。これがよくないと思います。雀剣さんにとって、ゆうの姫さんとの差は８万点近くもあるのです。優勝を目指すなら手作りをする必要があります。そしてこの荘のオーラス、雀帝さんがラス確をします。ゆうの姫さんに連続トップを与えなかったという意味で、結果はよかったのかもしれませんが、一盃口に立直をかけ、裏１乗って５２００でラス確ですから、より高めを目指した手作りが必要だったのではないかと思います。

　第３戦、ゆうの姫さんが爆発。ゆうの姫さん以外の３人は台風が過ぎるのを待つしかありませんでした。特筆すべきは、東３局です。親のゆうの姫さんが客風の西を１鳴き、一筒をポンした時に、東をMS-07B-3さんと雀帝さんが１牌ずつ持っていました。２人ともしばらく東を止めて打っていましたが、結局、雀帝さんが東を抑えきり、MS-07B-3さんが放銃しました。MS-07B-3さん、東を切る時に長考していました。リスクを充分考えたことでしょう。MS-07B-3さんの手牌は綺麗なタンピン形に揃ってしまい、この放銃は仕方なかったと思います。よく抑えきった雀帝さんを褒めるべきでしょう。「序盤で客風の１鳴きはよくない」は私の中の格言です。役を読まれるからです。今回はなかった思いますが、「序盤で中張牌（特に中寄り）のポン」も愚かな行為だと思っています。
　第３戦の結果、トータル点数で首位のゆうの姫さんが168900点、２位MS-07B-3さん80900点、３位雀帝さん70200点、４位雀剣さん40000点となりました。１強３弱となり、１位と２位でダブルスコアとなりました。

　第４戦、MS-07B-3さんは大物手を狙って奮闘していたと思います。雀剣さんがラス親で２和了してまくりますが、小さいトップでした。１３万点近くの差があるのに、小さなトップでよかったのでしょうか。

　第５戦、東１局、雀帝さんがダマで自摸って２０００点を和がります。これを和がらなければ、起家のゆうの姫さんが三面待ちの２９００を和がったことでしょう。点差が大きいので、１局１局で大物手、役満を目指さなければ優勝はありません。東２局、東３局と、ゆうの姫さんがあっさりと流しました。
　そして迎えたオーラス、雀剣さんは中張牌を切り捌いて、四暗刻か国士無双狙いに見えました。しかし、發を鳴いてしまいます。雀帝さんは萬子を集めますがやはり鳴いてしまいます。跳満程度ではまくれません。ラス親のMS-07B-3さんは、平和の二五萬待ちで立直をかけますが、ゆうの姫さんの二萬を見逃します。終わった後で、MS-07B-3さんに見逃した理由を聞いたところ、「一発でしか和がるつもりはなかった」とのこと。MS-07B-3さんとトップのゆうの姫さんの点差は、7500点でした。立直＋平和で2900、裏１乗ると5800で終荘。裏ドラが乗る確率は、あの手牌だと２７％くらいしかありません。「裏ドラが乗るとトップ確定で終わってしまうから」と言うことを理由に和がらないのなら、立直をかけない方がよかったのではないでしょうか。
　この最終戦、雀剣さんが跳満を自摸ってトータル２確で、ゆうの姫さんに優勝を献上してしまいました。

　なんか超辛口になってしまいました。
　メンバがよかっただけにあえて辛口です。
　配牌にも自摸にも恵まれ、１３回も和了しまくり、要所できっちり抑えきったゆうの姫さんを褒めるべきであり、役満直撃でも届かない点差において、優勝を狙うべきかという疑問も当然よく判ります。
　雀帝さんは、和了が少なかったのですが、放銃も２回と少なく、よく守りました。
　MS-07B-3さんは、放銃が９回と多かったのですが、「仕方ない放銃」と思うものが多かったと思います。特に四暗刻一向聴のドラ切りは不可抗力を思います。また、後半は和がらずにスルーも何回か見られ、点差状況をよく把握していたと思います。
　雀剣さんは、結局２トップであり、エンジンがかかるのが早ければチャンスが充分ありました。

　優勝は、ゆうの姫さん。☆.｡.:*･ﾟ☆.｡.:*･ﾟ☆おめでとう☆.｡.:*･ﾟ☆.｡.:*･ﾟ☆
　ゆうの姫女王の誕生となりました。第３８期に次いで２度目の決勝戦で優勝を決め、初めての王位を獲得しました。第７期ミーコ女王、第１９期雀麗女王、第２１期道明寺　司★女王、以来久々４人目の女王となりました。
　準優勝は雀剣さん、第３７期牌王位でした。３位は雀帝さん、惜しくも王位防衛ならずでした。４位はMS-07B-3さんでした。今回が初参加でした。
　優勝したゆうの姫さんには次回決勝戦シード権が、２位〜４位の雀剣さん・雀帝さん・MS-07B-3さんには次回準決勝シード権が与えられます。

　次回、第４１期牌王位戦（文月杯）は、７月２３日（土）に開催予定です。

　今回の決勝戦５戦での和了回数と放銃回数です。